SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE GAME OF THE YEAR EDITION (【予約特典】数量限定特典付き特装版 同梱)
- 発売日: 2020/10/29
- メディア: Video Game
1. プレイ時間 - 77時間25分(クリアまで)
2. ジャンル - アクションアドベンチャー
3. 機種 - PS4
4. 感想
[良かった点]
(1) 慣れれば慣れるほど快適になる操作性のよさ
(2) 登場人物が魅力的
(3) 世界観がよい[悪かった点]
(1) 難し過ぎてなかなか先に進めなくてイライラする
(2) いらいらしすぎてたまに心が死ぬ
FromSoftwareのダークソウル系のゲームはそこそこやっていたので難易度についてはそれなりに覚悟していたし何なら難しいほうが楽しめていいやとやり始めたのですが、始めて1時間くらいはぜんぜん難しいと感じるところがなくて「あれ?このゲームそんなに難しくなくない?」なんて思いながら遊んでいました。最近は難易度の高いゲームも結構やってたからもしかいてゲームうまくなっちゃったのかな?なんて思いながらすすめていたのですが、最初のボス戦でこのゲームの洗礼を味わうことになります。
ボスに至るまでの道のりのイージーさとはうってかわり、信じられないくらい強いボスに秒で斬り殺されたところでやっとこのゲームのほんとうの姿を少しだけ垣間見ることができました。これめちゃくちゃ難しいぞ...。
そして本編をすすめてみて分かったのですがどうも過去のフロムゲーとはちょっと違うというか、ボス戦以外の難易度はそこまで高くなくて何度か死んで慣れるとすぐにすすめられるのですがボス戦がとにかく難しくてなかなかすすめられません。ボス戦はボスの体力を2ゲージ奪うというケースが多いのですが、ボスのパターンをおぼえて戦うだけでも結構しんどいのに1ゲージ奪うとそこからパターンが変わってちょっと難しくなるのでそこでまた詰まってしまいます。
あまりにボスに勝てないので「いままでのフロムゲーとの一番の違いって何だろう?」って考えたのですが、SEKIROは自分のレベルを上げたり強化したりしてごり押しすることが難しいのが一番違うんじゃないかという結論に達しました。わたしはちょっと過剰なくらいに自キャラを強化してボスを蹂躙するのが好きなのでボス戦ではさほど苦労することがなかったんですがこのゲームはそれがあまり許されないというか、強化するためには基本的にボスを倒して先に進むしかないので強くなってからボスと戦うということがそもそもできません。
そんなわけでボスが出てくるたびに2日くらいかけてボスを倒すということを繰り返すはめになりました。もうボス戦がしんどくてしんどくて仕方ありませんでした...。それでも何度も死にながらボスのパターンをおぼえていくのは楽しかったし、一度倒せるくらいに慣れてしまえばもう二度と負けないくらいうまくなれるのは嬉しかったしその点はまさにフロムらしいゲームだなと感じました。
あちこち寄り道したりあまりにボスが倒せなくて寝落ちしたせいでクリアまでかなり時間がかかってしまいましたがとてもいい作品でした。とてもおもしろかったのでクリア後すぐに2周目をやり始めたのですが、修羅ルートに突入したところで一心に勝てずに止めちゃっています。今やっているゲームが落ち着いたら修羅ルートくらいはクリアしておきたいです。