昨年、人間ドックで大腸がん検査にひっかかってしまったために大腸内視鏡検査を受ける羽目になったのですが(こちら)、今年も同じ大腸がん検査に引っかかってしまい再検査をすることになりました。
去年の再検査では異常は見つからなかった*1ので、今年も大丈夫だろうと再検査せずにやり過ごそうかと思ったのですが、それでもやはり検査に引っかかる以上はなにかあるかも知れないなと思いなおして胃腸科へとしばらく通うことにしました。
でまあいろいろと簡単な検査や問診とかをしたのですが「パッと見だととくだん問題はなさそうだよね」という結論になりましたので、じゃあやっぱりちゃんと検査しましょうかというところに落ち着きました。またお尻とカメラがランデブーするのか....とあんたんたる気持ちになりましたが、でも調べないでいてのちのち困ることになったらいやなので検査を受けることにしました。
大腸内視鏡検査というのはお尻からカメラを侵入させて大腸の中をカメラでのぞくぞ！という検査でして、本来はなにかが出ていく一方のお尻にカメラを逆走させるというたいへんアグレッシブな検査です。去年は「50錠の巨大な下剤を2Lの水で飲み干す」→「カメラ逆走」という流れでしたが、今年は錠剤ではなく何やら粉のようなものを2Lの水に溶かして飲むことになっていました。
朝から2時間かけてその水溶液を飲むことになっていたので8時から飲み始めたのですが飲み始めてびっくり。
これ超まずい....。
まずいというかなんかもう決定的にダメな味なんです。鉄分を含む塩水みたいな味なんですが、もう一口飲んだだけで吐き気を催すくらいのまずさ。もう100ml飲んだだけで体が飲むことを拒絶し始めるほどのひどい味でした...。その後もがんばって1.5Lを飲んだのですが、もうそこから一口も飲みたくないし、見ただけでえづいてしまうくらい拒絶反応を示すようになってしまいました。
1.5Lでもかなり頑張って飲んだんですけどね..。
しょうがないので病院に「下剤がまずくてもう飲めない」と電話で泣きを入れて飲むのを勘弁してもらいました。
ひさびさにあんな殺人的にまずいものを口にしましたよ。
そして午後2時から病院で検査をしていただいて無事問題ないことを確認してきました。
当初の検査に引っかかってしまった理由は分からないけど大腸には問題ないよとのことでした。よかった、よかった。ただ、検査前に弱い麻酔を打ったせいか検査後にものすごい具合が悪くなってしまいましたが、30分くらい休んでいたらそれもすぐによくなりました。ものすごい吐き気に見舞われて倒れるかと思いましたよ...。検査よりも怖かったです。
そういえば先生から「大腸、すごくきれいだったよ（はーと）」と言われたのですが、喜んでよいものかどうか...。
それはそれとして、昨年は2つあったポリープも無くなっていたそうですしどこにも異常のない完璧な大腸だったそうなのでとりあえず安心しました。
来年こそ、人間ドックで引っかかりませんように。
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*1:ポリープが2つ見つかったのですが、検査の結果、いずれも良性だったため問題なし扱い
