「バトルシップ」見たよ


ハワイでアメリカを始めとする世界各国の護衛艦が集結して大規模な軍事演習行われるなか、沖合に正体不明の巨大な物体、エイリアンの母船が現われた。しかし、呼びかけを行った科学者たちの意図とは裏腹に、エイリアンは次々と未知の武器を繰り出し、激しい攻撃を仕掛かけてくる。その戦いの最前線に立たされたのは、演習に参加していた米海軍の新人将校アレックス・ホッパー(テイラー・キッチュ)と、彼がライバル心を燃やす自衛艦の指揮官ナガタ(浅野忠信)だった――。

『バトルシップ』作品情報 | cinemacafe.net

MOVIX宇都宮で観てきました。

予告を観た印象としては、「見た目が派手なだけで内容はスカスカな大作系の作品」という印象を受けたのですが、観てみてびっくり超おもしろかったです。とつぜん宇宙人に襲われるという話自体も好きなのですが、この作品は侵略されていくという展開があまり一方的にならないように設定・シチュエーションが工夫されていて、適度な緊張感をもちつつ観られるくらいにパワーバランスが調整されていてその絶妙さはたいへんすばらしかったです*1

あと話の転がし方も非常にうまくて、最後の最後まで飽きることなくて鑑賞しました。
ここまで間断なく盛り上がる作品もめずらしいんじゃないかと思います。おもしろかったなー。


はるか遠くにある生命のいそうな星を見つけたのでそこにズガーン!と信号を送ってみたら、全然友好的じゃない宇宙人が来襲してあっという間に襲われたでござるというお話。


最初に書いたとおり、いいところはたくさんあったのでそれらを紹介したいのですが、そういうひとつひとつを列挙してもこの作品のよさは伝わらないような気がします。と言いつつ、正直に言うと書きたいことが多過ぎて選んで書くのがめんどくさくなったのです。ブイを使って敵の位置を知り、ミサイルを撃ち込むあのシーンはまさにゲームのようで楽しかったとだけ書いておきます。


そんなわけで、まずは劇場で観てください。


個人的には好きな人でなければなかなか気付かないような細かいところにまでこだわっている点はすごくいいなと思ったし、作り手の「好き」がすごく伝わってくるよい作品だったと思います。

ただ、続編を作るつもりがないのであればエンドロール後のアレはいらなかったかな...。

公式サイトはこちら

*1:地球に突入するときに宇宙人側のある機器が壊れてしまうというハプニングを入れるところと、海にバリアーを張るというところがよかったんじゃないかと思っています