さきほど足利から帰ってきたらちょっと驚くニュースが飛び込んできました。
興行収入11.6億円のヒットを記録した映画『エイトレンジャー』の第2弾の製作が決定し、2014年夏に公開されることが9日、明らかになった。
関ジャニ∞主演の『エイトレンジャー』、デビュー10周年で第2弾公開決定! | マイナビニュース
あの終わり方だったので何となく覚悟はしていましたが「ああやっぱり撮るのか...」というやるせない気分でいっぱいです。
前作は本当にひどい映画だったので次作はもうちょっとまともな作品にして欲しいと願うばかりです(懲りずにまた観る予定)。
さて、記事を読み進めるとちょっと気になるところを見つけました。
公開後から続編を望む声が数多く上がり、関ジャニのデビュー10周年の年でもある2014年に公開されること決まった。
関ジャニ∞主演の『エイトレンジャー』、デビュー10周年で第2弾公開決定! | マイナビニュース
続編を望む声が...という部分はたぶんわたしの読み間違えだと思うのでひとまず気にしないことにして、関ジャニは来年10周年を迎えると書いています。私の中では彼らはすごく若いというイメージが強かったのでデビューが10年前ということにとてもびっくりしました。そして10年という決して短くない期間ずっと人気を保ち続けるというのはほんとすごいなと感心せずにはいられませんでした。
10周年という節目に撮る映画であれば、なおさらよい作品になってくれることを願って止みません。堤監督がんばって!
そしてなぜわたしが10周年という単語に反応したのかというと、じつは本日11月9日は結婚記念日でして今日で結婚10年目を迎えることとなったためにすごく敏感に反応してしまいました。
「10年目の結婚記念日」というと、世が世ならスイート10ダイアモンドを要求されそうなとても大きな出来事ですが、残念ながらいまのところそのイベントにフラグは立っていません。二人とも指輪に執着がないというか、そもそもそろいもそろって結婚指輪すらしてませんからね...。
話を戻してわたしとマコ*1は知り合って15年、そして結婚して10年になりました。
これだけ長く一緒にいると記憶に残っていることもたくさんあるのですが、こと結婚に関して言えば披露宴よりもマコと二人で市役所へ婚姻届を出しに行ったことを思い出します。イベントとしての大きさは当然披露宴の方が大きいのですが、披露宴はあまりに大変過ぎたためか記憶が封印されているんじゃないかというレベルでなにもおぼえていません。残念ながら宴の様子はビデオに撮られていてそれを観れば思い出せそうなんですが、ほんと怖くて見れないというのが正直なところです。というかそんなビデオ観たくないです(笑)
そのかわりというのもアレですが披露宴の翌日に婚姻届を出しに行ったときのことはよくおぼえています。
婚姻届を出しに行ったのは2003年11月9日。その日は第43回衆議院議員総選挙の投票日でした*2。。
選挙の投票日ということは日曜日ということであり、つまり市役所の窓口はお休みの日ということになります。
ちゃんと平日の窓口がやっている時間に行ってもよかったのですが、正直平日に行くのもめんどくさかったので窓口がやっていなくてもいいからとりあえず婚姻届を出そうということで男鹿市の市役所へと足を運びました。
婚姻届を出すなんて初めてでしたので*3「これどんなふうに受け取ってもらえるんだろう?」「もしかしたらすごいおめでとうとか言われちゃうのかなー」とすごくドキドキしていったのですが、書いた婚姻届を宿直のおじさんにお渡ししてそのまま帰ってきました。当然まったくイベント感ゼロ(笑)
「はい預かりますね」というそっけない一言で入籍という一大イベントがあっさりと完了してしまったことに二人とも拍子抜けしてしまい、帰り道に「なんだかあっけなかったねー」という話をしながら帰ったことを今でも思い出します。
そんなふうに婚姻届を出してから10年間という短くない結婚生活を続けてきました。
思い出せばいろいろとありましたが、こうやって継続10年目を迎えることができたのはひとえにマコのおかげだと思っています。これは誇張抜きにしてそう思っていますし、おそらくわたしの日常を知る人であればみな同意してくれると思います。
たとえばわたしが映画を観たいと言えば日夜出歩くことを許してくれたし、わたしがフルマラソンを走りたいと言えば宇都宮から600km離れた会場までいっしょに大会に応援しにきてくれました。わたしに「やりたいと思うことはやって欲しい」と言ってくれるその言葉に甘えて本当にやりたい放題やっているおかげで、存分に毎日仕事をがんばることができています。
じゃあわたしはマコに何をしてあげられているのか?というとこれがもうびっくりするくらい何にも思いつかなくて、結局いつも自分は好きなことをやらせてもらっているというだけです。その事実を直視させられるたびに「ああじぶんはなんてダメなやつなんだ」と思い知らされるばかりでしてたいへん悲し過ぎます。
これからの10年はマコによろこんでもらえるようなことを考えて、日々実践していきたいです。
がんばれ、おれ!(おしまい)