逃走学生の両親が謝罪メール公表

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/09/06/06.html

山口県周南市の徳山工業高専で中谷歩さん(20)が殺害された事件で、同高専の天野徹校長が5日、殺人容疑で指名手配された男子学生(19)の両親が「1日も早く息子が真実を語ってくれることを切望する」と心境をつづったメールを公表した。天野校長は4日午後9時ごろ、男子学生の自宅を訪問。両親は「中谷さんの両親におわびしたい」との考えを示し、深夜に校長の携帯電話にメールを送った。

昨日、この記事を読んでからとても不愉快で抑えがたい気持ちが心の中に蔓延していたのですが、その理由が全く分かりませんでした。
で、今日になってやっと分かったんです。何でこの両親は自分の子供を信じてあげないんだろうかと。状況証拠からほぼ100%犯人だという状況かも知れませんが、やはり本人から言われるまでは子供を信じてあげられなかったのかと。それが許せなかったみたいです。


結局、この学生は遺体で発見されたとの事で学生自身の口から何か語られることはもう出来なくなってしまいました。きっとこれでこれ以上の捜査はされず終わるでしょう。もしかしたら彼は誰かにハメられてしまったのかも知れない。もしかしたら彼は犯人では無いのかも知れない。けれどもそれはもう解明される事のないまま終わってしまうのです。

事実は全て明らかにされないまま、彼の両親は謝罪をしてしまいました。
もしかしたら彼の両親は彼から電話で真実を聞いていたのかも知れないと思うと全てがうまくつじつまが合うのですが、結局は妄想の域を出ませんね...。