「GANTZ PERFECT ANSWER」見たよ


黒い謎の球体GANTZガンツ)に召還され、異形の“星人”と呼ばれる存在との戦いを強いられる人間たち。主人公・玄野(二宮和也)と加藤(松山ケンイチ)は、星人=敵を殺さなければ脱出できないという理不尽な状況に追い込まれる。戦いを続け、生き抜くことを選択する玄野と、暴力に支配された世界を嫌悪し、戦いを否定する加藤。対立する2人を軸に、極限状態に追い込まれた様々な人間たちの想いが交錯していく。後編では、多恵(吉高由里子)がガンツから命じられるミッションのターゲットになってしまう。終わることのない苛烈な戦闘の中で、2人がこの不条理な世界に下した究極の選択とは…。同名子コミックスと異なる、映画オリジナルのラストが用意されている。

『GANTZ PERFECT ANSWER』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮にて。


前作は観てしまったのでとりあえず完結編も観とくかと気軽な気分で観に行ったのですが、予想よりも上映時間が長かった(何と141分!!)うえにPERFECT ANSWERというサブタイトルの割にいまいち納得出来ない終わり方だったので消化不良な気分で映画館をあとにしました。


基本的にはどんなに面白くていいストーリーでも、そこまでに積み重ねたプロセスを台無しにするのは好きになれませんし、この作品のラストは特にその傾向にあったのでわたしはどうしても好きにはなれませんでした。ただ、前半部分、特に最初の地下鉄のミッションあたりの謎をばらまいていくあたりはとても面白くてそのあたりまではすごく楽しく鑑賞出来ました。ところが散々撒いた謎の多くは回収されることなく、適当にそれっぽい答えを仄めかされて終わっちゃうし、その中途半端なプロセスさえも結局ラストではすべて無かったことのようにされるわけで、消化不良になって当然の内容なのです。


前半の調子でいってくれたらよかったのになあ...。残念。


とりあえず、PERFECT ANSWERと大見得を切ったあのラストが、この作品のすべてを台無しにしたとわたしは思っています。
そういう意味ではたしかにPERFECTかもw

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