俺たちダンクシューター


1970年代、アメリカではNBAとABAの2大プロバスケットボール・リーグが存在した。NBAが競技性や勝敗を重視するリーグだったら、ABAはエンタメリーグ。かつて甘い歌声で全米の女性を虜にした一発屋ミュージシャン、ジャッキー・ムーン(ウィル・フェレル)はその印税を元手にABAのフリント・トロピックスを買収し、オーナー、コーチ、選手を兼任するが、チームの試合はいつも閑古鳥状態。そんな折、NBAがABAの吸収を発表、上位4チームで毎試合2,000人以上の集客が出来るチームだけがNBA入りを許されることに。崖っぷちのチームを救うため、ジャッキーは元NBAの補欠選手、モニックス(ウディ・ハレルソン)やチーム唯一のスター、クラレンス(アンドレ・ベンジャミン)らと、チームを結成する。“EVERYBODY LOVE EVERYBODY”を合言葉に、生き残りと栄光を賭けた挑戦がいま、始まる!

『俺たちダンクシューター』作品情報 | cinemacafe.net

シネマGAGAにて。
一発屋のミュージシャンが、それで得た財で作りオーナーとなった、バスケットチームの挑戦を描いた作品。オーナーのジャッキーが考えるファンサービスと称したさまざまなショー(試合開始前やハーフタイムで行うショー)があまりにバカらしくて楽しかったし、本気ともジョークとも取れる絶妙なセリフに笑わされっぱなしの2時間でした。笑える作品は数あれど、ここまでバカに徹することが出来る作品には出会うことが少ないので非常に面白かったです。
特に人寄せのために熊と戦うシーンは笑いをこらえきれずに爆笑してしまいました。あれは反則ですよ...。


それで、この作品は上記のとおり基本的にはコメディなのですが、バスケットの試合のシーケンスもまったく手を抜いておらずとても迫力あるシーンを観ることが出来ます。バスケ自体はそれほど見ないのでどれほど本格的なのかは詳しくは分かりませんが、それでも素人目には非常に迫力あるシーンとしてみることが出来てとても興奮しました。


ウィル・フェレルの出演作で「俺たちフィギュアスケーター」という作品があるのですが、結構話題になったのに近くでの上映が無くて見逃していましたが、そちらにもとても興味がわいてきました。こんどDVDを借りてみようっと。



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