最近読んだ本の感想(2014/1/11〜1/24)


1月11日から1月24日まで読んだ本の感想まとめ。

5. 30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法


市民ランナーの楽しみのひとつは、マラソン大会で自己ベストを更新すること。ただし、走り始めたころは簡単にできた記録の更新が、回を重ねるごとに難しくなってしまう。どんなに練習しても、なかなかタイムが縮まらない。一体、どうすればいいのか?著者は言う。「マラソンにはコツがあって、だいたい35km地点を一番速く走ると記録が出るんです」。本書は、この「マラソンのコツ」を解説し、練習法を記していく。一番苦しい30km過ぎで、どうやって一番速く走るのか?サブ4、サブ3.5、そして夢のサブ3をめざすランナーを目標達成へと導く!

http://www.amazon.co.jp/dp/4047316261


タイトルからなんとなく想像していましたが、いわゆるネガティブスプリットのおすすめが主たる内容です。

ネガティブスプリットについてはふだんの練習ではその有効性を肌で実感していたものの、大会では前半の体力のあるうちにスピードを出してしまう癖が抜けなくてなかなか実行に移せずにいました。この本を読んでその実効性の高さはよく理解できましたが、これを実践できるのか?というとちょっと自信がないというのが正直なところです...。

とは言え一度は本番で試してみるべきだとも思うので、次のかすみがうらマラソンでは試してみようと思います。


あとは目標タイムごとに具体的な練習スケジュールも書かれていてとても参考になりました。

わたしはいまサブ3を目指しているのですが、この本に載っていた練習スケジュールとわたしが参加する予定の大会までの日数が偶然ぴったり合っていたために、いまはこの本を読みながら日々の練習スケジュールを組み立てています。まだまだサブ3の練習にはついて行けそうもありませんが、少しずつこの練習をこなせるような脚力を身に着けて行きたいです。


ちなみに、著者は高橋尚子さんを指導されていたことでも有名な小出監督。テレビで見かけるときのような軽い語り口調の文章はとても読みやすかったです。


6. 正しいブスのほめ方

正しいブスのほめ方

正しいブスのほめ方

どんなにほめづらい強敵もイチコロ!社会人なら必須のマナー&スキル。

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べつに「ブスを褒めたい」と思っているわけではないのですが、どうせ話をするならばお互い楽しく話せた方がいいと思うのでその参考にしたいなと思って読んでみました。褒めにくい個性をもつ人たちをどう褒めるのか?...ということだけではなく、どんな人にもいいところはあるんだという前提を掲げてその「いい部分」を見つけて相手に刺さる言い回しで伝えることでコミュニケーションを潤滑に行える関係を築くという姿勢が伝わってきてとても好感をもちました。


貶されて喜ぶ人なんていないし*1、褒められて嬉しくない人なんていない*2と思います。


良好な関係を築く武器としてこういった考え方や言い回しを身に着けておくのもいいなと感心したし内容も具体的で参考になりました。
すごくおもしろかった!

*1:罵倒が嬉しいのは相手との間に信頼関係がちゃんとある場合だけです

*2:嬉しいけど恥ずかしいという人はたくさんいます