決戦!スペシャルドリンク総選挙2017(顆粒編)


去年の柏崎マラソンを走ったときに初めてスペシャルドリンクを置きました。


新潟県柏崎市で開催された第14回柏崎マラソンに参加してきました - 走っても走っても


直前まで何も準備をしていなかったので中身はほんとうに適当に作るはめになり、結局ポカリスエットアミノバイタルのジェルを混ぜただけでした。適当に作ったとは言え、普段のフルで携行しているアミノバイタルが入っていたので栄養的にはまったく問題なくてちゃんと最後まで走り切るためのエネルギーになってくれたのですが、味がもうぜんぜんダメで死ぬほど酸っぱくて走りながら飲むのがつら過ぎて口に運ぶたびに心が死んでいきました。

事前に味見をしていなかったのがよくないのは間違いないのですが、もうあんなのは二度と飲みたくないと思いましたね...。


そんなわけで「今年の柏崎マラソンではまずいドリンクは飲みたくない...」と思ったものの、どういうものがいいのかいいアイディアが思いつきません。詳しそうな誰かに聞いてみてもよかったのですが、わたしの拙い経験ではこういうときは自分で試すのが一番早いし確実だったのでとりあえずいくつか飲んでみることにしました。


まずどういうものを試そうかと考えたのですが、スペシャルドリンクと言うからには飲むものがいいだろうということでジェルやゼリー、羊かん等の食べる系は除外しました。今回対象としたのは顆粒を水に溶かす系のものです。


アリスト メダリスト 500ml用 10袋 +2袋入り

アリスト メダリスト 500ml用 10袋 +2袋入り

シトリックアミノ エブリデイコンディション 120g(6g×20包)×2箱

シトリックアミノ エブリデイコンディション 120g(6g×20包)×2箱


この3つを選定した基準はとくになくて、「店頭で一回分だけを買えるもの」+「レース中に飲むことを対象としているもの」の中から適当に選びました。3つに絞ったのは多すぎるとよくわからなくなるからです(笑)


じゃあこの3つを飲み比べてみよう!と思ったのですが、走らずにただスペシャルドリンクを飲んでも何もわからなそうなので走りながら10kmごとにそれぞれを飲んでみて味と効果を試してみることにしました。


そこで選んだのは先日走りに行ったばかりの白河市の東風の台公園です。


f:id:itotto:20170918153402j:plain


ここは公園発着で周回10kmのコースがあるのでスタート地点にスペシャルドリンクを置いておき、10km走るごとにひとつずつ飲んでみることにしました。我ながらいいアイディアです。


スタートは13時00分でタイムリミットは15時30分。
ペースはキロ4分30秒を予定していましたが、念のため時間はキロ5分ペース分を確保しました。このコースは信号もないのでロスは考えなくてもよかったのですが、なんとなく嫌な予感がしてたんですよね...。


そしてその嫌な予感はさっそく的中します。
走り始めて早々に「お腹がいっぱいでペースが上がらない」ことに気づきました。今日は午後から走るつもりだったのでお昼ご飯は早めに食べたのですが、それでもご飯を食べ終えたときには12時を過ぎていました。しかも長い距離を走るからということでわりとしっかり食べたのですが、そのせいなのか1時間経ってもまったく消化されている気配はありませんでした

500mくらい走ったところであまりにお腹が苦しかったので少し休んでから走ろうかとも考えたのですが、そこまで時間に余裕があるわけでもないのでこのまま走ることに。どうせ5kmも走れば予定のペースになるだろうと思っての決断でした。


ひとまずお腹が落ち着くまではキロ5分で走ろうと思ったのですが、実際にはそのペースすら維持できなくてキロ5分10秒前後が精いっぱいという状況が6kmまで続きました。さすがにこのペースで30kmを走ってもいい練習にはならない気がしたのですが、ひとまずお腹が落ち着くまでと言い聞かせてそのまま走り続けます。


が、結局お腹は落ち着くことなく一周目は終了(笑)
気を取り直してここで最初のスペシャルドリンクを手にして二周目へと走り出しました。


アリスト メダリスト 500ml用 10袋 +2袋入り

アリスト メダリスト 500ml用 10袋 +2袋入り


最初はメダリストを飲んでみたのですが、一口飲んだ瞬間に心が死にました...。これおれの嫌いな味だ。
もう口に合わな過ぎて捨てたかったのですが、水分補給するものがそれしかなかったので我慢してしばらく飲み続けました。


ひととおり飲んでしばらく走ったのですがとくに疲労が回復したような気もせず。
ただ、そこはあまり期待していなかったというか定量的に評価できる基準が自分にはなかったので効果の有無についてはなんとも言えないのですが、酸っぱいものを飲んだのでふつうの水がものすごく飲みたくなりました。が、もちろん給水所はないので水はなく...。

走路上に自販機もほとんどないので買うこともできず、しばらく水分を欲しながら走ることになりました。このコースの唯一の弱点はスタート地点と9km地点以外は自販機がないことでして、スペシャルドリンクがあれば大丈夫だろうと高をくくっていたことがここであだとなりました。

今日はめずらしく25度を超える暑い日だったこともあって二周目はふらふらになりながら走ってきました。
お腹はまったく落ち着く様子はなく、しかも暑さでヘロヘロということでこの周はキロ5分を維持するのが精いっぱいでした。もう今日はキロ5分が精いっぱいです。


二周目を終えた時点でとりあえず自販機に駆け寄って水を購入。
スペシャルドリンクを飲む前に水を飲まない方がいいような気もしたのですがもう我慢できませんでした。冷たい水は最高においしかったです。


ここで2つ目のスペシャルドリンクを飲もうと思ったのですが、思ったよりもペースが上がらなかったために時間的に三周する余裕がなさそうなのでここで残る2つを同時に飲み比べてみることにしました。もはや企画倒れもいいところです(笑)


シトリックアミノ エブリデイコンディション 120g(6g×20包)×2箱

シトリックアミノ エブリデイコンディション 120g(6g×20包)×2箱


CCDは飲みやすくておいしかったですがシトリックアミノはメダリスト以上に口に合いませんでした。


飲んだ以上はもう一周走りたかったのですが、時間的に厳しそうだということで次の周回を5kmコースに変更して+5kmだけ走ることにしました。それであれば走った後のお風呂の時間を切り詰めればなんとか間に合いそうだったので三周回目は5kmコースへと行ってきました。


もうお腹はまったく落ち着かずずっと苦しいままでしたが最後の5kmくらいはなんとかがんばろうということでキロ4分50秒まで上げてペース走をしました。今日はこれが限界でした。

いつもは楽しく走れる上りも苦しいだけでほんとうにつらくて切ない5kmでした。


f:id:itotto:20171008230816j:plain:w250

f:id:itotto:20171008230823j:plain:h250


というわけで合計25.6km走って今日は終了。
ペースは遅いし距離は短いしスペシャルドリンクの味見もうまくいかないし散々でした。


(反省点)

  • スペシャルドリンク以外の給水も考えておいたほうがいい
  • 走る直前にご飯は食べない方がいい(2時間はおいたほうがいい)

とりあえず顆粒編はCCDが優勝したので、次はこれに合うゼリーやジェルを探すための総選挙(固形物編)を開きたいです(おしまい)