世界はときどき美しい


ふとしたきっかけで出会う美しい瞬間があるから、ひとりの自分にもやさしくなれる。強くなれる…。
傷つき、かじかんでしまった心に、やわらかな光をそそぎ込む奇跡の映像詩。かけがえのない一瞬を積み重ねる人生を、5つの変奏によってつづる。
語りべとなる主人公たちには、松田龍平市川実日子片山瞳松田美由紀柄本明ら豪華な顔ぶれがそろい、これまでのキャリアが結晶したような慎み深い演技で魅力を香り立たせている。

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=7657

渋谷ユーロスペースにて。ここは受付の女の子が圧倒的にかわいくて困ります。


この作品を見て感じたのは、幸せの形って本当に人それぞれなんだなってこと。言葉にすると陳腐過ぎて鼻をつままれそうなんだけど、でも結構多くの人が気付いていないか忘れがちな点じゃないかと思うのです。
いや何の話かというとぶっちゃけ自分の話なのですが、私は積極的に空気を読まないしマイペースなところがあるせいか、周囲の人からいろんなアドバイスをされることが多いのです。特に「○○した方が絶対にいいよ」なんて言われると「なんで絶対なんて言えるんだよ」とその言葉にムッとしてしまいます。悪気がないのは分かるのですけど、何か許せないんですよね。


映画の話に戻して...。
70分という短い時間を、さらに5つの話で分割しているので内容が薄くなってしまわないか心配でしたが、全くの杞憂でした。短時間であっさり見れるけど考えさせられる作品でした。


公式サイトはこちら


[追記]
インタビューを見つけました。そういえば1に出てた松田美由紀さんが松田龍平さんのお母さんだという事をすっかり忘れてました。親子競演だったんですね。
http://movies.yahoo.co.jp/interview/200703/interview_20070326001.html