寒すぎて会社と家を往復するだけで精いっぱいだった月曜日

今朝は今年一番では?と思うくらい寒かったです。
朝は送ってもらったのでよかったのですが、帰りは朝くらい寒い中を歩いて帰ってきました。日中はそこそこ暖かかったことを考えるともう少し早い時間に帰ってくればよかったなとちょっと後悔しました。


# 晩ご飯

せめて夜は美味しいものを食べたかったのですが寒すぎてどこにも行く気がしませんでした。月曜日から負け戦...。

さて。昨日はこの本を読んでました。

給料は下がり、肩書を失い、年金も満足にもらえず……
引く手あまただった夢のような就活から30数年、苦悩する“バブル入社組”はどこへ行く――

今のままで本当に65歳まで働きながら明るく楽しく生きていくことができますか?
会社から離れても、肩書がなくなっても明るく楽しく生きるために今から備えておくべきこととは?

まだまだ仕事を引退できない人のための50代からのキャリア戦略 “バブル入社組”のリアルな声から導き出した3つの答え(元永 知宏 野田 稔)|翔泳社の本

自分はまだ40代半ばではありますが、入社当時の上司が定年でいなくなったりし始めて自分のこれからについてもう少しちゃんと考えないとなと思っていたところにこの本を見つけたので読んでみました。

上でも書いたとおり自分は40代半ば(45歳)なので世代的には就職氷河期世代ど真ん中です。院卒だったためかそこまで就職活動で苦労したというわけではなかったのですが、それでも山形から首都圏に何度も出ては試験や面接を受けたりしては落とされてなかなか厳しかったです。中でも一番行きたかった会社は3次のグループディスカッションで落ちてめちゃくちゃ落ち込んだのですが、その後その会社の入社試験は6次だか7次まであるということを知って「そんなん無理に決まってんじゃん」とスッと冷めたことをいまでもおぼえてます。いったいどんだけ面接させるつもりだったんだよ...(笑)

あとは秋田県の教員採用試験の募集人数が各教科若干名という狭すぎる門*1でいっしょに教育実習を受けた人たちが誰も受かってなかったのもなかなかインパクトがありましたね...。とにかく就職に関しては厳しい思い出しかなくて、周囲からも「仕事があるだけありがたいと思った方がいい」なんてことも言われたことも何度もあってとてもよくおぼえています。


そんなわけで就職に関してはとても恵まれない時代を生きていたのでいわゆるバブル期の就職に関する話を聞くととても同じ国の同じ時代の話とは思えないなと思ってしまうし、とてもどす黒い気持ちがわいてくるのが抑えきれませんでした。
引く手あまたでどこに応募してもすぐに採用され、働けば働くほどお金がもらえたと聞くとたった10年違うだけでこの扱いの違いは何なんだと思ってしまっていたのですが、本書を読んでいいこともあったけどそればかりでもなく、その時代にはその時代なりの、その人なりの苦労だとかつらさがあったんだなという当たり前のことにも思い至りました。もちろんそんな当たり前のことは分かっているつもりではいたのですが、バブル世代への負の感情が強すぎて正しく評価できていなかったような気がします。


何を書いているのかだんだん分からなくなってきたのですが、50代のキャリア戦略というタイトルですが50代から始めたのではちょっと遅いかなという印象が残る内容でした。

*1:若干名==いい人がいれば採用するかも知れないけどいなければしないという意味