「キス&キル」みたよ


南フランスで、運命的な恋に落ちたスペンサー(アシュトン・カッチャー)とジェン(キャサリン・ハイグル)。幸せな結婚生活を送るかのように見えたが、スペンサーは誰にも言えない、ある危険な秘密を抱えていた。それは元・CIAのエージェントの経歴を持つこと。この秘密のせいで、2人の運命は大きく変化し始めることに…。

『キス&キル』作品情報 | cinemacafe.net

MOVIX宇都宮にて。
突如現れた王子さまは実はスパイでした、というストーリーから想起されるイメージは先日公開されていた「ナイト&デイ」でして、予告を観る限りではおとなしい「ナイト&デイ」かなくらいの印象でした。で、実際に観てみて感じたのはずいぶんとその印象からはかけ離れているなということでして、予想とのギャップも手伝ってとても楽しく鑑賞できました。


本作を一言で言い表すと「結婚を経て女性がどう変化するのかがとてもリアルに観られる怖い作品」です。
そういった観点から申し上げるとこれをデートムービーとして世のカップルに勧めるのはとても酷なことだと思うわけですが、でもまあ全体をとおして気楽に観られて楽しめる作品ではあるのもあながち間違いでもなくて、だったらデートムービーでもいいじゃないとも言えるわけです。


そもそも改めてタイトルを読み上げてみるとキス&キルと書いてありまして、つまりは「キス」→「殺す!」みたいな流れですから「キスしたら殺されるのかよ!」というサプライズな予感を醸し出すタイトルはすごく好きです。でもまー、別にそういう展開があるわけではないので(←ネタバレ)、あまりそういう方向での期待はしない方がよいです。はい。


いつも以上に感想がグダグダなのは「あー、面白かったなー」という以上の感想が残ってないからでして、とりあえずもう書くことがないので「結婚間近なカップル以外にはお勧め!」とだけ書き残しておきます。


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