昨日の夜に、中野に住んでいる弟が遊びにきました。
弟は年に1,2度くらいの頻度で宇都宮に遊びにくるのですが今回もそんな流れで遊びにきたのでした。本当は土日祝日に遊びに来てほしいのですが、接客業という仕事柄、どうしても世間が休みのときには休めないらしく今回も平日の来襲となりました。
昨日は0時半くらいまでちびちびとお酒を飲んでグダグダと話をしてから寝たのに、今朝は7時過ぎには起き出して普通どおりに朝ごはんを食べていました。なんでそんなちゃんとしてるんだよ...。
前日お酒で酔っぱらってヘロヘロになってしまったわたしは、8時過ぎにもそもそと起き出したのでした。
さて。
せっかくめずらしい客人がいるのだからどこかへ行こうということでおもしろい場所がないかどうかリサーチした結果、今日の行先として選ばれたのは「なかがわ水遊園」という大田原市にある水族館です。ここは、宇都宮市からだと車で1時間くらいの場所にある県内唯一の水族館なのですが、海のない栃木県らしく淡水専門というとても珍しい水族館なのです。存在自体は前から知っていましたしとても行きたいと思っていたのですが、微妙に行きにくい場所にあったためにいままで行ったことがありませんでしたが、なんとなくみんな魚好きということで行ってみることにしました。
そんなわけで車で水遊園に向かったのですが、特段急ぐたびでもないので途中で「道の駅 きつれがわ」に寄ってみました。
車を降りてふと目をやると何やらカカシがたくさん並んでいました。
どれどれ、どういうカカシがあるのかと見てみると...。
懐かしの磁気テープを引っ張り出してそれを髪に見立てたファンキー(ファンシー?)なカカシを発見。
すげーかっこいいじゃん!
感心しつつ、その横に立っているカカシにはちゃんと説明書きが書かれていたので読んでみると「なでしこJAPAN 澤穂希選手」と書かれていました。そのカカシを見てみると...。
顔が似てるとか以前に、澤選手はMFなので手でボールはつかまないんじゃ...と思ったのですが、まあそこは観なかったことにしました。とりあえずカカシがたくさんあって頑張って作ってあったのは間違いありません。
さらに、この道の駅は惣菜やらクレープやらジェラートやら大変おいしいものがたくさん売ってたので、わたし以外の人たちはいろいろと買って食べていたのですがなぜか食べ物については写真を一枚も撮っていませんでした...。とりあえずおいしかったらしいということだけは書き記しておきたいと思います。
お腹が満たされた我々一行は、グダグダと移動して家を出てから2時間くらいで「なかがわ水遊園」へと到着しました。
平日なので駐車場はかなり閑散としていました。
歩いて屋内へと足を踏み入れた我々は、いそいそと入場券を買い、受付のかわいいお姉さんとコミュニケーションをとって館内へ侵入することに成功しました。
受付横の水槽でいきなりテンションMAXになったハホ*1とアオ*2と弟の3人は、食い入るように魚と対峙していました。どんだけ魚が好きなんだよ...。
とりあえずまだ入り口なんだぞということを言い含め、一同をうまく制御してなんとか次に進むことに。
中に進むとさまざまな淡水魚がお出迎えしてくれました。
お昼どきでお腹が空いていたので、「魚おいしそうだな...」という水族館の禁句を危うく口にしそうになったのですが、ぐっと我慢しました。でも鮎は本当においしそうで食べたかったです。
そして一網打尽という言葉について、その原点である投網漁について説明があったりしました。
これ以外にも人間が魚を捕えるために作った道具の展示が何か所かあってとてもおもしろかったです。
そういえば、この水遊園は湖沼(たぶん沼なんだろうけど)に囲まれて建てられていて中から外を見るとこんな風景になっています。
すごくきれいです。
館内はただ魚を展示しているだけではなく、実際に魚と触れ合うコーナーもあります。
ハホとアオは小さなサメやヒトデと熱心に触れ合っていました。ウニもあったのですが、痛そうだからこわいと言って触れませんでした。おれもウニは痛そうだから触りたくないな。
そしてさらに進むと海中トンネルもあります。
今日は天気がよくてかなり日光が入ってきていたのですが、その光が乱反射してかなりまぶしくてきれいに見えました。
通りかかったときに偶然ダイバーの方がいて熱心に掃除をされていましたが、こういう場でありがちな手を振ったりアイコンタクトを取ったりというコミュニケーションは特に発生しませんでした。いまさら投げキッスとかしてみればよかったと反省しています。
続いてはみんな大好きピラニアです。
実物なのでピラニア3Dでした。
そして突如現れたカピバラ。
最初は外から狸が入り込んだのかと警戒しましたが、ちゃんと看板に水遊園が飼っていることが書かれていて安心しました。すごくかわいかったので触りたかったのですが、横にある看板には「手を差し入れると餌と間違って噛まれるよ」という注意書きがあったために触れることは諦めました。
館内を一周して出た我々を待っていたのはお土産コーナーでした。
そこで見かけたのはピラニアネックレスというおそろしい代物です。こんなん首に付けるの怖いわw
というわけでおおよそ1時間ちょっとの滞在でしたが、かなり楽しく過ごしました。
他の水族館よりは狭いですしボリュームも少ないのですが、見せ方をとても工夫していて歩いているだけで楽しかったし、時間の経つのも忘れて楽しんでしまいました。これだったら大人だけできてもかなり楽しめると思いますし、子どもがいればなおおもしろいと思います。
弟の帰りの時間もあったために水遊園を出た足で宇都宮へと戻り、お昼ご飯を食べてから駅まで送って行きました。
弟はまた近いうちに遊びに来るよという言葉を残して中野に帰って行きましたが、彼は社交辞令という言葉を知らない人なので本当に近いうちに来そうです。滞在時間は24時間未満と短かったのですが、彼的には満足度の高い時間を過ごすことができたんだろうなと思います。よかったよかった。
今日は疲れたけど喜んでもらえたようだし、なにより自分自身がとても楽しんだ一日でした。
ちなみに、本当であれば今日は平日なので小学校も幼稚園もあるはずで子どもたちは一緒に行けなかったはずなのですが、偶然にも今日は秋休みでどちらもお休みだったのはとても幸運でした。
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