1. プレイ時間 - 26時間20分
2. ジャンル - アドベンチャー+RTS
3. 機種 - PlayStation 4
4. 感想
[良かった点]
(1) 引き込まれるストーリーと魅力的な登場人物
(2) 繰り返すことで物語が見えてくるという構造が好き
(3) 戦闘がわりとおもしろい[悪かった点]
(1) 最終的には苦手なストーリー展開になった
もともとプリンセスクラウンやオーディンスフィアといったアトラスのゲームが大好きだったので発売前から気になっていて、さらに発売直後から大変評判がよかったのでよけいに気になっていたのですがハマりすぎるのが怖くて購入するにはいたりませんでした。そして昨年末にセールでちょっと安くなっていたのを見かけてついに購入したのですが、やはり一度やったらハマるのは目に見えていたのでプレイはせずに我慢してしばらく放置していました。
そんなわけで3カ月以上寝かせていたのですが、やりたいゲームはやりつくして他にやりたいゲームも残っていなかったのでプレイしてみました。
本作はストーリーを楽しむ追想編(アドベンチャーパート)と機兵と呼ばれるロボットを操作して敵を倒す崩壊編(シミュレーションパート)の大きく2つのパートから構成されています。
追想編は13人の登場人物それぞれの視点で物語を群像劇として楽しめるのですが、これがもう抜群におもしろくて話の続きが気になって仕方ありません。
しかもストーリーの進行はとてもうまく抑制されていて、一定の場所までは好きな順番で進められるのですが他のストーリーを進めたり崩壊編を進めないと続きが追いかけられなくなるので全体がまんべんなく進行していきます。さらにアドベンチャーパートで得たものを使うことでシミュレーションパートを楽に進められるようにもなっていて、このアドベンチャーパートとシミュレーションパートの組み合わせ方がとてもよいのもかなり気に入りました。
シミュレーションパートはいわゆるRTSっぽい戦闘でしたが、あまり得意ではない自分でも何のストレスもなく進められるくらいにかんたんだったのでやっていて楽しかったです。ただ、それだけだとぬるくて飽きてしまいそうにもなるのですが各バトルごとに得られる評価の最高位(Sランク)をとるためにはミッションをクリアしなければならなくてそれがちょっとした難易度調整の役割を担っていてそこはほんとうに絶妙でした。
ストーリーについては賛否はあるなという内容で結末まで見た感想としては「おれの好きなやつじゃなかった」という感じでしたが、好き嫌いはともかくよく練られていて最後まで引き付けられっぱなしでした。世間の高評価も納得です。