今日ぐうぜん見かけたことと考えたこと

今日は仕事を終えるのがいつもより少し遅かったのですが、さらに帰ろうとしてから電話につかまってしまったので予定よりも1時間ほど帰宅が遅くなりました。いつもであれば帰宅がこのくらい遅くなると走るのは諦めちゃうのですが、今週は火曜、水曜と走っていなかったのでとりあえず走りに出かけました。

今日は夕方から雨の予報だったので手短に10kmくらいのペース走をするつもりで走り出しました。


走り出して早々に今日はとても蒸し暑くて走るのがしんどいことに気付きました。
3kmくらい走ると小雨と向かい風が始まったので体感的にはだいぶ楽になりましたが、ここしばらく気温が低い日が続いていたのでいままでよりはだいぶ走るのがつらかったです。


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距離が伸びたのは走りたかった場所があったのでつい寄り道しちゃったせいです。ただ、ちょっと事情があって残念ながら走りたいところmには行けませんでした。

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ペースは終始上がらず。


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雨には降られましたがこの時期のシャワーランはよほど降りがひどくなければちょうどいいと思います。


さて。最近Garminを買い替えようかと思って調べてたのでその話を書こうと思っていたのですが、今日はちょっと別の話を書きます。

今日走っているときに宇都宮駅前の交差点で信号待ちをしていたのですが、待っている途中で交通事故を目撃しました。左折しようとした車が横断歩道を横断中の自転車をひいてしまうという事故でした。車はコンパクトカーだったし左折のために速度はかなり落としていたのですが、それでも自転車の人はほぼ一回転していました。


突然のことでびっくりしてしまってすぐには動けなかったのですが、すぐに正気に戻って周りの人に救急車を呼ぶか警察に通報するかして欲しいとお願いしたのですが誰も立ち止まってはくれずスルーされました。今日は携帯をもたずに走っていたので自分で連絡できないことがとても歯がゆかったです。


結局救急車は事故を起こした方にお願いして呼んでもらいましたが、その後も自転車の人に声をかけたり自転車やバッグを歩道に移したりとしたのですが誰一人として駆け寄ってもくれず、横を通る車にいたっては邪魔だとクラクションを鳴らす人まで出る始末でした。


救急車は10分ほどで到着。当事者の方々とやり取りし始めたのを見届けてその場を後にしましたが、そこから家まで戻るあいだずっと事故のときのことを考えていました。事故当時、時間は20時10分くらいだと思うのですがまだ遅い時間でもなかったので駅前には自転車に乗った人や歩いている人たちがたくさんいたし、車もたくさん通っていました。


なのに何かしようとしてくれた人が誰もいなかったことは正直かなりショックでした。


もちろん自分がやらなくても誰かやるだろうと思う気持ちもわかるし、自分には何もできることなんてないと思う気持ちもわかります。自分だって毎回何かできるのかというとそうじゃないとは思うんですが、でも救急車を呼んで欲しいという助けにすら一人も応じてくれなかったという事実はちょっとあまりに悲しすぎました。


自分だって車でぶつけてしまう立場になるかも知れないし、逆に車にぶつけられる立場になるかも知れません。
普段から走っていることを考えれば後者になることは十分考えられるし、実際に車にひかれそうになったことは何度もあります。横断歩道を渡ってたら右折車が突っ込んできたとか、歩道を走ってたらお店に入ろうとした車にひかれそうになったりとかは数えきれないほどあります。


なるべく危ない場所は走らないとか、車が突っ込んできそうになったらその場で待つとか自衛はしていますが、それをしたところで自分が大丈夫というわけではありません。信号待ちをしているところに車が突っ込んできてひかれてしまう事故もあるくらいなので完全に事故にあわないなんてのは難しいわけですが、だからこそいざ事故があったらその場にいる人たちが助け合うんだと当たり前のように思い込んでいたのですが、それってぜんぜん当たり前でも普通のことでもないんだなと思ったらすごく心細くなりました。

全員がそういう考えのもとに行動してくれるとは期待していませんでしたが、あれだけの人がいて一人も駆け寄ってくれなかったのは...。


帰宅したらGarminのことはもうどうでもよくなってました(笑)


ひとまず事故にあった方の一日も早い回復と、事故を起こしてしまった方の心痛が少しでも和らぐことを祈って寝ます。