「フルスロットル」見たよ


2018年、デトロイト。 “ブリックマンション”と呼ばれる無法地帯では、暴力とドラッグが蔓延した“弱肉強食”の世界。ダミアン(ポール・ウォーカー)は、この町のギャングたちを型破りな方法で片っ端から捕まえていく、腕利きの潜入捜査官。優秀な警察官だった父親を“ブリックマンション”のボス、トレメイン(RZA)に殺されており、その復讐に燃えていた。ある日ダミアンは“ブリックマンション”への潜入を指示される。それは辺り一帯を破壊する威力を持った爆弾の爆発を阻止するため。タイムリミットは10時間。彼の案内役には、同じく“ブリックマンション”に大事な人を奪われた青年リノ(ダヴィッド・ベル)。頭脳と肉体を駆使して、たった2人で“ブリックマンション”に立ち向かう!

http://kizasi.cinemacafe.net/movies/cgi/25813/


デトロイトにある無法地帯と化したマンションを舞台に繰り広げられる抗争を描いた作品でしたが、とてもおもしろかったです。
フルスロットルというタイトル(邦題)のとおり、人間が全力をふりしぼったらどこまですごい動きができるのか?ということに挑戦しているすばらしい映像の連続に大興奮の2時間でした。とくにダヴィッド・ベルがかっこよかったです。

あまりに気になったのでダヴィッド・ベルについて調べてみたのですが、フリーランニング/パルクールと呼ばれるスポーツの第一人者だそうでして、YouTubeにあがっている彼の動画を見ていたらたしかにあの尋常ではない動きは素人のそれではなかったよなと改めて感心しました。


また、映像に力点が置いている分ストーリーはわりとシンプルに組み立てられていてそれも非常に好印象でした。

これでもし話がややこしかったらどうしてもそちらに気が取られてしまって映像を存分に楽しめなかったと思うので、わたし的にはストーリーのシンプルさとおもしろさ、そしてアクションのすばらしさがとてもよいバランスで配置されていたと感じました。唯一、悪役がやや弱過ぎて物足りないような気もしましたが、主人公二人の強さを引き立てていたと思えばこれはこれでアリだなと思いますし、不満と言うほどのものでもありません。


とりあえずダヴィッド・ベルのアクションに惚れこんでしまったので彼の出ている作品をチェックしてみようと思います。


@MOVIX宇都宮で鑑賞


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