2020年に遊んだゲームのまとめ

テレビゲームは子どもの頃からずっと続けているもっとも長い趣味のひとつですが、今年2020年は新型コロナで外出できない時間が増えたことでかなりゲームに費やすリソースが多かったと感じています。マラソン大会がなくなったので遠出する機会が減り、さらに自粛ムードもあって休みの日にどこかに遊びに行くことも減ったことで増えた自宅での時間がゲームに割かれたのかなと。そんなわけでめずらしく年に10本以上のゲームをやったので今年遊んだゲームについてまとめようと思います。

まとめ

今年クリアするまで遊んだゲームは18本でした。

No タイトル 機種 評価 補足
1 A PLAGUE TALE PS4 ネズミが気持ち悪いくらいリアル
2 イースVIII -Lacrimosa of DANA- PS4 ダーナちゃんかわいい
3 Marvel's Spider-Man PS4 スイング気持ちいい
4 ウィッチャー3 PS4 3年越しのクリア
5 UNTIL DAWN PS4 ストーリーはよい
6 バイオハザード RE:3 PS4 ちょっとかんたん過ぎて
7 グランディア Switch 懐かしさ100点
8 イースIX -Monstrum NOX PS4 良くも悪くも8のまま
9 THE LAST OF US 2 PS4 文句のない完璧な続編
10 人喰いの大鷲トリコ PS4 珠玉のロードムービー
11 Root Film PS4 おもしろかったけど物足りなかった
12 SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE PS4 難しすぎて最高だった
13 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター PS4 次女との楽しい冒険
14 夜、灯す PS4 悪くはない
15 ゴッド・オブ・ウォー PS4 操作性も含めてシステムがとてもよい
16 ゼルダ無双 厄災の黙示録 Switch ストーリー以外はよい
17 ゴースト・オブ・ツシマ PS4 史上最高のオープンワールド
18 ルートレター PS4 ストーリーがよい


評価は × << << <<< (越えられない壁) <<< です。

PS4のゲームばかりでびっくりしました。


クリアという概念のない格ゲーは除きましたが、鉄拳7はかなりの時間やってます。

トップ3

今年はわりといいゲームが多かったと思うんですが、その中でもとくによかった3本を選ぶとすると以下の3本になります。この3本に順番を付けるほどの差はないんですが、あえて順番を付けるとすればこの順番です。

  1. SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE
  2. ゴースト・オブ・ツシマ
  3. THE LAST OF US 2
SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE GAME OF THE YEAR EDITION

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE GAME OF THE YEAR EDITION

  • 発売日: 2020/10/29
  • メディア: Video Game

独特な世界観と操作性のよさだけでもかなりわたし好みのゲームでしたが、一番よかったのは心が折れそうになるくらいの難易度でした。
普段アクションゲームをやるときは標準よりちょっと難しい難易度に設定してその難しさに悶えるのが好きなんですが、SEKIROの難易度には何度も泣かされました。もう超難しかったです。いわゆる死にゲーというのは何度も何度も死にながら繰り返して遊ぶことで慣れて攻略できるようになるものなんですが、SEKIROはそういう「ただ死んで慣れただけ」ではちょっと攻略できないタイプのゲームでしてほんとうに終始苦労しました。雑魚を倒して強化してからボスに挑むというのもできないし、うまい具合にごり押しできないシステムになっていたのが印象的でした。

ひとりのボスに数日かかるのは当たり前で、一週間くらいかかったこともありました。もう何度攻略サイトを見てやろうかと思ったのですが、それに耐えてボスを倒したときの達成感はとても大きくてなんとかクリアすることができました。いままで数々のアクションゲームをやってきましたが一番難しかったと思います。

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操作に慣れてくるとほんとうの忍びのような動きもできるようになるし、やればやるほど好きになる中毒性の高さもかなりよかったです。

ゴースト・オブ・ツシマ

【PS4】Ghost of Tsushima (ゴースト オブ ツシマ)

【PS4】Ghost of Tsushima (ゴースト オブ ツシマ)

  • 発売日: 2020/07/17
  • メディア: Video Game

予告を見たときはさほど惹かれなかった+発売当初は別のゲームをしていたのでやる予定はなかったのですが、プレイした人の評判がめちゃくちゃよくて気になったのでやってみました。蒙古に占拠された対馬を取り戻すためのゲームと聞いてもピンとこなかったのですが、やり始めてみたらびっくりするくらいおもしろくて毎日深夜まで遊んじゃいました。自分はオープンワールドはメインストーリーをガン無視してぶらぶらするのが好きなんですが、このゲームはまさにそういう遊び方をさせてくれるゲームでしてあてもなく対馬を散策するのがとにかく楽しくて馬の乗って端から端まで走り回りました。

世界観、操作性、戦闘システムなど、どれをとってもユーザーが楽しく遊べることを念頭に置いて作られていることが伝わってきて、ほんとうにストレスなく楽しむことができました。リアルであることを追求しつつも、ユーザビリティを上げることも同じくらい真剣に追及していてその匙加減がとにかくすごくよかったです。マップをみなくても次の目的地がわかるように風を使うところなんてうまく作ったなとめっちゃ感動しました。


あとは映像がとにかくきれいで、対馬の風景がとにかくこれでもかというくらいリアルで美しく描写されていたし、同じ場所でも時間が違って日差しの角度が変わればまったく違って見えるところもあってその作りこみのすごさにも感動しました。

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これ4Kで観たらめっちゃきれいだろうなあ....。

THE LAST OF US 2

【PS4】The Last of Us Part II 【CEROレーティング「Z」】

【PS4】The Last of Us Part II 【CEROレーティング「Z」】

  • 発売日: 2020/06/19
  • メディア: Video Game

おもしろかったゲームの続編というのは楽しみな反面、「あれ以上に楽しめるゲームになっているのか?」という不安もあってぶっちゃけこの「THE LAST OF US2」に関して言えば前作ほどの良さは期待できないだろうなと思っていました。それくらい前作はおもしろかったし完成度も高かったのですが、それでもあの登場人物たちの後日談が遊べるなら、という気持ちでプレイしたのですが前作以上のすばらしいゲーム体験をすることができました。おもしろかったです。

前作の出来事に端を発した復讐とその復讐に対する復讐。まさに復讐の連鎖というべきストーリーはそれ自体もとても重苦しいのですが、その連鎖にプレーヤーも取り込んでしまおうという試みはとても新鮮でした。あくまで主人公を操作する人として物語を俯瞰する立場にいることは許されず、その憎しみのさなかに放り込まれてしまうという経験はいままでゲームをしていて経験したことがなかったのですごくおもしろかったです。

映像も前作以上に作りこまれていてよかったし、敵も賢くなっていたのか一発でクリアできないところもそこそこあってアクションゲームとしてもとても楽しめました。ボリュームも多過ぎず少な過ぎずちょうどよかったし、物語の結末も個人的には好みでした。


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そういえばクリアしてからプレイした人の感想をいくつか読んだのですが、結構賛否が分かれているというか否定的な意見が多かったのは意外でした。否定的な理由もちょっと納得できないものが多くてゲームを作ることの難しさみたいなものを感じました。

最後に

2020年は普段やらないゲームもやってみようということでアドベンチャーゲームもいくつかやってみました。

Root Film - PS4

Root Film - PS4

  • 発売日: 2020/07/30
  • メディア: Video Game

夜、灯す - PS4

夜、灯す - PS4

  • 発売日: 2020/07/30
  • メディア: Video Game

おもしろいものもあればそうでないものもありましたが、やる前に抱いていた「ただ選択肢を選ぶだけなんてつまらなそう」という先入観は見事になくなりました。本を読むような感じでストーリーを追えるし、そこに絵が表示されることで状況を想起しやすくなってより物語に入り込みやすくなるのはいいなと感じました。

自分はあまり好奇心の強い方ではないので来年もいままでやったことのないジャンルのゲームをいくつかやってみて、自分の興味の幅を広げていこうと思います。