マックス・ペイン


愛する妻子を殺された刑事、マックス・ペインマーク・ウォールバーグ)は後悔の念に苛まれ心の痛みに耐えながら、たった一人で憎き犯人の仇討ちを狙っていた。ドラッグ中毒だったという美女の誘惑や、氷のように冷たい存在感を放つ狂暴な女ロシアン・マフィア、そして“翼”を持つ異様な風貌の男…など、謎めいた人々との出会いや連続殺人事件。様々な謎が一つに結びついたとき、巨大な陰謀と想像を絶する敵がマックスの前に現れる――! マーク・ウォールバーグ主演のクライム・アクション。

『マックス・ペイン』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮にて。
予告を観る限りではかなり破天荒な展開が期待できそうな作品でしたが、意外にそうでもなくて拍子抜けしてしまいました。とりわけ語りたくなるようなところがない普通のクライムアクションでして、その点は少々期待には及びませんでした。
そのかわりと言っては何ですが、ストーリーや構成はとてもうまくまとまっていたので話が変な方向に飛躍してしまうこともなく、安心して観ていられる*1作品でした。すごく面白かったとは言えませんが、値段相応には楽しめる作品だったと思います。


で、結局何がよくて何が悪かったのか考えてみたのですが、アクションシーンとか銃撃戦、話の持っていきかたはそんなに悪く無かったのですが、どうも登場人物(特に主人公のマックス)に魅力を感じられませんでした。主人公のバックグランドに対する信憑性/重みがいまいち感じられず、結果として作品そのものにも思い入れを持つことが出来なかったのが残念でした。


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*1:クライムアクションでこれがほめ言葉になるのかどうかは微妙ですが