- 作者: 山本ケイイチ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/05/30
- メディア: 新書
- 購入: 33人 クリック: 497回
- この商品を含むブログ (206件) を見る
筋肉を鍛えることは今や英語やITにも匹敵するビジネススキルだ。本書では「直感力・集中力が高まる」など筋トレがメンタル面にもたらす効用を紹介。続ける工夫など独自のノウハウも満載。
いま体を鍛えるビジネスマンが急増中。経営者や金融マン、クリエイターなど、常に成果を求められる人ほど、トレーニングに時間とお金を投資している。筋肉を鍛え維持することは、もはや英語やITにも匹敵するビジネススキルなのだ。本書では「直感力・集中力が高まる」「精神がタフになる」など、筋トレがメンタル面に大きな変化をもたらすメカニズムを解説。続けるための工夫、効果を高める食事・睡眠、ジムの活用法など、独自のノウハウも満載した画期的トレーニング論。
http://www.amazon.co.jp/%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%AD%8B%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E3%82%84-5-1-%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%82%A4%E3%83%81/dp/4344980867
7月以降、4〜5kgも太ってしまい、今も体型を戻すためにいろいろと試しているのですがなかなか元に戻りません。
太るのは簡単、戻すのは高難易度なのは世の常ですが、やはり30歳を超えると多少運動をしても筋肉がつきにくい上に一度付いた脂肪はなかなか消えてくれません。さてどうやって体を鍛えようと思って悩んでいた時にこの本を見つけたので読んでみました。
具体的なトレーニング方法についてはほとんど言及されていませんが、どのような心構えでトレーニングにのぞむべきかという点やトレーニングをすることで得られるメリット、そしてタイトルにもある「仕事ができる人はなぜ体を鍛えるのか」という点についてわかりやすくまとめられていて、非常に読んでて楽しい、そして体をきたえるモチベーションがあがる本でした。
私が一番興味をもったのは、トレーニングがうまくいく人とそうではない人の違いについてでした。
本書の中で、著者はトレーニングに失敗する人の共通点として以下の5点を挙げています。
-
- 目的が曖昧
- 目標が立てられない
- 計画性が低い
- スケジュールに無理がある
- 情報に惑わされやすい
さらにトレーニングが成功する人の共通点として以下の6点を挙げています。
-
- 目的が明確である
- 忍耐力がある
- 計画性が高く実行力がある
- 情報の選択力が高い
- コミュニケーション能力が高い
- 仕組み化がうまい
つまり後者6パターンがパターンで、前者5パターンがアンチパターンなわけですが、よく見るとこれって筋トレ云々という話ではなくて、仕事の出来る人/出来ない人の行動パターンと一致します。この共通点がどのようにトレーニングの成功と結びつくのかという理由付けが本書の一番の目玉だと思いますのでぜひ読んでみてください。
体重を落とすためにやっていることといえば、最近は走ってばかりなのですが、この本を読んで20分以上持続できる運動がよいというのが書いてあったので、走る距離をのばすか、ウォーキングに変更してみようかと考えています。