秋田県男鹿市で開催された第36回日本海メロンマラソンに参加してきました

秋田県男鹿市で開催された第36回日本海メロンマラソンに参加してきました。

2年連続4回目の大会参加+ハーフを走ってきました。

結果


合計:21.1km/01:54:14(5分31秒/km)


ハーフ男子18歳以上の部671人中270位でした。

コースと高低差


まずはコースと高低差図です。

コース図+高低差図


コースは館山近隣公園発着の周回コースです。前半は小さなアップダウンが多く、後半はフラットな部分が多いです。最後の坂は毎回歩いてしまうくらいの坂です(笑)

スタート前

会場近くの駐車場に着いたのは6:20くらいでそこから会場まで20分くらいかけて歩いて移動しました。結構遠い...。
荷物を預けるところがスタート地点よりもだいぶ奥の方(ゴール側)にあるのでだいぶ歩くはめになり、預けたらもう6:50を過ぎていました。トイレに行きたかったのですがめちゃくちゃ混んでいて無理そうだったので10分くらいジョグをしてスタート地点に移動。今日は最後尾からスタートしようと後ろ側で並んでいたらスタート直前に弟がきて合流。予定どおり7:30にスタートしました。

スタート ~ 10km

スタートロスは1分ちょっとでした。最後尾に並んだ時点で1分以上かかるだろうと思っていたのでのんびり歩きながらスタートを切りました。
スタートしてしばらくは混みあうだろうと思ってのんびりしていたのですが、少し走ってばらけだしたところで制限時間内の完走を目標にしている弟に別れを告げて少しペースを上げました。去年も走っているので最初の10kmはアップダウンの多いところだというのは知っていたので、最初の10kmはペースの上げ下げをあまりせずに無理のないペースで走ろうと心掛けて走りました。1km地点を過ぎたところで時計を見ると6'45だったのでスタートロスを考慮すればだいたい5'30/kmくらいと想定していたペースで走れていたので体感ペースもこのくらいでいこうと決心しました。

ただ、一点気になっていたのが倦怠感というか体全体が重い感じがどうしても抜けない点でした。脚が重いというよりも体が全体がうまく動いていないなということをすごく実感していました。いつもよりも早起きしてるんだし仕方ない+最近は5kmくらい走らないと体が動かないということもあったのでとりあえず5kmまではあまり気にせずに走ることにしました。

2km、3kmと走って行くとランナーはどんどんばらけていってだいぶ走りやすくなっているはずですがその恩恵はいまいち感じられず、ここにきて初めて「もしかして体調が悪い?」ということに思い至りました。それでも不調というほどの何かを感じているわけでもなくただただ体が重く感じるという程度だったのでまずは5kmを目指して走ります。そして4kmを過ぎたところで4人くらいの集団を追い越したのですが、追い越した直後に「あれ?いとっと?」と声をかけられました。地元とは言え、ランナーの知り合いなんて誰もいないはずだと思いながら振り返ってみるとそこにはスタート直後に置いてけぼりにしたはずの弟がいました。

何で自分よりも前にいたのかよくわからなかったのですが、話を聞くとスタート直後の混雑を嫌ってハイペースで走って集団を抜けていたらしく実はずっと自分の前を走っていたようでした。そしてそのハイペースがたたってペースが落ちてきて...ということでした。アホだw

ひととおり経緯を聞いたところで「時間内に完走しようぜ」と声をかけあって再度別れました。

5km手前で国道101号線と合流して右折。そして5km地点にある最初の給水所で水をもらってかぶることができました。
5kmを過ぎたところで体調を確認したのですがやはり体の重さは変わらないので、今日はこのくらいのペースでいくしかなさそうだなという結論になりました。ここから一気にペースを上げられるようになるとも思えなかったのでひとまず現状維持で走ることにしました。

そして5kmから9kmまでは細かくアップダウンがあって落ち着いて走れないなという印象を受けました。この区間に限らず、前半は防砂林に囲まれた道路を走るので風の影響は受けないのですがこのアップダウンの多さで地味に消耗しました。

9kmを過ぎると宮沢海水浴場へ向かう下り坂を降りて行き、下りきったところで海に突き当たるので右折して道なりに走って行きます。

海沿いにきて初めて「往路は追い風だったのか」と気付いたのでした。そして海水浴場の真ん中に接地された給水ポイントで10kmを通過です。


ちなみにここまで xxkm地点とか書いてますが、5kmまでは1kmごとに距離表記がありますがそれ以降は 5km おきにしか表記がありません。最初の5kmだけ1kmごとに表記があるのは10kmコースと共有できるからのようです。ここまで潔く距離表記がないハーフマラソンは結構めずらしいです(5kmとかはよくあるけど)。

10km ~ ゴール

10kmの給水所でも水をもらってかぶり水+スポーツドリンクで給水。気温はさほど高くないのですが思っていた以上に消耗しています。とてもやる気のあったとき前は暑熱順化と言って暑い中を走る練習をよくしていたのですが、今年は夜の涼しい時間に走ってばかりだったので暑さ対策が何もできていなかったのも一因だろうなと思いながら走っていました。

10kmを過ぎて500mくらい走ると海水浴場も終わってそのあたりで中間地点となります。海水浴場沿いの道路を右折して海に別れを告げたら復路に突入します。

11kmを少し過ぎるくらいまではやや上りが多いのですが、そこを過ぎるとアップダウンはほぼなくなりフラットになります。その代わりに日差しを遮る木々もなくなるのでやや暑く感じる時間が増えるのですが、曇天の時間が長かったので何とか走れました。去年みたいにめちゃくちゃ晴れてたらちょっと厳しかったも。13kmを過ぎると県道54号線と合流するのでこのあたりからは沿道での応援も目に見えて多くなってきます。給水所では必ず水を2杯もらって飲む+かけ水をしつつ、沿道で応援してくれる人たちにお礼を言いながらひたすらゴールを目指します。前半からペースはぜんぜん上げてないので息が上がるとかそういうことはないのですが、とにかく脚が疲れていたことをよくおぼえています。なんでこのペースでこんなに疲れるんだろう...と思いながらペースは変えずにひた走ります。

給水所ではスタッフの方々が水を渡しながら声をかけてくれたのがとてもうれしかったので、水分を補給する以上の元気をもらいながら走りました。夏場のマラソン大会なんて走る方は好きで走ってるんだからいいとしても、炎天下で立って業務に当たってくれているスタッフの方の大変さを思うと頭が上がりません。ありがたいです。

ラスト1kmの坂はおそらく歩くんだろうなと思っていたのでとりあえずなるべく歩かずに走ろうの精神で走っていたのですが、今回も靴紐が5回くらいほどけてしまってそのたびに立ち止まる羽目になっちゃいました。普段のジョグもそうなんですが、いま履いている靴3足のうちの2足がめちゃくちゃ靴紐がとれるタイプの靴なんですよね...。結び方が悪いのかと思っていろいろやってみたのですが、同じ結び方でもとれるととれないときがあってよくわかりません。いったん立ち止まると走り出すのがとてもつらいので靴紐がほどけたのが分かるとため息をつかずにはいられませんでした。つらい。


そして19kmを過ぎて少し走るといよいよラスト1kmの坂に差し掛かりました。ペースを落として慎重に入ったおかげなのか最初の400mくらいは普通に走れたのですが、そこで力尽きてしまって残り500mくらいは走ったり歩いたりを繰り返しながらになっちゃいました。坂道大好き人間だったおれはいったいどこに...。

坂を終えたらあとは1kmもないのでペースを上げて走ってゴールへと駆け込みました。


まとめ

思っていた以上に疲れていたようで、ゴール後に計測チップを返却したあとで飲み物をもらって少し歩いたらすぐに座り込んでしまってしばらく立つことができませんでした。1月の下野ハーフ以来、半年ぶりのハーフマラソンとはいえ、こんなペースでこんなに疲れるのか...とかなりへこんじゃいました。夏だし暑いし仕方ないか、と思う気持ちがないわけでもないのですがりもうちょっと走れると思ってたのでショックはショックでした。その後、30分くらい弟がゴールするのを待ってから帰ったのですが、時間が経つにつれて体調が悪くなってしまってこの日は予定を半分もこなすことができずに終わっちゃいました。あとで分かったのですが、前日の夜に食べたあるものがよくなかったらしくてそれを食べた人は全員翌日ダウンしていました。軽度の食あたりだったようですが、そうだとするとハーフを最後まで走れただけでも運が良かったのかも知れないなと思ったのでした。

というか、ちょうど前日に横浜市でうなぎを食べて集団食中毒というニュースを見たばかりだったので夏場の食べ物はいろいろ難しいというか、とくに自宅外で何かを食べるときは気を付けないとなと思いました。


さて。そんなわけで結果はいまいちでしたが、7:30から走る夏場のハーフマラソンというのはとても楽しいというか清々しいというか、5'30/kmペースで走り終えてもまだ9時半前というお得感はすごくいいなと改めて感じました。南越前町の早朝マラソンや(なくなってしまったけど)日光の杉並木マラソンもスタート時間が早くて大好きな大会ですが、早朝+ハーフという組み合わせは今のところメロンマラソンだけなのでこれからも機会を作って帰省がてら参加したいです。

ハーフの距離が短すぎる(-500mくらい)のがずっと気になっていますが、4回も参加していると「公認コースでもないんだしこのくらい緩くていいのかな」という優しい気持ちになれます。