山形県山形市で開催された第回山形まるごとマラソンに参加してきました。
5年連続5回目の参加でしたが、今年もマコ*1といっしょに走ってきました。
結果
以下、手元の時計で測ったネットタイムです。
周回 | 周回あたりの時間 | 合計時間 | 備考 |
---|---|---|---|
-5km | 32:02(6:24/km) | 00:32:02 | スタートロス1分41秒 |
-10km | 31:34(6:18/km) | 01:03:36 | - |
-15km | 38:37(7:43/km) | 01:42:13 | |
-20km | 36:56(7:23/km) | 02:19:09 | - |
-ゴール | 8:17(7:32/km) | 02:27:26 | - |
タイム種別 | タイム |
---|---|
グロスタイム | 2時間27分26秒 |
ネットタイム | 2時間25分45秒 |
平均ストライド(cm) | 平均ピッチ(歩/秒) |
---|---|
0.80[m] | 180[歩/秒] |
合計:21.1km/02:27:26(6分59秒/km)
去年より少し遅れましたが無事時間内に完走してきました。
結果の分析
コースは山形市内をぐるぐるめぐる楽しいコースです。
(コース図)
(高低差図)
スタート前
8:20に3km、8:25に5kmがスタートしたため、8:30にスタート地点へと移動。
今回もスタートは最後列のDブロックスタートでしたが、この時点で並んだのでDブロックの中では比較的前のほうに並ぶことができました。スタート35分前なので前のCブロックにもあまり人はおらず、まだまだスタート時間には速かったことを実感しました。
それでもどんどん人は増えていき、スタート15分前にはかなり多くの人が並んでいました。
スタート3分には各ブロックへの入場が閉め切られ、定刻どおりの9:05にハーフがスタートしました。
スタート〜5km (32:02[6:24/km])
スタートの直前に前のブロックから少しずつ前に詰めはじめたのですが、そのおかげでDブロックは前に歩きながらスタートとなりました。このあたりどこまで意図していたのかはわかりませんが、スタート直後の混雑を防ぐための工夫だとすればかなりうまくできていたと思います。
スタートロスは1分41秒でした。
去年は同じ場所からスタートして2分41秒のスタートロスでしたので1分もロスを短くしています。
スタートのところに山形市長がいたので「市長ー、市長」と叫びながら手を振りつつスタートラインを切ります。
走り始めてしばらくは混雑するだろうなと思っていたのですが、今年はそこまで混雑しておらずかなり走りやすく感じました。もちろん人はたくさんいたのですが、遅い人を抜こうと思えば抜けるくらいの余裕はあって去年よりもストレスなく走れました。
マコの様子を見ながらペースを調整。気温も高すぎず走りやすかったので今日はキロ6分を基準にペースメイクをしました。
1km、2kmと順調に進み、3kmまでは何の問題もなくペースも安定して走れました。途中で靴ひもがほどけたのでマコには先に行っててもらってひもを結びなおしてから追いかけて合流。人が多かったので見つけられなかったらどうしようかとちょっと不安に(笑)
今年は関門に引っかかる不安もさほど感じない程度には安定して走れたために最初の5kmはまったく問題なく走り切れました。
5km地点が陸橋の上にあってそこで少しペースを落としたのですが、いま思えばこのとき既に問題の種は芽吹き始めていたのでした...。
5km〜10km (31:34[6:18/km])
5kmを過ぎてからはやや下り基調となるため、ここも走りやすくて問題なし。
駅前大通りに出てところで道路が狭くなるため一気に走りにくくなったのですが、でも大きな問題とはならずあっという間に6km地点を通過。ここはやや上り基調だったためかマコがやや苦しそうに見えたのですが、このあとの坂の厳しさを思えばこの程度でペースを落とすわけにはいかないのでペースは落とさずキロ6分を維持...していたつもりでしたが、タイムを確認すると6分45秒との表示。
この遅れを取り戻すためにペースを少し上げようかと悩んだのですが、たぶんここでペースを上げるのはいい方向には働かないだろうと考えてとりあえずペースを維持して様子見。
十日町から七日町文翔館方面へと向かいますが、ここも走路がやや狭く走りにくい印象でした。
それでもペースはなるべく維持したまま走り続け、7km、8km地点は予定どおりのペースで通過。このときはマコも問題なく走れていたように見えたのですがいま思えば口数がかなり減っていたような気がします。
9kmを過ぎて再度駅前大通りへと戻り、また上り区間となりますがここでマコのペースはキロ7分より少し速いくらいまで落ちてしまいまったく走れなくなりました。いくら上り区間とは言えこれは明らかに遅すぎます。このとき、暑さはまだそこまででもなかったので励ましつつ走り続けます。
まだ半分も走っていないのに大丈夫かなという不安を抱えながら10km地点を通過しました。
10km〜15km (38:37[7:43/km])
10kmを過ぎてすぐに山形大学方面へと曲がります。
ここで上りはいったん落ち着いて走路も広くなったのでかなり走りやすくなったのですが、やはりペースは上がらず。どうしたものかと並走して話をしてみるとお腹が痛くて走るのがつらいとのことでした。本人曰く、汗で体が冷えてしまって走るのがつらいということでペースが落ちてしまったようです。
給水所でしっかり水分を取りつつ11km地点まで走ったのですが体調は回復せず、ペースはキロ7分を切ることができません。
第2関門は去年と同じくらいで通過できたのですが、もうペースはガタガタでしたので次の関門を無理かもしれないなというあきらめの境地に達していました。リタイアしたほうがいいのかも知れないと思いつつも、マコが走れている姿を見ているともうちょっとがんばろうかと欲を出してしまい、励ましながら先へと進みます。
12kmから14kmまでは芋煮坂と呼ばれるこのコースでもっとも厳しくて長い坂があるのですが、ここも何度か休みながら上り切りました。
なんとか上り切ったあとは下るだけなのですが、そこでペースを上げる余裕もなくキロ7分を維持して走り続けます。
とりあえず15km地点までは歩かずに走ろうと決めてなんとか走りとおしました。
15km〜ゴール (45:13[7:24/km])
ここまでくるとマコも走れるようになってきて、ペースは7分前後で安定し始めたのでなるべくペースを上げたり下げたりせずそのペースを維持して走り続けます。14km〜19kmあたりまではほとんど下りだったのですが、途中途中で給水と合わせて休みを入れて体力温存に努めました。
19km地点を過ぎて最後の関門を通ったところでやっとゴールできる目途が立ったとホッとしました。
そこからゴールまではほぼ平坦な道が続くので、集中を切らさないようにあれこれ話しかけながら淡々と走り続けます。
ペースは最後まで戻りませんでしたが、無事制限時間内にゴールしてきました。
まとめ
今回はいろいろと反省点があるのですが、一番後悔しているのは体調が悪いと言われたタイミングでリタイアしなかったことです。
もしこれがわたしの体調不良であれば無理を通すこともしょうがないというか、倒れて迷惑をかけない程度に無理をしてでも完走を目指すというのは悪いことではないと思うのですが、走り慣れていないマコにそこまで無理をさせるべきではなかったです。それが同伴したわたしが取るべき行動だったと思うし、そうすべき責任が自分にはあったと思っています。
結果だけ見れば完走できたのでよかったのですが、でも今回は11.5kmの関門でリタイアするのが最善策だったと考えているしものすごく反省しています。
大会自体はほんとうにすばらしかったし山形をマコといっしょに走れたことはとても楽しかったのですが、なかなかつらいハーフマラソンでした。
(過去に参加した山形まるごとマラソンの結果)
大会名 | 日付 | タイム | 前回差 |
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第1回山形まるごとマラソン | 2013/10/06 | 1時間38分46秒 | - |
第2回山形まるごとマラソン | 2014/10/05 | 1時間34分10秒 | -4分36秒 |
第3回山形まるごとマラソン | 2015/10/04 | 1時間32分02秒 | -2分8秒 |
第4回山形まるごとマラソン | 2016/10/02 | 2時間15分35秒 | +43分33秒 |
第5回山形まるごとマラソン | 2016/10/01 | 2時間27分26秒 | +11分51秒 |
(関連リンク)
*1:妻