「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」見たよ


恵み豊かな美しい森に“クルタ族”という少数民族が住んでいた。彼らは一族の掟により、外の世界に出ることはなく、平和な森の中でひっそりと暮らしていた。しかし、事件はある日突然訪れる。クルタ族は、危険度Sクラスの盗賊集団「幻影旅団」によって全員皆殺しにされてしまったのだった。旅団の狙いは、クルタ族だけが持つと言われている“緋の眼”。その瞳は興奮すると緋色となり、世界七大美色のひとつとされている。そんな中、たったひとり生き残った少年がいた。その名は、クラピカ。旅団への復讐を誓い、彼はハンターとなった――。

『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』作品情報 | cinemacafe.net


MOVIX宇都宮で観てきました。
むかしからジャンプ派ではなくマガジン派だったので、「HUNTER×HUNTER」の原作は読んだことがありません。「はじめの一歩」とか「将太の寿司」「魁!!クロマティ高校」「サイコメトラーEIJI」や「BOYS BE」を読んでわたしは大きくなりました。「GTO」にいたってはめずらしく単行本も買い集めてしまうほど大好きでしたが、ドラマ化されたことをきっかけに一気に消費され尽くしてしまい、気付いたらマガジンでの連載が終わっていました。何でもかんでもドラマ化されて消費されてしまうこんな世の中じゃ....ポイズン!


すいません。話がそれちゃいました。

そんなわけで、本作「HUNTER×HUNTER」については興味をもったことさえない状態でしたので映画もとくに観るつもりはなかったのですが、観た人の感想を読んでいたらやたらとおもしろそうだったので見てきました。


まず原作未読でしたので当然わからないところはありましたが、それでもストーリーのコアな部分は理解できたし楽しめました。
旅団どころか主たる登場人物のひととなりさえまったく分からない状態で観たものの、冒頭の説明や作中での表現がとても丁寧で映画を楽しむには十分な情報が提示されていました。


個性的で魅力ある登場人物が繰り広げる冒険活劇といった内容でとても楽しく鑑賞しましたし、映画を観終えて思ったのは「ひとまず原作を少し読んでみたいな」ということでした。まずは「ハンター試験編」から少しずつ読んでみようかな!(誰か貸してください)


一点だけ苦手だったのはゴンやキルアに顕著にみられた青臭い正義感のようなものがどうしても鼻についてしまい、そこはちょっと気になりました。ただ、少年誌で連載している作品である以上はしょうがないというか、むしろそういう部分こそが少年マンガらしさでもあると考えるとこういう作品を心から楽しめなくなってしまった自分のことがちょっと嫌だなと感じました。



ちなみに観終えてから原作者の富樫さんが新庄市の出身で山形大学の学生だったということを知っておどろきました。
意外な接点!!(って言ってもキャンパスが同じだったというだけで時期も学部も接してないけど)


公式サイトはこちら