栃木県塩谷町で開催された第40回しおや湧水の里マラソンに参加してきました

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栃木県塩谷町で開催された第40回しおや湧水の里マラソンに参加してきました。


2年ぶり3回目の参加ですが10kmコースを走ってきました。

タイム

1kmごとのタイム。

距離 タイム 合計タイム 備考
-1km 03:56 03:56 スタートロス3秒
-2km 03:59 07:56 -
-3km 03:57 11:54 -
-4km 03:59 15:53 -
-5km 03:52 19:46 -
-6km 03:56 23:43 -
-7km 04:01 27:44 -
-8km 04:07 31:51 -
-9km 04:09 36:00 -
-10km 04:12 40:13 -
タイム種別 タイム
グロスタイム 40分13秒
ネットタイム 40分10秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.25[m] 198[歩/分]


合計:10km/00:40:13(4分01秒/km)


種目別では59人中11位、総合では243人中24位でした。


走ってみての感想


[コース図]

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高低差図

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ジョグをしたり荷物を預けたりとぎりぎりまで動き回っていたのでスタート場所に到着したのはスタート数分前でした。とりあえずそこそこ前のほうに陣取ってスタートを待ちました。事前にしっかりジョグもできたので体は温まっていたので号砲と同時に想定ペースで走り出しました。予定どおり9:50スタート。スタートロスは2秒くらいでした。


スタートして100mくらい走ると競技場を出て下り坂を200mほど走ります。その先のT字路を左折すると公道に出てやっとロードレースが始まったなという感じになりました。下り坂で少しペースが上ったおかげでそこそこのペースで走れている実感があったのでひとまずそのペースを維持して走り続けます。1km地点ちょうどでGarminからの通知がきたのでペースを確認するためにここだけタイムを確認しましたが、3'56とスタートロスを除けば想定していたとおりのペースだったのでここからは時計を見ないで走ることにしました。なるべくこのペースを維持することを心がけて走ります。

1kmを過ぎるとしばらく上りが続き、上り切ったら少し下るという感じでややアップダウンが続きます。
とは言え、アップダウン自体は大したことがなかったのでここも気持ちよく走っているとあっという間に2km地点を通過。心肺に余裕はありませんがまだまだ大丈夫そうです。


2kmを過ぎると沿道にちらほら応援してくれている人たちがいたのでお礼を言ったり手を振ったりしながら走り続けます。この大会はランナーの数が多くないうえに道路が広いのでとても走りやすいし、何よりも天気が凄くよくてとても気持ちよく走ることができます。3km、4kmとやや上り基調な部分がありつつも順調に走り続け、5kmの数百m手前から今度は緩やかな下り基調に変わります。ここから6km過ぎまではずっと下るのでここはなるべくペースを上げて走りました。

6kmを過ぎてすぐに大きく右折します。
ここで何人かのランナーを追い越したのですが全部を振り切ることができずにしばらく4人くらいの集団で走ることになりました。曲がってから300mほど走るとちょっと大きめの橋のところに出たのですがここらへんから少し向かい風が出始めました。と言っても大した強さではなかったのですが、いっしょに走っていたうちの一人(おじいちゃん)が「風がつらいから後ろ走らせて」と声をかけられたので快諾しました。


そのまましばらく走り続け、7km、8kmと通過。ペースは落とさずに走り続けているつもりでしたが、あとでラップを確認すると7km以降はペースが右肩下がりで落ちています。このあたりの体感ペースと実際のペースのずれにこの時点で気付けていればな...といまとなっては思ってしまいます(意味深)。


8kmを過ぎて突き当りを右折して少し走ると9km地点に到着。あと1kmですが、ラスト500mは上り坂なのでそこに向けて少し足を温存するためにペースを上げ過ぎないよう注意して走ります。6km過ぎで形成された集団はほぼそのままで、その先頭を自分が走っているという状態もここまでまったく変わりませんでした。


残り500mでスタート・ゴールになっている総合運動公園の入り口に到着。そこを左折すると200mほど上りが続きます。
上りが始まると思っていたよりも斜度がきつくてペースが上がりません。それでも上りだから多少苦しいのは仕方ないだろうと思って走っていたのですが、だんだんと脚が上がらなくなり、そして残り50mほどのところで急にアキレス腱に痛みが出て走れなくなってしまいました。それまで痛みらしい痛みなんてまったくなかったので、痛みだしたときはアキレス腱が痛いとは思いもよらず何だか違和感があるなという感じでしたが、冷静にその違和感と向き合ってみるとそれはも明らかに痛みと言ってもいいほどの違和感でして走ることはおろか歩くのもしんどくて立ち止まってしまいました。


立ち止まった瞬間に後ろを走っていた人たちが追い抜いていき、6kmで風よけにさせてくれといってきたじいちゃんは「最後だからほらがんばるぞ!」と声をかけてくれました。ただ、それにこたえる余裕はまったくなくて痛みで一歩踏み出すこともしんどくてどうしようもなくなってしまいました。ゴールまであと300mほどでしたがとても走ってゴールできる状況ではなく、どうしたらいいのか途方に暮れてしまいました。

とりあえず深呼吸をして脚の様子を確認したのですが、歩くくらいであればなんとかできそうだったのでとにかく少しずつでもいいのでゴールを目指すことにしました。痛くて何度か立ち止まって休みながら少しずつゴールへと向かいます。ゴールまでの300mで5人くらいに追い抜かれてとても悔しかったのですが、でもそれを悔しいと嘆く気分にすらなれず、ただただ情けなさでいっぱいになりながらゴールへとたどり着きました。ゴール30mほど前で時計が40分を超えたのが見えたときが一番悲しくなりました。


まとめ


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ゴール直後は「またアキレス腱を痛めてしまった」というショックで頭がいっぱいでしばらく茫然としてしまいました。
痛む足を引きずりながら完走証と参加賞をいただいたのですが、どうしても気持ちが整理できなくて会場脇にあるベンチに10分くらい座り込んでしまいました。何も考えずにゴールする人たちを眺めていたのですが、不意にゴール直前で追い越していったおじいちゃんがやってきて「今日は引っ張ってくれてありがとな!」と言って去っていきました。ゼッケン番号的には60代だと思うのですが、あの年齢になっても40分を切って走れるのってほんとすごいな...とそのとき改めて思いました。かたや最後までキロ4分を維持できずにつぶれてしまった40代のおれ...と思うと少し悲しくなりましたが、それよりもアキレス腱の痛みが気になって仕方がありませんでした。

しばらく座っていてもアキレス腱の痛みは和らがなくてじょじょに悲しくなってきたので痛い脚を引きずりながら帰途につきました。


帰りの道中はとても暇だったので怪我の原因はなんだろう?と考えながら帰ったのですが、慣れないスピードで走ったことやウォーミングアップが足りなくて体が寒さでがちがちだったことがよくなかったのかなと思ったのですが、それ以上に大きかったのは他の人と競って走ったことで必要以上に無理をしてしまったことだろうなと思っています。後半疲れてきたタイミングでもう少し積極的にペースを落とすべきだったし、そこで他の人と競いあって無理なペースで走り続けたことがよくなかったんだろうなと感じています。

わたしが走り始めた当初からなのですが、タイムを狙う/狙わないに関わらずハーフマラソン以下の距離を走るときにはいつも「一度追い越した人にはもう追い越されたくない」という気持ちから逃れられません。目の前にいる人のことは追い越したいし追い越した人には二度と追い越し返されなくないと思って走っています。フルマラソン以上の距離を走るときはなるべくペースをキープすることを最優先に考えているせいなのかあまり追い越されても気にならないのですが、短い距離はほんとうにだめで目の前の人との闘いに明け暮れているといっても過言ではありません。

栃木県那須町で開催されたNAiSU RUN2019に参加してきました - 走っても走っても


今回のタイムを見てみると6kmまでは4'00/kmを切るペースを維持できていますが、7km以降はキロ4分を超えるようになっています。


さらに各区間のピッチとストライドについても確認すると6km以降はピッチは変わらないかむしろ速くなっているのにストライドが徐々に短くなっていってるのがわかりました。


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走っているときは向かい風にあらがって6km以降はペースを上げていたつもりでしたので、上がっていたのはピッチだけでストライドがじょじょに落ちていたせいでトータルではペースが落ちていたという事実にちょっと驚きました。あんなにがんばって速く走ろうとしていたのに...。ただ、1年半前にアキレス腱を痛めたときもそうでしたがアキレス腱をやってしまう直前って蹴る力が極端に弱くなるのか急にストライドが短くなるようです。そしてストライドが短くなると当然ペースも落ちるし、でも走っているときはストライドが短くなってるなんて分からなくてペースが落ちていることに焦って強く蹴ろうと無理をしてしまい、結局それがアキレス腱に対して過度な負荷をかけることになってとどめを刺してしまうというのが負傷するパターンになることが今回の件をとおして分かりました。


連戦の疲れもあったと思うし、走り方の問題もあるんだろうなと思いますが、結局は無理なペースで走りすぎたことがよくなかったんだろうなと反省しています。いずれが原因だとしても思い当たることが多過ぎてどれが真因なのか分かりませんのでとりあえず当面は無理はせずにしっかりと傷を癒そうと思います。

栃木県那須町で開催されたNAiSU RUN2019に参加してきました

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栃木県那須町で開催されたNAiSU RUN2019に参加してきました。


今年は10kmコースを走ってきました。

タイム

1kmごとのタイム。

距離 タイム 合計タイム 備考
-1km 04:36 04:36 スタートロス4秒
-2km 04:22 08:59 -
-3km 04:31 13:30 -
-4km 04:32 18:02 -
-5km 04:29 22:32 -
-6km 04:17 26:49 -
-7km 04:14 31:03 -
-8km 04:30 35:34 -
-9km 04:28 40:02 -
-10km 04:13 44:16 -
タイム種別 タイム
グロスタイム 44分16秒
ネットタイム 44分12秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.15[m] 197[歩/分]


合計:10km/00:44:16(4分26秒/km)


種目別では92人中13位、総合では190人中27位でした。


走ってみての感想


[コース図]

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高低差図

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予定どおり10:00スタート...の予定でしたがどうやらピストルが鳴らなかったようでして、スターターおよびその周りの人たちが大声でランナーにスタートを促していました(笑)


なんとなく雨の影響で火薬がしけったのかなと思ったのですが、前日の大田原に続いて2日連続で号砲がうまく鳴らないというめずらしいハプニングに見舞われてとてもゆかいな気分でした。こんなこといままでほとんどなかったのに続くときは続くもんです。スタートロスは5秒程度でした。


今回は最後方からスタートしたのですが、人がそもそも多くないので200mも走ると前の人を抜いたりできるくらいに人がばらけました。今日はそんなに速く走るつもりはなかったものの、さすがに6'00/kmとかそういうペースで走ろうとは思っていなかったのでとりあえず無理のないペースで走って前の人を抜きながら走りました。


コースは那須町役場前発着の往復+αのコース。
+αは折り返して戻ってきてからゴールをいったん通り過ぎ、そこから黒田原駅まで走って戻ってくる分です。こういう+αがあるコースとしては日光ハイウェイマラソンがまさにこんな感じのコースでしたが、そこ以外では見たことがなくてわりと珍しいパターンだと思います。折り返し位置をもう少し離れた場所にすれば+αなんていらないのでは...と思ったのですが、道路の規制の関係でそうなったのかな?と思いました。

と、コースの細かい話は置いておいて、ざっくりとしたコースの印象は往路は下り基調で帰りは上り基調という感じでしたのでこの切り口で言えば日光杉並木とすごく似ているなと感じました。コースがやたら日光を彷彿させます。


そんなわけで走り出して1.5kmくらいは下りが続くのですが、この下りがとても走りやすくてついついペースが上がってしまいます。


朝起きた時点では前日の大田原の疲れが色濃く残っていて5'00/kmくらいで走れたらいいなくらいに思っていたのですが、下りにのせられて明らかに想定よりも速いペースで走っていました。怖くてGARMINを見れなかったのですが、1km通過時に思い切って確認すると4'36と出ていました。普段の練習では最初の1kmをこんなペースで走ったことなんてないのになんで...と思いつつ、でも脚に違和感もなく心肺にもまだ余裕があったのでとりあえず無理をしないよう気を付けながら走り続けました。とりあえず時計を見るとペースを気にしすぎちゃうのでここからはタイムを確認せずに走ることにしました。

坂を下りきるとその先は軽いアップダウンが続きますが、ほんとうに緩いアップダウンだったのですごく楽しいなと感じたし、このあたりは紅葉がとてもきれいに見える場所が多かったのでそこを眺めながら走っていたらまったく飽きることがありませんでした。雨がひどかったので足場が悪いとか体が濡れて冷たいという不満はありましたが、でも不思議なくらい疲れは感じなくて楽しく走ることができました。


さらにこの雨の中でもスタッフのみなさんや地元の方々からたくさん声をかけていただきました。今回コースになっている道路は県道211号線という那須町白河市を結ぶ道路でして沿線に住んでいる方はここを通らないとどこに行けないのでたいへん不便をおかけしたと思うのですが、そんな中でもあんなふうに応援していただけてすごくうれしかったです。


そんな感じでこの区間は走っていてほんとうに楽しかったし、疲れもあまり感じなかったので前の人をどんどん抜きながら走りました。そして抜いて走れば走るほど、わたしの中に「一度追い越した人に追い越し返されたくない」という気持ちがわいてきました。

わたしが走り始めた当初からなのですが、タイムを狙う/狙わないに関わらずハーフマラソン以下の距離を走るときにはいつも「一度追い越した人にはもう追い越されたくない」という気持ちから逃れられません。目の前にいる人のことは追い越したいし追い越した人には二度と追い越し返されなくないと思って走っています。フルマラソン以上の距離を走るときはなるべくペースをキープすることを最優先に考えているせいなのかあまり追い越されても気にならないのですが、短い距離はほんとうにだめで目の前の人との闘いに明け暮れているといっても過言ではありません。


今日は昨日の大田原の疲れもあるだろうから無理はしないぞと思っていたし、だから最初は順位については考えていなかったのですが、2km、3kmと走ってみていつもどおり走れることがわかるとこれまたいつもどおり「誰にも追い抜かれたくない欲」がふつふつとわき出してきました。前に人がいれば追いかけて追い越し、追い越したらもう越されたくないとさらにペースを上げるというループに入ってしまいました。


走りながら「昨日はフルを走ったばかりなんだからこのペースはよくないぞ」と頭では理解しているのですが、どうしても前にいる人を追いかけずにはいられないし後ろの人には追い付かれたくないし結局ペースは上がる一方でした。


一度こうなるともうペースコントロールは無理なので好きなペースで走ることにしました。


4.5kmくらいで折り返してからも小刻みにアップダウンはあるものの、走りにくさを感じるようなものはなくてペースを変えることなく淡々と走り続けます。雨が少し強くなったり風が出てきたりすると寒いなと感じる時があってそこはちょっとつらかったのですが、でもコースはとても走りやすく感じました。


そして7kmを過ぎると9kmまでは上り一辺倒になります。行きはよいよい帰りは怖いの良い例でして、スタート直後に楽をした分のツケをここで払うことになります。ここも斜度は大したことがないのですがひたすらのぼりが続くというシチュエーションはなかなか厳しくて「まだのぼりー?」とちょっと泣き言を言いたくなりました。


坂を上りきるとスタート地点の横をすり抜けてゴール脇を走って黒田原駅方面へと向かいます。いったんゴールをスルーしてから駅まで行って折り返してまたここまで戻ってくるということで、せっかくゴールが見えているのにゴールできないという嫌がらせのようなコースです。もう10kmじゃなくていいからゴールさせてくださいという気持ちを抱えながら黒田原駅へと向かいます。


駅までの道には沿道からたくさんの人が応援してくれていてちょっと元気が出ましたが、駅前で折り返すと20mくらい後ろに2人走っているのが見えてドキッとしました。しかも2人ともかなりペースを上げていて明らかに追い越してやろうみたいな目をしていました。

既に完全に振り切ってきたつもりでしたがだいぶ距離を詰められていたようです。

いま思えばもう追い越されてもいいのでは...とも思うのですが、走っているときは「ここまで誰にも追い越されずに来たのにゴールまであと500mというところで追いつかれるのも悔しすぎる」とそれしか頭になくて結局ここから一気にペースを上げてラストスパートまでかけちゃいました。後ろが気になって仕方なかったのですが、見てしまうと焦っていると思われそうだったので前だけを見て走り続けました。そしてゴール100mくらい前に差し掛かったところで思い切って振り返ると後続をかなり引き離していてもう追い越される心配はなさそうだったので最後はペースを落としてゆっくりとゴールへと駆け込みました。


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# 友人が撮ってくれたゴールの写真

まとめ

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# 参加者にふるまわれたなめこ


今回は初のフルマラソンとの連戦で10kmを走ってきました。
当日の朝は起きた時点で結構筋肉痛もあったので「これはちょっと厳しいかな...」なんて思っていたし、会場に着いてもウォームアップもできなくて5'00/kmで走れるかどうかも怪しかったのですがいざスタートしたらいつものランニング以上のペースで走ってしまったので大会に出ればなんとか走れるもんだなと驚きました。


わたしが初めて大田原マラソンに出た2013年は今年と同じで11/23が大田原、11/24がつくばという日程でした。
初めて走った大田原マラソンはほんとうにしんどくて走って戻ってきたらもうフラフラでしたが、同じくらいの時間に戻ってきた50代くらいのおっちゃんが「明日はつくばで走るから今日は流して走った」みたいなことを言いながらへらへらしているのを見て「フルを走った次の日も走るの?」とめちゃくちゃびっくりしたことをおぼえています。

あまりにびっくりしたので6年経ったいまでもこのことをおぼえているんですが(笑)、当時は2日連続でフルを走る人がいることがとても信じられませんでした。そんなおっちゃんを見てこの人ヤバいだろ...と思っていたはずなんですが、気付けば自分もフルマラソンの翌日も大会に出る人になっていてこの6年という月日の長さを感じずにはいられませんでした。


元々は昨年開催された鉄人番付*1が楽しかったので今年も一人鉄人番付をやろうと思ってこの大会への参加を決めたのですが、ほんとうにしんどかった思い出しかない昨年に比べると今年はペースも悪くなかったうえに楽しく走れてすごくいい思い出になりました。


あとはこの大会自体がすごくよかったというか、前半下り基調で後半上り基調で紅葉が楽しめるコースはすばらしかったし、荷物預かりや参加賞の受け渡しなどのストレスのなさも大会の規模もすべてがちょうどいい感じでした。天候がもっとよかったらもう少し会場を見て回れたのでもったいなかったなと思うのですが、それを差し引いてもほんとうに楽しい大会でした。


来年もぜひこの会場、このコースで開催してほしいなと思っています。

*1:大田原マラソンとこの大会の前身である那須高原ハーフを連戦してそのタイムを競うという企画

山形県山辺町で開催された第8回星ふるロードマラソンに参加してきました

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山形県山辺町で開催された第8回やまのべ星ふるロードマラソンに参加してきました。


今年初参加ですが10kmコースを走ってきました。

タイム

1kmごとのタイム。

距離 タイム 合計タイム 備考
-1km 04:05 04:05 スタートロス1秒
-2km 04:03 08:08 -
-3km 04:02 12:11 -
-4km 03:57 16:09 -
-5km 03:48 19:57 下り坂
-6km 04:15 24:12 上り坂
-7km 04:14 28:26 -
-8km 04:02 32:29 -
-9km 04:00 36:29 -
-10km 03:36 40:06 下り坂
タイム種別 タイム
グロスタイム 40分06秒
ネットタイム 40分05秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.26[m] 198[歩/分]


合計:10km/00:40:06(4分01秒/km)


種目別では46人中9位、総合では188人中27位でした。


走ってみての感想


[コース図]

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高低差図

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予定どおり9:00にスタート。スタートロスは1秒程度でした。


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「よし、今日はがんばるぞ!」と思って走り出したのですが、スタートと同時にものすごい勢いで走っていく人たちを見ていたら「あ、これは無理だw」とスタートから数秒で頑張ることをあきらめることにしました。


ここで話は走る前の週に遡るのですが、やまのべ星ふるロードマラソンは今回で最後の大会開催だということだったので事前にこの大会のことについていろいろと調べました。開催場所やいつから開催されているのか、その間の参加者数の推移など気になったことを片っ端から調べていたのですが、調べた中で2点気になったことがあってそれは「各部門8位までが表彰対象」「例年の10kmの入賞ラインは42分程度」というところでした。


入賞ラインがかなり緩くてこのくらいなら入賞できるのでは?と思いつつ、でもさすがに緩すぎるので他の年はどうなんだろうと思ってここ5年くらいの結果をすべて調べたのですが入賞ラインのタイムについてはほぼ同じでした。普段は入賞なんて縁遠いタイムでしか走れないであまり気にしたことがなかったのですが、このくらいならもしかしたら8位以内に入れるのでは...と淡い期待が胸に浮かんだのです。


そんなわけで最後の大会で入賞者として名前を残すのはとてもいいなと思ったので今回は42分以内で走って入賞を目指そうと思っていましたが、いざ走り出してみたらスタート直後に30名以上の人が走ろうとしていたペースよりも速いペースで走り出し、さらに後ろからもたくさんの人が追い越していったのでこれはもう入賞は無理だなと諦めたわけです。



さて。今回参加した10kmコースは5kmコースをほぼ2周回するコースです。


「ほぼ」と書いたのは周回するために一周目と二周目で異なる場所もあったためですが、コースとしては9割以上同じ場所を走っているので同じところを2周すると言っても嘘にはなりません。同じ場所を走るのは飽きないかな?と思ったのですが、走ってみたら起伏のあるすごくいいコースでして飽きることはありませんでした(嫌にはなりましたがw)。


スタートして100mほど走ると右折するのですが、そこから1km地点手前まではずっと上りが続きます。900mで30mほど上る坂なのですごくきつい上りというわけではないのですが、スタート早々にこれだけ上らされるのはなかなか厳しい気がします。


とは言え、今回はもう順位もタイムもあきらめてマイペースで走ったので気分的にはかなり気楽だったので、沿道で応援してくれている方々やスタッフの方々に手を振ったりお礼を言ったりしながら坂を駆け上りました。みんな笑顔で手を振ってくれたり応援してくれたので走りにきてよかったなとうれしくなりました。


1km近い坂を上りきって左折するとすぐに1km地点の看板を発見。そこから折り返しのある2.5km地点までは軽いアップダウンがあるものの、きつい傾斜ではなかったのでとても走りやすく感じました。1.5kmあたりでスタート前にジョグをしていたときに声をかけてくれておばあちゃんを見つけたので手を振って声をかけたら喜んで手を振り返してくれたのがとてもうれしかったので調子にのってその後同じ場所を通るたびに手を振って声をかけちゃいました(笑)


2.5km付近に折り返しがあるので前を走るランナーとは途中ですれ違うことになるのですが、自分の前に同じ種目の人がどのくらいいるのか確認しようと数えてみたところ同じ種目の人が12人以上いました*1


つまりわたしは13番目ということになりますのでここから8位以内に入るためには最低でも5人の40代のおっさんを抜かないといけないことになります。ただ、残念ながら前の集団とは300m以上離れていておそらく8位であろう人とはさらに100m以上離れていたのでさすがにその差を埋めるのはなかなか厳しそうだということはよくわかりました。


2.5kmで折り返して少し走ると右手側が山形市を一望できてとてもいい眺めでした。


「ここから遠景として眺める山形市はすごくきれいだなー」とすごくその眺めが気に入ったのですが、そのポイントを過ぎて少し走ったところで「もしかしてこの道路が星降るロードなのかな?」と気付いたのです。たしかにコース上では一番高台にあるし、夜にここから山形市内を眺めたらめちゃくちゃきれいそうだし、何よりも星もたくさん見られそうな場所でした。そう気づいたらなんだかすごくうれしくなってむだにテンションが上がってしまいました。


そしてそのテンションアップがよかったのか折り返してから4km地点まではペースが上がってしまいました。この区間にはささやかながらもアップダウンがあるのですが、それがまったく嫌ではなくむしろこの起伏がすごくいい刺激になってついペースが上がってしまいました。まだ半分も走ってないんだから無理はしないように...と思ったのですが、沿道からおじいちゃんやおばあちゃんがずっと応援してくれているのもうれしかったしほんとうに走っているだけで楽しくてペースが上がるのを止めることはできませんでした。


4kmを過ぎると右折してここから1kmはひたすら下りです。
下りは楽に走れるのでうれしいのですが、でもコースは周回コースなので下りきったらまた同じ場所を上ってこなくてはいけません。それを考えると下りであることを素直に喜ぶ気にはなれませんでしたが、気持ちはどうであれ下りになれば自然とペースは上がるわけで明らかにここまでのペーストは比べ物にならないくらい速く走ってしまいました。


さすがに呼吸も少しきつく感じ始めたのでどのくらいのペースなのか確認しようかなと思ったのですが、でも一度タイムを見てしまったらこのペースを維持することはできなくなりそうだったのであえて時計は確認せずにペースを維持することだけを心掛けて走り続けます。


そして坂を下りきったら今度は折り返して来た道を上って帰ります。


少しペースを落とせばいけるかな?と思っていたのですが、ペースを落としてもここはとても苦しい区間でした。この上りはスタート直後にも走っている上り坂なのですが、そのときとはつらさがまったく違って感じました。ずっと無理のないペースを維持してきたのに直前の下り坂でペースが乱れてしまったせいで上りが一気につらいものになったのかも知れません。


それでも上り坂の途中でもたくさんの地元の方が応援してくれていたし、地元の中学校の吹奏楽部が奏でる音楽を聴いていると気分がまた高揚してきて走る活力を取り戻すことができました。


坂を上り切って左折すると6km地点を通過。
ここから先はもう上りらしい上りもないので少しペースを上げてみようかなと思ったのですが、上り坂で少し疲れてしまってペースを上げる余裕がありません。ここから7kmあたりまでは上り坂と同じくらいのペースで走り続けます。


7kmを過ぎるとだいぶ回復してきたのでここから少しずつペースアップを試みました。まだ3kmもあるのでさすがに全力で走るわけにもいかなかったので呼吸が乱れない程度にピッチを上げてみました。そしてペースを上げたおかげなのか7.5kmの折り返しあたりから前の人を追い越し始めます。

ひとり、またひとりとおもしろいようにどんどん追い越せたので調子にのってペースも上がっていきます。ただ、給水所を過ぎて8km地点を過ぎると急に疲れを感じ始めます。そういえば柏崎でフルを走ってからまだ一週間も経ってないことをすっかり忘れていました。仕方ないのでいったんペースを抑えて呼吸を整えます。


9km地点を過ぎると右折して下り坂になるのでここから残りの1kmは存分にペースを上げて好きに走ることにしました。あと1kmしかなくて、しかもほぼ下り坂という好条件だったのですごく興奮してしまい、さらにゴールに近付けば近付くほど沿道の応援がどんどん大きくなっていくので余計にテンションもペースも上がります。


下りきったところを左折してさらに100m先を左折して50mほど走るとゴールなのですが、ゴールの50mほど手前でゴール横にある時計が39:59から40:00に変わったのが見えてめちゃくちゃがっかりしました。こんなにいいペースで走れてたのであれば、もっと途中でがんばればよかった...と落ち込みながらゴール。


ゴールではゴールテープを引いてくれていたのでちょっとお得な気分でした。


まとめ

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# これで1000円


ゴール後、完走証をもらって順位を確認すると9位でした。


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たしかに、7km以降はだいぶたくさんの人を抜いたなと思っていましたがまさかここまで順位が上がっていたとは思いませんでした。あと1人だったと思うとかなり悔しいけど、前を走っていた人とは200mくらい離されていたのであの人が8位だとすると1分近く差があるので惜しくもなさそうです。


目標タイムは余裕でクリアしているのでこのタイムで入賞できなかったのであればもう仕方ないなと思うし、順位はともかく予想していたよりもかなりいいタイムだったことには驚きました。走っているときは「42分を切れたらラッキーだな」くらいの体感ペースだったのでタイムを見たときはかなりびっくりしました。


沿道からあんなにたくさん応援されるとついペースが上がっちゃいます。仕方ない。


さて。そんなわけで今年で最後の開催だというやまのべ星ふるロードマラソンに参加してきました。
宇都宮市から山辺町まではお世辞にも近いとは言えなくてほぼ高速道路を走ったのに3時間以上かかってしまいました。気軽に走りに行きたいと言える場所ではないなと思いましたが、でもほんとうにすばらしい大会でしてなんでいままで参加しなかったんだろうと本気で思ったくらいよかったです。


大会の規模や走りごたえのあるコース、そしてお祭り感でいっぱいの会場や沿道で応援してくれる地元の方々の楽しそうな雰囲気。そのすべてがわたしが大好きな大会の要素とぴたりと一致して最初から最後まで楽しくて楽しくてしょうがありませんでした。


わたしは大学時代の6年間を山形市で過ごしましたが実は山辺町には一度も行ったことがありませんでした。山形市のお隣だったので一度くらいは行ったことがあってもいいはずなんですが、まったく縁がありませんでした。歩いて行ける距離ではないし、交通機関で行くのもなかなか難しい場所なので仕方ないんですが、こんなに近くにこんなに魅力的な町があったことを知らずに6年も過ごしていたことがとてももったいないと感じました。


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何度も書いたとおり、今回でこの大会はおしまいになるそうですがいつかまた気が向いて大会を再開してくれたらぜひ参加したいなと思います。そのときは前泊して星降る道路で山形市の夜景を眺めてみたいなと思いました。

*1:300番台が40代男子なのでそこで判別して数えました

福島県白河市で開催された第18回しらかわ郷里マラソンに参加してきました


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福島県白河市で開催された第18回しらかわ郷里マラソンに参加してきました。


7年連続7回目の参加です。今年も10kmコースを走ってきました。

タイム

1kmごとのタイム。

距離 タイム 合計タイム 備考
-1km 04:30 04:30 スタートロス15秒
-2km 04:16 08:47 上り
-3km 03:58 12:46 下り
-4km 04:12 16:59 -
-5km 04:09 21:08 -
-6km 04:10 25:19 軽く上り
-7km 04:23 29:42 きつい上り
-8km 04:21 34:04 -
-9km 04:18 38:23 -
-10km 04:09 42:33 -
タイム種別 タイム
グロスタイム 42分33秒
ネットタイム 42分18秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.21[m] 195[歩/分]


合計:10km/00:42:33(4分15秒/km)


種目別では99人中11位、総合では399人中45位でした。2年ぶりのコースベスト。


走ってみての感想


[コース図]

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高低差図

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スタートは10時40分。最後方からのスタートでしたのでスタートロスは15秒とやや長めでした。

スタートラインを超えるまでは歩き、スタートラインを超えても300mくらいはジョグペースで前の人たちを抜いて走りました。最初のコーナーを曲がると走りたいペースで走れるようになったのですが走路はそこそこ混み合っていたのでどんどん人を抜きながら前へと進みました。

1km地点を過ぎて500mほど走ると左折してここから上り基調になります。上りになるとみんなスピードが落ちるのでここぞとばかりにペースを上げてたくさん抜きながら走り続けます。上りと言っても距離が少し長いだけでそこまできつい坂ではないので気持ちよくペースアップして走ることができました。


坂の頂上のちょっと前が2km地点。ここを過ぎるとすぐに最初の給水ポイントがありますが、まだ喉は乾いていなかったのでお礼だけ言いながら先を急ぎます。上り切ってからは1km近く下り坂が続くのでストライドを長めにとることでピッチを抑えて上りで乱れた呼吸を戻します。ここの下りは緩やかでかつまっすぐなのでめちゃくちゃ走りやすくて最高でした。疲労をためることなくいいペースで走り続けます。


下り切ったところを左折するとすぐに3km地点。
ここから5km地点までは起伏の少ない走路になるのでここはなるべくペースを落とさずに走り続けます。ただ、無理にペースを上げようともしなかったのでここもかなり楽に走れた区間でした。沿道で応援してくれている方々に手を振ったりお礼を言う余裕はあったし、日陰もそこそこありつつ風の通りもよかったので暑さもだいぶ楽に感じました。


4km、5km地点を過ぎると600mほどの見通しのいい直線、そして軽いアップダウンと続きます。


ここは日差しを避けるのが難しくて暑さに参りそうになりますが、一方で川沿いを通るためか気持ちのいい風も吹いてなんとか走り続けられました。坂を上りながら「直射日光きついなあ」と思ったことはよくおぼえています(笑)


坂を上り切って軽いアップダウンの途中に6km地点を通過。もう4kmしかないのかと思うと急にさみしくなってきたのですが、感傷に浸る間もなく6.5kmの坂にやられました。距離はそこまで長くないんですが斜度が結構嫌な感じなんですよね。


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# 奥にある坂なんだけどちょっとわかりにくい


ここもペースを落とさずに走りきり、上り切ったところで応援してくれていたおばちゃんたちと言葉を交わしてから下りへ。下りの途中で7km地点でしたが、日差しが...日差しが...とそれしか頭にありませんでした。ここまで一口も水を飲まずにきたのですがさすがにそろそろ限界だったのでその先にある給水所でスポーツドリンクをもらって一気飲み。これで最後まで走れるぞと思っていたのですが、一気に飲み過ぎたせいなのかお腹が痛くなってしまいました。なんで...。

子どものころに思いっきり走ると横っ腹が痛くなることがあったんですが、あんな感じでお腹が痛くて走るのがしんどくなってしまいました。給水失敗か...としょんぼりしながらペースを落として様子見。ペースを落としてからはさらに痛くなることはありませんでしたが、ゴールするまで痛みがなくなることはありませんでした。


そんなわけでここからはお腹の痛みを様子見しながら走ることなりました。


6.5kmの坂以降は目立った上り坂はないのでペースをキープするだけなら何とか走り続けられそうだったので無理をせずに走り続けます。8km地点付近にはブルーベリー狩りができる農園があるのですが、その付近でも地元の方が応援してくれていて元気が出ます。


6km地点以降、しばらく日差しを遮るものが少なくて暑さにやられ気味でしたが8km地点を過ぎて500mくらい走って突き当りのT字路を右折すると100mほど日陰になるところがあってホッとしました。とは言え、日陰区間は短いので1分も走らないうちにまた日差しにさらされるようになったのですが、ふと前に目をやると歩いている人がいるのが見えました。

ここまでいくつか坂があったのでそこで歩いている人は何人か見ましたが、平坦な場所でしかもゴールまであと1kmちょっとというところまできていたのでもう歩いている人は他にはいなかったし、そもそも10kmという短距離だと途中で歩く人はあまりいないのでちょっと気になりました。

大丈夫かな?と思いながら追い越しざまに「がんばってください」と声をかけたのですが、表情がまったく変わらずうつろな表情だったのでこれはちょっとまずいかも...という印象を受けました。近くに給水所もなかったのでとりあえず300mくらい先にいるスタッフに伝えようと全力でダッシュしたのですが、半分も走らないうちにそのスタッフの方がこちらに駆け寄ってくるのが見えました。

もしかして...と後ろを見ると先ほど歩いていた方が自分では立てなくなったのか後続のランナーたちに支えられていました。スタッフの方も集まりそうだったので結局自分はそのまま走ってその場を去ることになりましたが、追い越したときに何かできなかったかな...とかいろいろ考えながらゴールまで走りました。

9km地点を過ぎると最後の給水所があったのですが、まだお腹も痛かったしここまで来たらもう大丈夫だろうと割り切って飲むのも体にかけるのもせずにスルー。ボランティアのみなさんが応援してくれたのでお礼を言いながら走り抜け、あとはゴールに向かって淡々とペースをキープして走り続けます。


ゴール直前で地元の中学生たちが太鼓を使って応援してくれていたのでテンションも上がり、最後はちょっとだけラストスパートをかけてゴールへと駆け込みました。


まとめ

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# 真夏の豚汁は最高でした


倒れた方のその後が気になったのですが、情報を得る手段もないのでどうなったのかは分からずじまいでした。
大きなニュースにはなっていないのでおそらく大丈夫だったんだろうなとは思うのですが、走り終えてからもあのときどうするのが一番よかったのかなとずっと考えています。きっと何かできることはあったはずなのにただの傍観者になってしまったことがとても恥ずかしいし悔しいです。


さて。そんなわけで気がかりなこともありましたが、大会自体はいつもどおり素晴らしいイベントでして最後まで楽しませてもらいました。いつも練習で走っているコースなので新鮮味や懐かしさはほぼないのですが、でも沿道から応援してもらえるのは大会ならではですし、走り終えてから美味しい豚汁を食べたりゴール直前で中学生たちが大声で応援してくれている姿を見たりすると今年もこの大会に走りにこれてよかったなとしみじみ思っちゃいます。


あと何回この大会に出られるのか分かりませんが、出られる限りは参加したい大好きな大会です。



(過去に参加したしらかわ郷里マラソンの結果)

大会名 日付 タイム 前回差
第12回しらかわ郷里マラソン 2013/09/14 44分42秒 -
第13回しらかわ郷里マラソン 2014/09/14 46分31秒 +1分49秒
第14回しらかわ郷里マラソン 2015/09/12 43分17秒 -3分14秒
第15回しらかわ郷里マラソン 2016/09/10 43分04秒 -13秒
第16回しらかわ郷里マラソン 2017/09/09 42分36秒 -28秒
第17回しらかわ郷里マラソン 2018/09/08 43分27秒 +51秒
第18回しらかわ郷里マラソン 2019/09/07 42分33秒 -54秒


(関連エントリー)

秋田県湯沢市で開催された第37回湯沢七夕健康マラソンに参加してきました

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秋田県湯沢市で開催された第35回湯沢七夕健康マラソンに参加してきました。



4年連続6回目の参加です。今年も10kmコースを走ってきました。

タイム


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タイム種別 タイム
グロスタイム 41分54秒
ネットタイム 41分52秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.17[m] 199[歩/分]


合計:10km/00:41:54(4分11秒/km)


種目別では114人中19位、トータルでは277人中38位でした。

走ってみての感想


[コース図]

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高低差図

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スタート前

スタート前に2kmちょっとジョグをしたのですが、8時前の時点でもうめちゃくちゃ暑くて泣きたくなりました。

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3日前に同じく10kmを走った日光杉並木よりもだんぜん暑くて日差しもきつかったので、もはやタイムがどうこうではなくちゃんと最後まで走れるのかどうかさえ怪しいなとビビりまくってました。命を大事に...。

スタート~ゴール


スタート15分前に並び、スタートを待っていましたがもう待ってるだけでめちゃくちゃ暑い...。
とりあえず心を無にして並んで待っていたらあっという間にスタート時間になりました。予定どおり8時30分にスタート。スタートロスは2秒でした。


今回はとにかく暑さがやばかったのでもう倒れずに完走することだけを目標に走ることにしました。


1km地点まではお祭りの空気が漂う街中を走るのですが、沿道には屋台の準備にいそしむ人たちの姿や応援してくれる人たちがたくさんいて否が応にも気持ちは盛り上がってしまいます。気持ちが盛り上がるとついペースが上がりそうになるのですが、ここで無理しても後半つらくなるのは目に見えていたのでここはぐっと我慢します。


1kmを過ぎると昨日ジョグをしたあたりに合流したのでコースを思い出しながら淡々と走ったのですが、日差しがだいぶ強くなってきてちょっとずつしんどく感じるようになってきました。とくにこのあたりはささやかに上っているので、無理にペースを維持するのはあきらめて出力が一定になるよう心掛けて走ります。


2kmを過ぎると上りもいったん終わるのですが、このあたりから日差しを遮るものがないところが増えます。帽子はかぶっていたものの、さすがに暑くて給水所では水をとっては頭からかけるようにして何とか走り続けました。ただ、頭から水をかけるのに必死で飲むのを忘れていまして、後々そのことを後悔することになります(意味深)。


3km,4kmと日差しをたくさん浴びながら走り続け、5kmの手前で折り返し。
折り返すとわずかに上り+向かい風となり、走るのが少ししんどくなったのですが、向かい風になったおかげで体温がやや低くなったように感じました。ほぼ熱風でしたので気のせいかも知れませんが(笑)


ここから8kmまでは来た道を戻るだけなので沿道の応援に手を振りながら走り続けます。
折り返したあたりから暑さは本格的に厳しくなってきたので給水所では必ず水をとって頭からかぶって走っていたのですが、7km地点の前で急に右手にしびれる感覚が出てきました。最初は気のせいかな?と思っていたのですが、ピリピリとしたしびれはどんどんはっきりとし始めたので気のせいではないことが確認できました。

そういえば手足のしびれは脱水の症状としてよく聞くことを思い出し、ここまで水はいっさい飲まずにかぶってばかりだったのでもしかして水分が足りてないんじゃないかと思い至りました。とりあえず次の給水所までがんばって走り、そこでしっかり給水したところ症状は一気に軽くなりました。

喉が渇いていなくても定期的に給水したほうがいいというのは当たり前すぎるくらい当たり前のことでしたが、すっかり失念していました。とりあえずペースは抑えて体力回復に努めつつ、給水所ではしっかり給水をするようにしながらゴールを目指しました。


残り2kmとなるとまた街中に戻ってきたので沿道ではたくさんの方々が応援してくれていて元気がわいてきます。毎年いる「ホースで水ぶっかけてくれるおばちゃん」は今年も健在でして思いっきりお尻のあたりに水をかけられましたかけていただきまして、今年もお漏らししたみたいになっちゃいました。もはや風物詩。


残り1kmくらいになると前後にはあまり人もないので追い越したり追い越されたりということもほぼなくなり、沿道から応援してくれている人たちに手を振ってお礼を言いながら楽しく走りました。暑くて倒れて完走できないんじゃないかとずっと不安だったわたしも、さすがにこのあたりまでくると完走のめどがたってきて気持ちに余裕ができてきます。最後のカーブを曲がればゴールなんですが、これがまた結構遠くて(400mくらい)毎年曲がった瞬間に萎えるのですが、今年は気分がかんぜんにwinning runだったのでかなり気持ちよく走り切ってゴール。


完走した瞬間に頭に浮かんだのは「死ななくてよかった」でした(笑)


まとめ

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# 今年の参加賞も地酒


日光杉並木から中2日での大会でしたので体力的にかなり不安でしたが、無事完走できました。たった10kmの大会でしたが、最近は4'45/kmより速いペースで走ることがほとんどなかったのでこの暑さの中でどこまで走れるのだろうという不安はあったし、中2日というペースで大会をこなすことへの不安も大きかったです。

タイムはとても平凡でしたが、でもこの暑さの中でも4'30/kmを切るペースで走れたことはとても自信になりました。


ただ、一方で杉並木とこの大会をとおしていまの自分が抱える課題が浮き彫りになったなとも感じていて、5-8kmくらいで一気に走るペースがダウンしてしまって最後までペースを維持し切れない点はちょっとよろしくないなと感じました。スピードもスピード持久力も落ちているのは覚悟していましたがそのことを改めて実感しました。


もっとタイムを伸ばすためには練習でももう少し速いペース(4'30/kmくらい)のペース走をこなしたり、インターバルでスピード自体を強化したほうがいいということがはっきりしたのは収穫でした。走る前から何となくそうなんだろうなとは思っていたけど(笑)

とは言え、スピードについてはいまは特段求めていないのでこんなもんで十分と思っているのでこれから冬にかけて10kmやハーフの自己ベストを更新したくなったらそのときまたがんばります。とにかくいまは3時間30分でフルマラソンを走れるところに戻せるよう努力しないと...。


そんなわけでなかなかしんどい10kmでしたが、大会の運営や雰囲気はあいかわらず最高でしてもう夏休みには欠かせない行事のひとつとして定着しています。去年に続いて今年も前泊して参加しましたが、この大会に関して言えば前泊して街の雰囲気を楽しむところも含めてひとつのイベントだという認識をあらたにしました。

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大会前日の夜にお祭り騒ぎにまぎれて街中をぶらぶらするのはほんとうに楽しいし、祭りを見終えたら虫の声を聴きながら旅館に帰るあの道中もすごく夏らしさで満たされていて最高です。

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秋田では8月第1週に男鹿でメロンマラソンがあり、8月7日に湯沢でこの七夕健康マラソンがあるので帰省をどちらに合わせるのかいつも悩むのですが、年を重ねるごとに湯沢のほうを当たり前のように選ぶようになってしまっています。

実家から参加できるメロンマラソンのほうがいろいろ勝手がいいし、何よりもメロンマラソン自体がとても楽しいのでそちらにも参加したいという気持ちが強いのですが、でもいざ選ぶとなると湯沢を選んでしまうのです。いつまでこんなふうに参加できるのかわかりませんが、走れる限りは夏のお楽しみ行事として参加できたらいいなと思っています。


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(過去に参加した湯沢七夕健康マラソンの結果)

大会名 日付 タイム 前回差
第31回湯沢七夕健康マラソン 2013/08/07 40分49秒 -
第33回湯沢七夕健康マラソン 2015/08/07 44分41秒 +3分52秒
第34回湯沢七夕健康マラソン 2016/08/07 40分36秒 -4分5秒
第35回湯沢七夕健康マラソン 2017/08/07 40分55秒 +19秒
第36回湯沢七夕健康マラソン 2018/08/07 42分07秒 +1分12秒
第37回湯沢七夕健康マラソン 2019/08/07 41分54秒 -13秒


(関連エントリー)

栃木県日光市で開催された第14回日光杉並木マラソンに参加してきました


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栃木県日光市で開催された第14回日光杉並木マラソンに参加してきました。


今回初参加ですが10kmコースを走ってきました。

タイム

1kmごとのタイムです。

距離 タイム 合計タイム 備考
-1km 04:12 04:12 スタートロス2秒
-2km 04:20 08:32 -
-3km 04:38 13:10 -
-4km 04:25 17:35 -
-5km 04:32 22:07 -
-6km 04:33 26:40 -
-7km 04:51 31:33 -
-8km 04:41 36:14 -
-9km 04:38 40:51 -
-10km 03:20 44:10 -
タイム種別 タイム
グロスタイム 44分10秒
ネットタイム 44分08秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.12[m] 199[歩/分]


合計:10km/00:44:10(4分25秒/km)


種目別順位は365人中50位、総合順位は622人中108位でした。


走ってみての感想


[コース図]

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高低差図

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スタートは予定どおり8時25分。スタート20分前からスタート地点で並んでいたのでだいぶ前の方から走り出すことができました。スタートロスは2秒とかなりストレスのないスタートを切れました。


コースは前半下り基調で後半上り基調の「行って戻ってくる*1往復コース」です。スタート直後は下りなので周囲も結構速くてあっという間にたくさんの人に抜かれてしまいました。


さて。今回は10kmコースに参加したのですが、大会で10kmを走るのは3月の桜川以来なので約5か月ぶりでしたのでどのくらいのペースで走ったらいいのか分からなくて事前に設定ペース/目標タイムは決めていませんでした。ただせめて45分は切りたいなと思っていたのでそのくらいを目安に走ることにしましたが、スタート前からめちゃくちゃ暑くてスタートの時点で30度を超えていたようでして、こんな暑さの中で4'30/kmで走り続けられるのかというとまったく自信はありませんでした。


走り出して500mほど走るとなんと500mの距離表記を発見。
距離表記って1kmごとでも十分すぎるくらい十分なのに、まさかの500m間隔で距離表記が置かれていることにめちゃくちゃびっくりしました。なんてやる気のある大会だ...。


スタートして2kmほど走ったところでとても走りやすいなと感じる時間が多いことに気付きました。前半5kmは下り基調というのはだてじゃないなと思いつつ、でも前半が走りやすければ走りやすいほど後半5kmはしんどいんだろうなと復路のことを想像して嫌な気分になりました。いくら走りやすくても後半のことを考えるととてもペースを上げる気にはならなくて、前半は無理のないペース(時計は見てないのでペースは分からないけど)で巡行しました。


5km地点の手前で折り返しがあっていよいよ上り基調になります。
折り返して早々に「あー、上りだ...」とこぼしたくなったのですが、とりあえずそこまで斜度もきつくないので心を無にして淡々と走り続けます。坂道が続いたときにいつもやるやつです。折り返してすぐは、走っていてつらいと感じるほどの上りではなかったのですがでも明らかにペースが落ちたことは感じました。


折り返してからもペースはなるべく落とさないように気を付けて走っていたつもりでしたが、5.5km地点を過ぎたあたりから斜度が少しきついところが増え、かつ、上りの距離が長く続くようになってペースを維持するのがちょっとしんどくなってきました。ピークは7km地点直前あたりでして、この付近を走っていたときは正直もう歩きたいなと思っていました。


ところがこのあたりから周囲のペースもがっくりと落ち始め、さらに上りと暑さに慣れてきたのか少しずつ楽に感じる時間が増えてきました。残り2.5kmを切ったあたりから精神的にも体力的にも余裕が出てきたので、少しずつペースを上げてゴールを目指しました。最後の最後まで上りが続いたのでラストスパートも大したペースではありませんでしたが、それでも全力をふりしぼってゴールへと駆け込みました。


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まとめ

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本大会は数少ない夏場の栃木県を走れる大会でして、大会の存在自体は走り始めた当初から知っていました。
ただ、時期的に帰省と被ることが多かったことや日光で走ることにさほど興味がなかったこともあっていままで参加したことがありませんでした。じつは去年もエントリーだけはしていたのですが、痛めたアキレス腱が治らなかったのでゆずれ~るで他の方に譲ったのでした。


そんなわけで今回初参加でしたが、「コースの厳しさ」「めちゃくちゃ暑い」「充実したサービス」などなど、さまざまな面において予想以上の大会でした。コースの厳しさについてはおそらく気温の高さでよけいそう感じたんだろうなというか、アップダウンはたしかに厳しく感じたけど暑くなかったらたぶんそこまでつらくはなかっただろうしそのあたりは差し引いて考えた方がいいんだろうと思っています。


というわけで諸悪の根源は暑さなんですが、杉並木の中を走れば涼しいだろうと思っていたのに完全に期待外れでした。
杉並木の中は涼しいどころか湿気がこもっていて湿度がめちゃくちゃ高くて涼しさの欠片もありませんでした。直射日光に当たらずに済んだだけまだマシかも知れませんがでもほんとうにその程度の効果しかありませんでした。


とは言え、真夏の朝早くから走れる大会というのはとても貴重でして、走り終えてのんびり帰宅してもまだ10時30分という点は非常にありがたいなと感じました。



日程的に帰省とぶつかることが多いので毎年出られるかどうか怪しいのですが、でも貴重な真夏の県内大会なので可能な限り出ようと思います。



(関連エントリー)

*1:正確にはスタート地点よりも先にゴールがあるので完全に行って戻ってくるコースではないです

茨城県桜川市で開催された第14回桜川市さくらマラソンに参加してきました

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茨城県桜川市で開催された第14回桜川市さくらマラソンに参加してきました。


大会参加は7年連続7回目ですが、今年は5回目の10kmコースを走ってきました。

タイム

1kmごとのタイムです。

距離 タイム 合計タイム 備考
-1km 04:36 04:36 スタートロス13秒
-2km 04:21 08:58 -
-3km 04:40 13:39 -
-4km 04:25 18:05 -
-5km 04:26 22:31 -
-6km 04:39 27:10 -
-7km 04:32 31:43 -
-8km 04:39 36:27 -
-9km 04:34 41:01 -
-10km 03:41 44:42 -
タイム種別 タイム
グロスタイム 44分29秒
ネットタイム 44分42秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.12[m] 198[歩/分]


合計:10.0km/00:44:42(4分28秒/km)


種目別では123人中41位、総合では478人中97位でした。


走ってみての感想


[コース図]

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高低差図

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10時30分集合、10時50分スタート予定だったので集合の30分ほど前からジョグをして体を温めました。4kmちょっと走ってから集合場所へ向かうと既にたくさんの人が集まっていました。並び順は適当でしたが中央よりもやや後方に位置取ってスタートを待ちました。


予定どおり10時50分にスタート。スタートロスは13秒と結構長かったです。
スタートが例年よりも手前にずれていた気がしますが距離調整でしょうか?


スタートから100mちょっとは上りなのでここは軽めに走り、そこから先の1kmは下りなので徐々にペースを上げてみました。
下りに差し掛かってすぐに周囲のペースに流されていてまずいなと思ったのですが、「でもどうせタイムは狙えないんだから好きなペースで走ればいいじゃん」と自分を甘やかしたい気持ちもわいてきました。時計は見てないのでペースは分からなかったのですが、当初想定していたキロ5分よりは速そうだったのでペースを落とそうかとも思ったのですが、下りを走る気持ちよさには勝てず、結局予定よりも速いペースで1km地点まで続いていた下りを走り切りました。


完全にオーバーペースだ...と思いながら右折して農道方面へと曲がったのですが、平地に戻った途端に体の重さを実感しました。


1km地点で既に失敗レースの様相を呈してきて精神的なダメージを食らったのですが(笑)、とりあえず少しペースを落として呼吸を整えながら走り続けます。やや日差しがあって暑いかなと感じたものの、風も強くなくて走りやすい気候だったので助かりました。

2km地点を過ぎ、農道を抜けて住宅街へと向かってやや長い坂道を登る途中で3km地点を通過。
毎年この坂道はしんどいなあと感じるのですが、今年はとくにつらく感じました。このあたりからはもう頑張って走ろうという気持ちは消え去り、早く走り終えようと考えたり、風景を楽しんでつらさを忘れようとしたりを繰り返していました。


それでも4km、5kmあたりまではピッチを落とさないように走ろうという意識はあったのですが、6kmあたりで力尽きてしまいました。
2月に入ってからランニングを再開しましたが、大会までの一か月はほぼ毎回5.6kmしか走っていなかったのでまさにその距離まででした。フルマラソンの30kmの壁が訪れたときのような感じで一気に足が重くて走れなくなってしまい、あまりのことに思わず笑ってしまいました(笑)


もともと今回はまともに最後まで走れるとも思ってなかったのでまあいいかなとペースを落として休みつつ、楽になったらまたペースを上げてということを繰り返してゴールを目指すことにしました。そしてこの日は花粉症対策でマスクをしながら走っていたのですが、それもちょっとつらくなってきてマスクを外したい欲がわいてきたのですが走り終えた後に鼻水と目のかゆみでしんどいことになるのが目に見えていたのでそちらは我慢しました。


9km地点までくるともう会場も見えてくるので一気にやる気が出てきたのでここからペースアップ。
ただし9.4km-9.6kmあたりにはラストスパートを阻むかのごとく嫌らしい坂が待ち受けてまして、ここで多くのランナーにとどめを刺しにかかります。わたしも危うくとどめを刺されそうになりましたが、何とか歩かずに上り切り、あとは運動場を4分の3周してからゴール。


ラストスパートで競り合った人に負けたくなくて最後はマスクを外して走ったので鼻水をたらしてゴールしました。

まとめ


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# ランナーにとどめを刺すための坂



走る前に覚悟していたよりもずいぶんといいタイムで走れたのでそのことはすごく嬉しかったのですが、やはりずいぶんと無理をしていたらしく、ここしばらく記憶にないくらいめちゃくちゃ疲れてしまって帰宅してシャワーを浴びたらもうぐったりでした(笑)


でもお目当てだった参加賞はもらえたし、大会の連続参加記録を7に伸ばせたので悔いはありません。

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そんなわけで大会に参加できたことやそれにまつわるもろもろについては大満足でしたが、ひとつだけ反省というかとても後悔していることがあって、それは大会で走る前に天ぷらそばを食べてしまったことです。


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いま振り返っても何でこんなことをしてしまったのかさっぱり分からないのですが、スタート前のジョグをしに行く直前に会場内で売っていた天ぷらそばを見つけてつい買って食べてしまいました。200円と格安だったので「走り終えてからだと売り切れているかも」と思ったのか、もしくは「今日はそんなにがんばって走らないだろうから食べてもいいよね」と思ったのかもう記憶は定かではありませんが、10kmを全力で走る30分前にこのそばを食べてしまったのです。

走りながら「あれ食べなきゃよかったな...」と思う瞬間が何度もあったので、来年はゴールするまで我慢しようと思います。
天ぷらそば自体はとてもおいしかったです(反省してない)。


(過去に参加した桜川市さくらマラソンの結果)

大会名 日付 タイム 前回差
第8回桜川市さくらマラソン 2013/03/17 45分05秒 -
第9回桜川市さくらマラソン 2014/03/16 40分59秒 -4分6秒
第12回桜川市さくらマラソン 2017/03/12 45分36秒 +4分37秒
第13回桜川市さくらマラソン 2018/03/11 38分16秒 -7分20秒
第14回桜川市さくらマラソン 2019/03/10 44分42秒 +6分26秒


(関連エントリー)