タップダンスの達人であるペンギン、マンブルは息子のエリックがダンス嫌いなことに悩んでいた。さらに、踊ることが嫌いなエリックは父の下から逃げ出し、ペンギンながら飛ぶことができるマイティ・スベンと出会う。そんな時、ペンギンたちが暮らすエンペラーランドが巨大な氷の倒壊に巻き込まれ、エリックの母親・グロリアや仲間たちが閉じ込められてしまう。そこで、マンブルはこの最悪の事態にあるゆる生き物たちをペンギン国のために集結させる。そして、父親の勇敢な姿を見たエリックは…。ファン待望のシリーズ第2弾。
『ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊』作品情報 | cinemacafe.net
シネマロブレでハホ*1と観てきました。
外的環境の変化によって理不尽な目に合わされても挫けずに、多くの仲間たちや敵まで巻き込んで状況を打破しようとするペンギンたちの姿を描いていて非常におもしろかったです。ペンギンたちのポップでキュートな歌声とダンスはとてもノリがよくてハホはずっとノリノリでリズムを取っていたし、ただでさえかわいいペンギンたちの中でもとりわけかわいい子ペンギンの活躍に二人で胸をキュンキュンと高鳴らせてしまいました。
前作は、ほかのペンギンたちと同じように歌が歌えないことに悩んでいた主人公マンブルが、自分なりの自己表現方法としてタップダンスを見つけるプロセスを描いていましたが、今作ではそのマンブルの息子であるエリックがダンスが踊れないことに悩むことから物語が始まります。
本作はメインストリームについては前作ととても似ていて、エリックが自分なりの自己表現方法を見つけるまでを描いています。父子が同じように悩み、自分の道を見つけて自立していく様子を見ていたら、歴史物語を読んでいるような気分にもなってグッときました。
そして本作を観終えたときに、わたしは普段からやりたいと思っていたことをもっと素直にやってみようと思ったし、自分の内側から出てくる気持ちにもっと素直に従いたいと感じました。
話は映画の中身のお話から変わるのですが、大みそかにあげたエントリー(2011年大みそか日記とちょっとだけ振りかえり)でも書きましたが、今回はわたしとハホ以外のお客さんはおらず二人きりで映画を観ました。
ただ、上映時間が朝いちばんの早い時間しかなかったので今朝は7時に起きて観に行くことに。なんでこんな早起き...。
何とか間に合い劇場に入ると、予想外にもなんとわれわれ二人きりという状況でしたので、のんびりと鑑賞してきました。わたしはのびのびと見られてよかったのですが、ハホは人がいなかったのがちょっと寂しかったらしく「多過ぎるのもいやだけど少ないのもちょっと寂しくてヤダよね」と言われたのでした。
2011年大みそか日記とちょっとだけ振りかえり - 子持ちししゃもといっしょ
ここ数年、大みそかにハホを連れて映画を観に行くのは恒例となっていて、2008年は「WALL・E」、2009年は「ティンカー・ベルと月の石」、2010年は「チェブラーシカ」を観ています。自分で言うのもなんですが、とてもすてきなチョイスにびっくりです。
今年観た「ハッピーフィート」も、おもしろさとしてはほぼ例年並みによかったのですが、今年は大みそかにスクリーンを借り切って映画を観るという経験ができたわけで、これはとても記憶に残る出来事になるなーとしみじみと感じたのでした。
来年の大みそかもハホと映画を観に行けますように!
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*1:長女