「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」見たよ


子供の頃に地球から誘拐された、宇宙一運が悪いトレジャー・ハンター、ピーター・クイル。ある日、彼は巨万の富を夢見て、無限の力を持つパワーストーン<オーブ>を盗み出す。だが、オーブを狙う“闇の存在”から命を狙われ、セクシーな暗殺者、復讐に生きる破壊王、さらに凶暴なアライグマ&歩く植物という、史上最もヒーローらしくない仲間たちと“宇宙最凶チーム”を結成。銀河存亡を懸けた無謀すぎる戦いと、ありえない冒険に挑む!

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』作品情報 | cinemacafe.net


予告もかなりおもしろそうだったので期待していましたが、最初から最後までまったく隙の無い完璧な出来映えに感動をおぼえるほどすばらしい作品でした。
設定も物語も音楽も登場人物もぜんぶよくてとてもおもしろかったです。

そんなわけで「おもしろい」という点についてはまったく疑問を抱く余地のない内容だったし、今年観た作品にかぎらずいままで観た中でもかなり上位にくるくらいすごく出来のよい作品だと感じたのですが、一方で「じゃあこの作品のことが好きか?」と問われるとそうでもないなというのが率直なところでしてそのギャップというか「すごいおもしろい作品を見た!」と興奮している一方で、「でも好きってほどでもないなあ」という冷めた見方をしている部分もあって、ものすごい温度差のある感情が同居していることになんとなく違和感をおぼえてしまいました。

観終わった直後は「子どもと一緒に吹替えでもう一回観よう!」と息巻いていたのに、家に帰ってきてちょっと落ち着いたら「おもしろかったけどもう一回吹替えで観なおしたいってほどじゃないかなー」と消沈してしまいました。

「単に熱しやすく冷めやすいだけだろ」と言われたら返す言葉はありませんが、なんとなく「すごくいい作品なんだけど自分が好きな作品ではない」だけだったんじゃないかなという気がしてきました。

ここしばらく「よい作品 == 好きな作品」というパターンが続いていたのでちょっと忘れていましたが、いい作品だから好きってわけでもないんですよね。


@TOHOシネマズ宇都宮で鑑賞


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