夜、灯す

夜、灯す - PS4

夜、灯す - PS4

  • 発売日: 2020/07/30
  • メディア: Video Game

1. プレイ時間 - 10時間くらい
2. ジャンル  - ホラーアドベンチャー
3. 機種    - PS4
4. 感想
 [良かった点]
 (1) 登場人物が個性的でおぼえやすい
 (2) 優しい世界観
 (3) ストーリーもよい

 [悪かった点]
 (1) 選択肢がほぼなさすぎて映画を観ているようだった
 (2) 終わったチャプターを再度やり直せない
 (3) もうちょっと安くなって欲しい


あらすじ

かつてお嬢様学校と呼ばれていた歴史ある学校、
神楽原女学園。

この学校の筝曲部に所属する十六夜 鈴は
夏休み明けのコンクールに向け、仲間と共に
練習に勤しんでいた。

夏休みに入って間もないころ、箏曲の家元の娘、
皇 有華が突然転校してくる。

珍しいタイミングでやってきた転校生。
鈴の夢に出てきた有華そっくりな「お姉さま」。
そして、時を同じくして起きた奇妙な転落事件。

神楽原女学園に隠された闇が動き出す…。

夜、灯す | 日本一ソフトウェア


先日「Root Film」を終えたときに「またこういうアドベンチャーゲームやりたいな」と思ったので何かないか探したところ、以前画を見て気になっていたこのゲームを見つけたので買ってみました。
ゲームは基本的に一本道のストーリーを追うだけなのでゲーム性があるか?というとそこはちょっと難しいところですが、最近難しめのアクションばかりやっていて疲れていたのでボタン連打ですすめられるゲームはありがたかったです。ストーリーもシンプルでわかりやすかったし良かったと思います。


本作について調べるとジャンルは「ホラー百合アドベンチャーゲーム」と書かれていることが多いのですが、たしかに作中に出てくるのは女の子ばかりだしところどころに百合っぽさを感じさせる表現も入っています。ただ、自分のような百合にまったく興味のなかった人でもスッと受け入れられる程度のライトなものだったので、百合を期待して遊んだ人の評価はどうなんだろうなというのはちょっと気になりました。


そんなわけで基本的には満足したのですが、ひとつだけ気になったのはゲームのボリュームと値段が釣り合ってないんじゃないかということでした。
別にたくさん遊べた方がお得!というつもりもないしなんなら10時間くらいで終わるゲームは大好物なんですが、この内容でフルプライス7000円はちょっと高いかなと感じました。いまはだいぶ安くなってAmazonだと半額くらいで買えるのですが、そのくらいなら気軽に手を出せるしこのくらいのボリュームにも納得できるかなと思います。あんまりけちくさいことは言いたくないんですが自分の中でいまいち釣り合いがとれてないなと感じる程度の価格でした。

選択肢を選びなおして別の展開を見るのが難しいとか細かい部分での作りこみの甘さもありましたが、このあたりももうちょっと安ければ気にならないだろうなと思いました。