いつもであれば大会の感想を書いてしまうのですが、今回は走りながらすごくうまく走れた点と反省したほうがよさそうな点がいくつかありました。大会の感想として書くとあとで読み返したときに分かりにくくなりそうだったので、その点だけにフォーカスを当てたものを書き残しておくことにします。
まずは良かった点と反省すべき点をリストアップ。
良かった点と反省すべき点
- 良かった点
- ほぼ一定ペースを守ることができた
- 終始ペースが大きく変わらなかった
- ペースがほとんど変わらなかったおかげで後半は抜く一方だった
- 一度も立ち止まらず、歩かなかった
- 給水含め、一度も立ち止まらなかったし歩くこともなかった
- ひさしぶりにネガティブスプリットで走れた
- 前半1:40:53、後半1:38:17のネガティブスプリットだった
- 後半きつい柏崎でネガティブで走れたのはとても嬉しい
- 上りと下りで走り方を意識的に変えてみた
- 上りは腰の動きを意識して腕振りをコンパクトで速くしてみた
- 下りは腕はあまり振らずにストライドを伸ばすことを意識した
- どちらもノルディックウォーキングで学んだ点から得た教訓
- 上りは楽に走ったけどペースがほぼ落ちず、下りもぐっとペースを上げられた
- スペシャルドリンクの取り方がよかった
- 設置場所は15km/25km/35kmの3地点
- 取ったらすぐに3分の1くらい飲んで、残りを7kmくらいかけてゆっくり飲んだ
- 糖分を吸収できる量には上限があって一気に飲んでもうまく吸収できないらしいのでその対策
- ほぼ空腹感をおぼえることなく、常に力の出せる状態をキープできた
- スペシャルドリンクがとても美味しかった
- 足の爪が死ななかった
- 普段はフルマラソンを走ると足の爪が必ず死んでたけど今回はすべて無傷
- 走り方がよかった?
- ペースがちょうどよかった?
- とりあえずよかった!
- ほぼ一定ペースを守ることができた
- 反省すべき点
まとめ
多くを望まずに臨んだが故なのか、今回はとてもうまく走ることができました。
走っていてつらく感じる時間はもちろんあったのですが、もうどうしようもなく走れないという瞬間はなかったし、終始「いまはどのくらいで走ればいいのか?」ということを冷静に考えながらそのペースで走り続けることができました。怪我ひとつなく走り終えることもできたし、走り終えた後のダメージの少なさも驚くほどだったことを考えるといままでで一番効率よく走れたフルマラソンなんじゃないかと思っています。
10月に入ってからいろいろとあって心身ともにあまり良いコンディションではなく、大会直前の一週間はほんとうに体調が悪くて食事もあまりとれなかったしこんな状態では大会には出ない方がいいんじゃないかと考えたりもしました。ただ、体調そのものの不調というよりも精神的な面での不調が大きかったので走ること自体には影響はないと判断し、また走ることで何か振り切れるんじゃないかという期待もあって柏崎を走ることに決めました。
とは言え、フルマラソンを走った程度で振り切れる何かなんてものでは当然なくて、走る前と今で違うことや変わったことなんて何もありません。せいぜい自分は42kmを走りきれる程度には元気なんだなと分かったくらいです(笑)
悩みや不安、悲しいことは尽きないのですが、でも走っているときの苦しさや沿道から応援してもらえたときの嬉しさ、ゴールしたときの達成感のすべてがとても心地よかったです。いま生きてるなーと感じられる最高に楽しい42kmでした。