「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」見たよ


驚異的な治癒能力と高度な戦闘能力、すべてを切り裂く超金属の爪を武器に持つ危険な男、ウルヴァリン。最強にして謎めいた過去を持つ孤高のヒーローの、壮絶かつ壮大な知られざる物語が、遂に封印を解かれる。ヒュー・ジャックマン主演の大ヒットSFアクションシリーズ『X-MEN』最新作。ファンの間でも非常に高い人気を誇るウルヴァリンを主人公に、シリーズ序章を描く。

『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮にて。


映画のX-MENシリーズは未見ですが、カプコン格闘ゲームでキャラクターには触れたことがあったので作品の世界観にはすぐになじむことができました。ウルヴァリンがなぜあの鋼鉄の爪を持つに至ったのかというバックストーリーを知ると、今までよりもX-MENに興味が沸いてきます。彼の生い立ちに関する物語がひとつの形としてまとめられたことと、ヒュー・ジャックマンのたくましい体つき+すばらしい映像表現のおかげで、観終えたときにはウルヴァリンという存在があたかも実在するかのように感じられるほどでした。
とてもよく出来た作品でおもしろかったです。


それにしても、アメリカってこういう「常識では計り知れない強さをもつ存在」を軍が隠し持っているという設定が好きですよねえ。最近公開された映画だけでも「G.I.ジョー」や「モンスター vs エイリアン」なんかがそれに該当しますが、こういうモチーフがすごく多いような気がします。軍に対する畏敬の念なのかもしくは不信感なのか分かりませんが、どういうテーマであれ、軍を題材・舞台にした作品は爆発やアクションが半端ないのでとても好きです。
ヘリコプターを爪で引き裂くシーンや、予告にもあった流れ出たガソリンに爪で着火するもその爆発の様子を振り返りもせずにあとにするシーンがとてもかっこよくて印象的でした。


俺にもあんな爪が生えたらいいのになあ...。


公式サイトはこちら