フライング☆ラビッツ


憧れの制服姿にハイヒール、キャリーを引いて空港内をさっそうと歩く私。そんな夢と希望を抱いて念願のキャビンアテンダント(CA)として航空会社に入社した早瀬ゆかり(石原さとみ)。だが、現実はジャージ姿に猛ダッシュ、汗だくになりながら体育館を走り回っている私…。そう、ゆかりは会社内にあるバスケットボールチーム「ラビッツ」へと強引に入部させられたのだ。そして、チーム「ラビッツ」は、トップリーグ所属で優勝争いをしているほどの強豪チームだったのだ。「ラビッツ」では傷だらけになりながら、鬼監督に怒られ、憧れのCAになるための研修では鬼教官に説教を受ける日々――。そんなゆかりは、恋に仕事、CA、バスケと大奮闘! 実在のバスケットボールチーム「JALラビッツ」を基に、オリジナル・ストーリーで描かれた爽快・感動・燃焼系ムービー。

『フライング☆ラビッツ』作品情報 | cinemacafe.net

宇都宮ヒカリ座にて。


過去の傾向からすると、石原さんの出演作は比較的わたしのツボに入りやすいです。
ちょうど一年前に*1公開された包帯クラブは昨年観た映画の中でも指折りのお気に入りだし、すし王子はまあいいや。あれ自体はひどかったけど、彼女のよくわからない役どころも決して嫌いではありませんでした。
とにかく石原さんが出た作品は結構記憶に残りやすいので、彼女が新しい作品に出ると聞けば観にいこうとわたしは思うわけです。
そんなわたしの暑苦しい期待を一身に背負って観たこの作品もすごく面白かったです。素人が社会人になってからバスケを始めて、あっという間にトップリーグで活躍するだなんてありえないにも程があるのですが、でもその節度を知らないやり過ぎっぷりのおかげで、むしろフィクションだと割り切って楽しむことができました。


それで、作品そのものの面白さとは別に、実はとても気になっていたことがあって、そのシーンがいつ出てくるのだろうというのが頭から離れず、そのおかげでもうどんなシーンでもおかしくておかしくてしょうがなくて最初から最後までずっと笑いをこらえるのに必死になっていました。もう何で笑ってしまうのか分からないシーンでも噴出してしまっていたので、前にいた夫婦が時折チラチラこちらを見ている様子でした。ホントもうしわけない...。


で、そんな気になるシーンを教えてくれたのはこの記事です。

石原さとみさんが「心を落ち着かせるために」写経をするシーンがあるですよ。そことか一緒に見た人たちは「ヤバイヤバイ」とか言ってらしたんですが、僕は世の中のゴタゴタとかまったくわからない純粋無垢なマカヴォイうぃっしゅなんで、なにがやばいのかさっぱりわからなかったですよ。ほんと何がヤバイんだろう……

http://d.hatena.ne.jp/acidtank/20080914/p1

上にも書いたとおり、わたしは石原さんの出演作にはとても期待を寄せているので元々この作品も観るつもりでしたが、これを観てかなり背中を押された気分でした。これ観てなかったらこんなにこの作品を観て笑うことはなかっただろうなー。
よりによって石原さんに写経をさせるなんて(ドキドキ)...と楽しく拝見しました。


公式サイトはこちら

*1:by 虎舞竜