さいきん、もやもやしたとした言語化しにくい感情を文章化することが億劫でできなくなったという話

ここ3週間ほどアニメ映画しか観ていなかった*1のですが、昨日は気になっていた「海にかかる霧」という映画を観てきました。

漁業だけでは生活が苦しくなった船長が、生活のためにと密航者の手引きをしたらとんでもないことになってしまうというお話です。序盤は何となくだらりと弛緩しか空気がただよっていたのですが、中盤以降はピンと張りつめた緊張感で胃が痛くなりました。ひさびさの韓国映画でしたが、いい意味で韓国映画らしさ満載の作品でした。

いい作品だと思いますが正直もう見たくないです(笑)


で、帰る道すがらあれこれ考えながら帰ってきたのでじゃあ感想でも書こうかなと思っていたのですが、いざ文章にまとめようとすると途端に億劫になって書く気がなくなってしまいました。しょうがないのでFilmarksにメモ書きを残すにとどめたのですが、最近こんなふうに映画の感想を書かずに済ませてしまうことがとても多くなってきました。

8年前に映画を観始めた当初から「観た映画の感想は必ず書く」と決めていて一昨年まではちゃんとそれを守っていました。ところが、昨年の夏くらいからちょいちょい感想を書かないままにしてある作品が増えてきて、ちょっと確認しただけでも「怪しい彼女」とか「インターステラー」、「ゴーン・ガール」あたりはたしか感想を書いてなかったと思います。

どれもすごいおもしろかったし大好きな作品なのですが、いざ自分の中にあるもやもやとした言葉にならない感情を言語化しようとすると途端にめんどくさくなってやめてしまいます。


いまさらですが、映画を観た後に残っている感情を文章化するのってすごくパワーがいるというか、気楽にできることじゃなかったんだなということに気付きました。ただ思うところを書くだけだったらそんなに大変じゃないですが、映画を観たことで生まれた感情だとかもやもやを言葉で表現しようとするととても難しいです。


とりあえず、感想を書くこと自体は続けたいので書けるものだけでもいいので感想を書き残していこうと思います。

*1:クレヨンしんちゃんドラゴンボール、そしてコナンしか観てませんでした