吸血鬼一族と狼男一族の争いを描いたホラー・アクションシリーズ第4作目。レン・ワイズマン監督が再びメガホンを取り、ケイト・ベッキンセールが孤高の戦士役として、3Dで再びスクリーンに戻ってくる。
『アンダーワールド 覚醒』作品情報 | cinemacafe.net
TOHOシネマズ宇都宮で観てきました。
本作はシリーズ4作目ということですが、わたしは「アンダーワールド:ビギンズ」しか観ていない状態で鑑賞してきました。ちなみにビギンズは作品公開順的には新しくてこの直前の作品(3作目)なのですが、内容的にはシリーズを通して語られる物語の最初の部分を描いているために、実際にはこれだけ観てもシリーズの流れはいっさい分からないという位置づけにあります。
そんなわけで、バンパイアとライカンの仲が悪いらしいよという程度の知識だけを携えて観てきたのですが、それだけ知っていれば十分楽しめる内容でしてとてもおもしろかったです。
ストーリーは非常にスピーディに展開するのですがシーンのつなぎはとても分かりやすくて置いてけぼりになることはありませんでしたし、何よりも個々のアクションシークエンスがとにかくいい出来でダレる暇もなくすすんでいきます。
くわえてストーリー自体も実は予備知識がなければ置いてけぼりになる部分はほとんどなくて「知っていればなお楽しめる」という加点要素のようになっていました。これであればシリーズをとおして初めて観る人でも全然違和感をおぼえずに見られるんじゃないかなと思いますし、次作にも期待のもてる終わりになっていて早くも次が楽しみになってきました。
上映時間が88分とコンパクトにまとめられていたのもすごくよかったです。
前作ビギンズが2009年公開でしたので、次は早くても2014年くらいだと思いますが、公開される日を楽しみに待とうと思います。今度こそ過去の作品もちゃんと見ておこうっと。
あと今回は3Dで観てきましたが、ぶっちゃけ3Dじゃなくても別になくてもよかったような気がします。上映時間は短いので許容範囲といえば許容範囲ですが、ただこれから観る方で3Dじゃないと嫌という人以外は2Dで十分だと思います。
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