- 出版社/メーカー: 日本ファルコム
- 発売日: 2019/05/16
- メディア: Video Game
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1. プレイ時間 - 22時間16分
2. ジャンル - アクションアドベンチャー
3. 機種 - PS4
4. 感想
[良かった点]
(1) 操作性がよい
(2) ストーリーもよい
(3) マップを埋めるのが楽しい
(4) 戦闘が楽しい[悪かった点]
(1) イース8に慣れていると細々とした部分で不便に感じる
(2) せっかく武器を強化できるのに強化する必要性がまったくない
(3) 6人もキャラクターがいるのに個性が弱くて使い分ける必要を感じない
イースシリーズは好きでとくに1と2は何度もやり直したくらい大好きなんですが、4以降はあまり遊んでおらず、6と8以外はまったく遊んでいないかやっていても最後まではプレイしていませんでした。そんなわけで4のmask of the sunはやっていなかったのですが、今回PS4でリメイク版がリマスターされて出るというので遊んでみました。
セルセタの樹海はPS Vitaのリマスター版なんですが、そのPS Vita版は「イース4 mask of the sun」のリメイクだったりします。PS Vita版からはそれまでのイースとはシステムが大きく変わっていてこれがイース8のベースになったと言われているのですが*1、たしかにその基本システムはとてもよくてイース8に慣れている自分にはとても遊びやすく感じました。
イース8はかなりやりこんだので操作もすぐに慣れたし、戦闘もスムーズで気持ちよく遊ぶことができました。
ただ、やはりイース8のほうがシステムとしてブラッシュアップされているためなのか細かい部分で使いにくさを感じました。そこはもうしょうがないというか遊ぶ順番が逆だったのがよくなかっただけなので仕方ないですね...。
あとはストーリーもすごくよくて、世界を救うとか救わないとかにとどまらず世界の在り方をプレイヤーに問い直すようなところもあって退屈せずに最後まで遊ぶことができました。イース8を遊んだときもそうだったのですが、物語に「永遠」という匂いが強くしみついていてそこがとにかくイースっぽさなんだなと感じました。
そんなわけでゲーム全体としてはすごくよかったと思うのですが、装備の強化があまり有効に働いていなかった点や個々のキャラクターの使い分けが微妙な点がよければもっと楽しめたなとも感じました。とくに後者はキャラクターごとに設定されている特定のアクションを使い分ける以外では、どのキャラクターを使ってもあまり差はなく、結果として適当なキャラクターで最初から最後まで進めても何の不自由もなかったです。それがちょっともったいない気がしました。