さくら日和

さくら日和 (集英社文庫)

さくら日和 (集英社文庫)

「ママは、さくらももこなんでしょ」と疑惑を深めつつある息子に正体を明かさないための悪戦苦闘…「深まる息子の疑惑」等、ももこの“今”をぎっしりつめこんだ、ただごとではない面白さのエッセイ集。

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89%E6%97%A5%E5%92%8C-%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89-%E3%82%82%E3%82%82%E3%81%93/dp/4087752542


普段はあまりこの手のエッセイは読まないですし、何よりさくらももこの著書に興味を持ったことはなかったのですが、表紙がほのぼのしててとても惹かれたので手にとって見ました。
自身の離婚話から、編集者を驚かせる/喜ばせるためだけに50万円をかけておこなった「おめでとう新福さん」パーティの話、そして食べ物の趣味が合うということで結成された「くいしんぼう同盟」の話などなかなか幅広くネタが詰め込まれていて楽しく読むことが出来ました。
そうそう。
あとは父ヒロシのおもしろさが文章から伝わってきたのもとてもいいなと思います。ちびまる子ちゃんを見て何となくイメージしていた本物のヒロシ像が崩れることなく、よりいっそう面白キャラが確立されたのはとても喜ばしいことです。


とてもよかったので他のエッセイも読んでみようとひそかに決心しました。