あしたの私のつくり方


「わたしたちの描くストーリーは、きっとハッピーエンドです。」
一通のメールからはじまる「私」の忘れられないストーリー

どこにでもある小学校の教室。ごく平凡な女の子・寿梨(成海璃子)は、仲間外れにされたくなくて、友達に合わせてしまう日々に違和感を感じている。クラスで人気者の日南子(前田敦子)はひそかに憧れの存在。家に帰っても心は晴れない。毎日ケンカばかりしている父(石原良純)と母(石原真理子)を仲良くさせたくて、いい娘であろうと努める。だが、両親の願いを叶えるべく挑んだ中学受験に寿梨は失敗してしまう。しばらく休んでいた学校に戻ってみると、人気者だった日南子が、学級会の進め方で女子の怒りを買ったとかで、突然クラス中から無視される存在に。
卒業式の日は忘れられない想い出となる。寿梨は、みんなに無視されたくなくて話しかけられずにいた日南子と、誰もいない教室で偶然ふたりきりになる。 “本物の自分”と“偽者の自分”の話。日南子は、いじめにあっている今の自分は“偽者の自分”であり、“本当の自分”は人気者の前のカナコなのだと語りだす。弱い自分を必死で隠し偽ることで自分を守る強がりな日南子に共感を覚え、初めて寿梨は自分の本当の気持ちを語りだす。

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=7776

宇都宮テアトルにて。
4/30に渋谷で見て以来の二度目の鑑賞です。前回は遅刻したせいで途中から見たのですが、今回は最初からちゃんと見ることが出来ました。見ていない部分がとても気になってたのですが、なかなか見る機会に恵まれず悶々としてました。見れて良かったです。


感想は前回とほとんど変わりませんのでそちらのとおりなのですが、本当の自分と嘘の自分っていうテーマは何度見ても面白いです。理想の自分、輝いていた時期の自分を本当の自分として見据え、ダメな時期の自分は嘘の自分と考えてしまった事は私も経験があります。ま、今となっては笑える話ですが当時は結構本気で悩んでいたのですが、その当時の自分にこの映画を見せることが出来たら、もうちょっとは楽に生きられたんじゃないかとふと思いました。嘘も本当も無くて自分はいつでも自分なんだと言うこの作品のメッセージは心にストレートに届く感じでとても大好きです。


前回の感想(4/30)はこちら
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