秋田県湯沢市で開催された第35回湯沢七夕健康マラソンに参加してきました。
4年連続6回目の参加です。今年も10kmコースを走ってきました。
タイム
タイム種別 | タイム |
---|---|
グロスタイム | 41分54秒 |
ネットタイム | 41分52秒 |
平均ストライド(cm) | 平均ピッチ(歩/分) |
---|---|
1.17[m] | 199[歩/分] |
合計:10km/00:41:54(4分11秒/km)
種目別では114人中19位、トータルでは277人中38位でした。
走ってみての感想
[コース図]
高低差図
スタート前
スタート前に2kmちょっとジョグをしたのですが、8時前の時点でもうめちゃくちゃ暑くて泣きたくなりました。
3日前に同じく10kmを走った日光杉並木よりもだんぜん暑くて日差しもきつかったので、もはやタイムがどうこうではなくちゃんと最後まで走れるのかどうかさえ怪しいなとビビりまくってました。命を大事に...。
スタート~ゴール
スタート15分前に並び、スタートを待っていましたがもう待ってるだけでめちゃくちゃ暑い...。
とりあえず心を無にして並んで待っていたらあっという間にスタート時間になりました。予定どおり8時30分にスタート。スタートロスは2秒でした。
今回はとにかく暑さがやばかったのでもう倒れずに完走することだけを目標に走ることにしました。
1km地点まではお祭りの空気が漂う街中を走るのですが、沿道には屋台の準備にいそしむ人たちの姿や応援してくれる人たちがたくさんいて否が応にも気持ちは盛り上がってしまいます。気持ちが盛り上がるとついペースが上がりそうになるのですが、ここで無理しても後半つらくなるのは目に見えていたのでここはぐっと我慢します。
1kmを過ぎると昨日ジョグをしたあたりに合流したのでコースを思い出しながら淡々と走ったのですが、日差しがだいぶ強くなってきてちょっとずつしんどく感じるようになってきました。とくにこのあたりはささやかに上っているので、無理にペースを維持するのはあきらめて出力が一定になるよう心掛けて走ります。
2kmを過ぎると上りもいったん終わるのですが、このあたりから日差しを遮るものがないところが増えます。帽子はかぶっていたものの、さすがに暑くて給水所では水をとっては頭からかけるようにして何とか走り続けました。ただ、頭から水をかけるのに必死で飲むのを忘れていまして、後々そのことを後悔することになります(意味深)。
3km,4kmと日差しをたくさん浴びながら走り続け、5kmの手前で折り返し。
折り返すとわずかに上り+向かい風となり、走るのが少ししんどくなったのですが、向かい風になったおかげで体温がやや低くなったように感じました。ほぼ熱風でしたので気のせいかも知れませんが(笑)
ここから8kmまでは来た道を戻るだけなので沿道の応援に手を振りながら走り続けます。
折り返したあたりから暑さは本格的に厳しくなってきたので給水所では必ず水をとって頭からかぶって走っていたのですが、7km地点の前で急に右手にしびれる感覚が出てきました。最初は気のせいかな?と思っていたのですが、ピリピリとしたしびれはどんどんはっきりとし始めたので気のせいではないことが確認できました。
そういえば手足のしびれは脱水の症状としてよく聞くことを思い出し、ここまで水はいっさい飲まずにかぶってばかりだったのでもしかして水分が足りてないんじゃないかと思い至りました。とりあえず次の給水所までがんばって走り、そこでしっかり給水したところ症状は一気に軽くなりました。
喉が渇いていなくても定期的に給水したほうがいいというのは当たり前すぎるくらい当たり前のことでしたが、すっかり失念していました。とりあえずペースは抑えて体力回復に努めつつ、給水所ではしっかり給水をするようにしながらゴールを目指しました。
残り2kmとなるとまた街中に戻ってきたので沿道ではたくさんの方々が応援してくれていて元気がわいてきます。毎年いる「ホースで水ぶっかけてくれるおばちゃん」は今年も健在でして思いっきりお尻のあたりに水をかけられましたかけていただきまして、今年もお漏らししたみたいになっちゃいました。もはや風物詩。
残り1kmくらいになると前後にはあまり人もないので追い越したり追い越されたりということもほぼなくなり、沿道から応援してくれている人たちに手を振ってお礼を言いながら楽しく走りました。暑くて倒れて完走できないんじゃないかとずっと不安だったわたしも、さすがにこのあたりまでくると完走のめどがたってきて気持ちに余裕ができてきます。最後のカーブを曲がればゴールなんですが、これがまた結構遠くて(400mくらい)毎年曲がった瞬間に萎えるのですが、今年は気分がかんぜんにwinning runだったのでかなり気持ちよく走り切ってゴール。
完走した瞬間に頭に浮かんだのは「死ななくてよかった」でした(笑)
まとめ
# 今年の参加賞も地酒
日光杉並木から中2日での大会でしたので体力的にかなり不安でしたが、無事完走できました。たった10kmの大会でしたが、最近は4'45/kmより速いペースで走ることがほとんどなかったのでこの暑さの中でどこまで走れるのだろうという不安はあったし、中2日というペースで大会をこなすことへの不安も大きかったです。
タイムはとても平凡でしたが、でもこの暑さの中でも4'30/kmを切るペースで走れたことはとても自信になりました。
ただ、一方で杉並木とこの大会をとおしていまの自分が抱える課題が浮き彫りになったなとも感じていて、5-8kmくらいで一気に走るペースがダウンしてしまって最後までペースを維持し切れない点はちょっとよろしくないなと感じました。スピードもスピード持久力も落ちているのは覚悟していましたがそのことを改めて実感しました。
もっとタイムを伸ばすためには練習でももう少し速いペース(4'30/kmくらい)のペース走をこなしたり、インターバルでスピード自体を強化したほうがいいということがはっきりしたのは収穫でした。走る前から何となくそうなんだろうなとは思っていたけど(笑)
とは言え、スピードについてはいまは特段求めていないのでこんなもんで十分と思っているのでこれから冬にかけて10kmやハーフの自己ベストを更新したくなったらそのときまたがんばります。とにかくいまは3時間30分でフルマラソンを走れるところに戻せるよう努力しないと...。
そんなわけでなかなかしんどい10kmでしたが、大会の運営や雰囲気はあいかわらず最高でしてもう夏休みには欠かせない行事のひとつとして定着しています。去年に続いて今年も前泊して参加しましたが、この大会に関して言えば前泊して街の雰囲気を楽しむところも含めてひとつのイベントだという認識をあらたにしました。
大会前日の夜にお祭り騒ぎにまぎれて街中をぶらぶらするのはほんとうに楽しいし、祭りを見終えたら虫の声を聴きながら旅館に帰るあの道中もすごく夏らしさで満たされていて最高です。
秋田では8月第1週に男鹿でメロンマラソンがあり、8月7日に湯沢でこの七夕健康マラソンがあるので帰省をどちらに合わせるのかいつも悩むのですが、年を重ねるごとに湯沢のほうを当たり前のように選ぶようになってしまっています。
実家から参加できるメロンマラソンのほうがいろいろ勝手がいいし、何よりもメロンマラソン自体がとても楽しいのでそちらにも参加したいという気持ちが強いのですが、でもいざ選ぶとなると湯沢を選んでしまうのです。いつまでこんなふうに参加できるのかわかりませんが、走れる限りは夏のお楽しみ行事として参加できたらいいなと思っています。
(過去に参加した湯沢七夕健康マラソンの結果)
大会名 | 日付 | タイム | 前回差 |
---|---|---|---|
第31回湯沢七夕健康マラソン | 2013/08/07 | 40分49秒 | - |
第33回湯沢七夕健康マラソン | 2015/08/07 | 44分41秒 | +3分52秒 |
第34回湯沢七夕健康マラソン | 2016/08/07 | 40分36秒 | -4分5秒 |
第35回湯沢七夕健康マラソン | 2017/08/07 | 40分55秒 | +19秒 |
第36回湯沢七夕健康マラソン | 2018/08/07 | 42分07秒 | +1分12秒 |
第37回湯沢七夕健康マラソン | 2019/08/07 | 41分54秒 | -13秒 |
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