福島県白河市で開催された第18回しらかわ郷里マラソンに参加してきました


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福島県白河市で開催された第18回しらかわ郷里マラソンに参加してきました。


7年連続7回目の参加です。今年も10kmコースを走ってきました。

タイム

1kmごとのタイム。

距離 タイム 合計タイム 備考
-1km 04:30 04:30 スタートロス15秒
-2km 04:16 08:47 上り
-3km 03:58 12:46 下り
-4km 04:12 16:59 -
-5km 04:09 21:08 -
-6km 04:10 25:19 軽く上り
-7km 04:23 29:42 きつい上り
-8km 04:21 34:04 -
-9km 04:18 38:23 -
-10km 04:09 42:33 -
タイム種別 タイム
グロスタイム 42分33秒
ネットタイム 42分18秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.21[m] 195[歩/分]


合計:10km/00:42:33(4分15秒/km)


種目別では99人中11位、総合では399人中45位でした。2年ぶりのコースベスト。


走ってみての感想


[コース図]

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高低差図

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スタートは10時40分。最後方からのスタートでしたのでスタートロスは15秒とやや長めでした。

スタートラインを超えるまでは歩き、スタートラインを超えても300mくらいはジョグペースで前の人たちを抜いて走りました。最初のコーナーを曲がると走りたいペースで走れるようになったのですが走路はそこそこ混み合っていたのでどんどん人を抜きながら前へと進みました。

1km地点を過ぎて500mほど走ると左折してここから上り基調になります。上りになるとみんなスピードが落ちるのでここぞとばかりにペースを上げてたくさん抜きながら走り続けます。上りと言っても距離が少し長いだけでそこまできつい坂ではないので気持ちよくペースアップして走ることができました。


坂の頂上のちょっと前が2km地点。ここを過ぎるとすぐに最初の給水ポイントがありますが、まだ喉は乾いていなかったのでお礼だけ言いながら先を急ぎます。上り切ってからは1km近く下り坂が続くのでストライドを長めにとることでピッチを抑えて上りで乱れた呼吸を戻します。ここの下りは緩やかでかつまっすぐなのでめちゃくちゃ走りやすくて最高でした。疲労をためることなくいいペースで走り続けます。


下り切ったところを左折するとすぐに3km地点。
ここから5km地点までは起伏の少ない走路になるのでここはなるべくペースを落とさずに走り続けます。ただ、無理にペースを上げようともしなかったのでここもかなり楽に走れた区間でした。沿道で応援してくれている方々に手を振ったりお礼を言う余裕はあったし、日陰もそこそこありつつ風の通りもよかったので暑さもだいぶ楽に感じました。


4km、5km地点を過ぎると600mほどの見通しのいい直線、そして軽いアップダウンと続きます。


ここは日差しを避けるのが難しくて暑さに参りそうになりますが、一方で川沿いを通るためか気持ちのいい風も吹いてなんとか走り続けられました。坂を上りながら「直射日光きついなあ」と思ったことはよくおぼえています(笑)


坂を上り切って軽いアップダウンの途中に6km地点を通過。もう4kmしかないのかと思うと急にさみしくなってきたのですが、感傷に浸る間もなく6.5kmの坂にやられました。距離はそこまで長くないんですが斜度が結構嫌な感じなんですよね。


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# 奥にある坂なんだけどちょっとわかりにくい


ここもペースを落とさずに走りきり、上り切ったところで応援してくれていたおばちゃんたちと言葉を交わしてから下りへ。下りの途中で7km地点でしたが、日差しが...日差しが...とそれしか頭にありませんでした。ここまで一口も水を飲まずにきたのですがさすがにそろそろ限界だったのでその先にある給水所でスポーツドリンクをもらって一気飲み。これで最後まで走れるぞと思っていたのですが、一気に飲み過ぎたせいなのかお腹が痛くなってしまいました。なんで...。

子どものころに思いっきり走ると横っ腹が痛くなることがあったんですが、あんな感じでお腹が痛くて走るのがしんどくなってしまいました。給水失敗か...としょんぼりしながらペースを落として様子見。ペースを落としてからはさらに痛くなることはありませんでしたが、ゴールするまで痛みがなくなることはありませんでした。


そんなわけでここからはお腹の痛みを様子見しながら走ることなりました。


6.5kmの坂以降は目立った上り坂はないのでペースをキープするだけなら何とか走り続けられそうだったので無理をせずに走り続けます。8km地点付近にはブルーベリー狩りができる農園があるのですが、その付近でも地元の方が応援してくれていて元気が出ます。


6km地点以降、しばらく日差しを遮るものが少なくて暑さにやられ気味でしたが8km地点を過ぎて500mくらい走って突き当りのT字路を右折すると100mほど日陰になるところがあってホッとしました。とは言え、日陰区間は短いので1分も走らないうちにまた日差しにさらされるようになったのですが、ふと前に目をやると歩いている人がいるのが見えました。

ここまでいくつか坂があったのでそこで歩いている人は何人か見ましたが、平坦な場所でしかもゴールまであと1kmちょっとというところまできていたのでもう歩いている人は他にはいなかったし、そもそも10kmという短距離だと途中で歩く人はあまりいないのでちょっと気になりました。

大丈夫かな?と思いながら追い越しざまに「がんばってください」と声をかけたのですが、表情がまったく変わらずうつろな表情だったのでこれはちょっとまずいかも...という印象を受けました。近くに給水所もなかったのでとりあえず300mくらい先にいるスタッフに伝えようと全力でダッシュしたのですが、半分も走らないうちにそのスタッフの方がこちらに駆け寄ってくるのが見えました。

もしかして...と後ろを見ると先ほど歩いていた方が自分では立てなくなったのか後続のランナーたちに支えられていました。スタッフの方も集まりそうだったので結局自分はそのまま走ってその場を去ることになりましたが、追い越したときに何かできなかったかな...とかいろいろ考えながらゴールまで走りました。

9km地点を過ぎると最後の給水所があったのですが、まだお腹も痛かったしここまで来たらもう大丈夫だろうと割り切って飲むのも体にかけるのもせずにスルー。ボランティアのみなさんが応援してくれたのでお礼を言いながら走り抜け、あとはゴールに向かって淡々とペースをキープして走り続けます。


ゴール直前で地元の中学生たちが太鼓を使って応援してくれていたのでテンションも上がり、最後はちょっとだけラストスパートをかけてゴールへと駆け込みました。


まとめ

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# 真夏の豚汁は最高でした


倒れた方のその後が気になったのですが、情報を得る手段もないのでどうなったのかは分からずじまいでした。
大きなニュースにはなっていないのでおそらく大丈夫だったんだろうなとは思うのですが、走り終えてからもあのときどうするのが一番よかったのかなとずっと考えています。きっと何かできることはあったはずなのにただの傍観者になってしまったことがとても恥ずかしいし悔しいです。


さて。そんなわけで気がかりなこともありましたが、大会自体はいつもどおり素晴らしいイベントでして最後まで楽しませてもらいました。いつも練習で走っているコースなので新鮮味や懐かしさはほぼないのですが、でも沿道から応援してもらえるのは大会ならではですし、走り終えてから美味しい豚汁を食べたりゴール直前で中学生たちが大声で応援してくれている姿を見たりすると今年もこの大会に走りにこれてよかったなとしみじみ思っちゃいます。


あと何回この大会に出られるのか分かりませんが、出られる限りは参加したい大好きな大会です。



(過去に参加したしらかわ郷里マラソンの結果)

大会名 日付 タイム 前回差
第12回しらかわ郷里マラソン 2013/09/14 44分42秒 -
第13回しらかわ郷里マラソン 2014/09/14 46分31秒 +1分49秒
第14回しらかわ郷里マラソン 2015/09/12 43分17秒 -3分14秒
第15回しらかわ郷里マラソン 2016/09/10 43分04秒 -13秒
第16回しらかわ郷里マラソン 2017/09/09 42分36秒 -28秒
第17回しらかわ郷里マラソン 2018/09/08 43分27秒 +51秒
第18回しらかわ郷里マラソン 2019/09/07 42分33秒 -54秒


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