「プリデスティネーション」見たよ


1970年、ニューヨーク。とあるバーを訪れた青年ジョン(セーラ・スヌーク)は、バーテンダーイーサン・ホーク)に自身が歩んだ人生を語る。それは女性として生まれて孤児院で育ち、付き合っていた流れ者との子を宿すも彼に去られ、さらに赤ん坊を何者かに誘拐されたという壮絶なものだった。それを機に男性として生きることを選んだジョンに、バーテンダーは未来からやって来た時空警察のエージェントだと明かす。驚く彼を自分の後継者に選んだバーテンダーは、装備を託すとともに宿敵である爆弾魔との対決に臨んでいく。

プリデスティネーション (2014) - シネマトゥデイ


さの6時間耐久マラソン前日の土曜日の夜。
大会に参加する準備は終わったものの寝るには早すぎるということで映画を観に行きました。観たのは「プリデスティネーション」。

観た人の評判はとてもよかったので楽しみにしていたのですが、劇場に着いて席に座って「さあ映画が始まるぞ!」というところで寝入ってしまい、ラストシーン直前の銃撃音で目が覚めました。その日は一日家でごろごろしていたので疲れているはずもないのでおそらく花粉症の影響かなと思うわけですが、とにかく一つだけ言えるのは映画を観に行ったつもりが寝に行っただけだったということです。

今までも映画を観ながら少し寝てしまうことはあったものの、最初から最後まで寝るなんてことは一度もなかったのでかなり衝撃を受けました。10km以上離れた場所まで移動して1100円を払って90分昼寝するとか意味が分かりません。ショックでした。


そんなわけで2週間の時を超えてもう一度観に行ってきました。

今回はちゃんと最初から最後まで寝ないで観てきましたが、なんで前回寝ちゃったの?っていうくらいものすごくおもしろかったです。
インパクトだけだったら今のところ今年一番*1間違いなしの内容でした。何を語ってもネタバレになるのでどういう部分がおもしろかったのかは具体的には言えませんが、さまざまな事象が点として描かれていた序盤はやや退屈でしたが全体が見えてくるにしたがって点と点がどんどんつながって物語として組み立てられていくところはもう最高に興奮しました。

あと、細かいところですがタイムリープした直後に耳がキーンとして周囲の音が聞こえなくなる演出とかもすごく臨場感があったし、ストーリーが突拍子もない分、こういった細部へのこだわりの積み重ねがリアリティを生み出すことでとてもよい作品になったんじゃないかと思いました。


@MOVIX宇都宮で鑑賞


公式サイトはこちら

*1:今年はまだ30本くらいしか観てないので大した1番ではないですがw