- 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
- 発売日: 2006/12/14
- メディア: DVD
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流れ者のガンファイター、シェーンがたどり着いたワイオミング州ジョンソン郡の開拓地は、悪徳牧畜業者のライカー一味の暴虐に苦しめられていた。シェーンは、当初ジョー・スターレットらの開拓農民たちから疎まれるが、やがて和解する。
スターレットやその息子ジョーイと友情を結ぶシェーンだったが、スターレットの妻マリアンは彼に惹かれ、またシェーンも彼女に惹かれてゆく。
シェーン - Wikipedia
TOHOシネマズ宇都宮にて。午前十時の映画祭にて鑑賞(4本目)
ラストシーンでジョーイが「シェーン、カムバーック」と叫ぶシーンが有名な本作ですが、そのシーン以外はまったく観たことがなく今回が初めての鑑賞でした。伝え聞いた傑作はいかほどのものかと楽しみにしていましたが、残念ながらわたしの琴線にはあまりふれる部分のない作品でした。
シェーンが酒場で大喧嘩をするシーンの画的な迫力や、ジョーイがシェーンに心を許して親交を深めていく展開、どっちが町に行くかでスターレットとシェーンが争う様をを荒ぶる馬の陰から映すシーンなど、グッとくるところはそれなりにありましたが基本的にはグッときただけ。
そういう良さよりも、マリアンとシェーンが何となく惹かれあってしまう部分がとても不快に感じてしまい、その空気を感じるたびにやりきれない気分になってしまいました。物語の進める方向としてこの演出が必要なのはすごくよくわかるのですが、ジョーイが彼に寄せる好意のまっすぐさが伝わってくればくるほど、腹が立ってしょうがありませんでした。
期待し過ぎたのかなあ...。