増田(はてな匿名ダイアリー)にこんなエントリーが上がっていました。
ブログを3年近く続けている人が近くにいる。その人は、日々の実感を書いているのだが、どうもブログを続けていることを「えらい」と思っているようだ。
でも、よく分からないのは、その人が「なんのために」ブログを続けているのかだ。
文章能力を高めるためにつけているとしたら、それは違うと思う。誰も訂正してくれない文章を延々と書き続けても、ある程度のところまでは能力があがったとしても、それ以上は続けても能力は向上しないように思う。
気晴らしにするならいいが、「続けてる自分はえらい」という部分が不思議でしょうがない。
ブログを書くためにも1日30分とか使い続けているらしい。その時間を別のこと(自分が本当に能力を高めたいこと)に費やす方がいいのではないのだろうか。
http://anond.hatelabo.jp/20130911125217
わたしは3年間休まずになにかを続けること自体はすごいなと思います。
わたし自身もブログを書くことを続けていますが、自分でやってみてその大変さというかめんどくささはよくわかっています。だから、続けていることはすごいと思うのですが、一方で続けることそれ自体がいろんな人に「えらいね」と褒められるようなことかと問われたら決してそうではないと思います。
本来は続けることは手段であって目的ではありません。もしくは結果であって目的ではありません。
これを書いた人も書いているように「なにかを上達する手段として毎日やり続ける」というのもそうですし、たとえば「好き過ぎて止められなくて毎日やり続ける」というのもそうだと思いますが、続けること自体は手段であり結果です。もちろん続けること自体が目的だという場合もあるのでしょうが、それこそ続けることは自己満足以上のなにものでもないです。
ちなみにわたしがブログを続けるのは続けることそれ自体が目的なので、続けることをえらいなんて考えたことはありません。
むしろ「こいつ暇人だなあ...」とか「他にやることないの?」とか思われているんだろうなというネガティブな考えがわいてきて死んだ魚のような目をすることはよくあります。まあ別にいいんですけどね...。
というわけで、続けることそれ自体は別に褒められるようなすごいことじゃないよというのがわたしの意見です。