- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2008/10/10
- メディア: DVD
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とことんおバカなコンビ、ジェシーとチェスターは、あるパーティのあくる朝目覚めると前夜の記憶をなくしてしまっていた。そして記憶とともにジェシーのポンコツ愛車も消えていた。はて? こうしておバカコンビの車と記憶を探る旅が始まったが、彼らを待ち受けていたのは「盗んだ金を返せ」と脅すオカマ、「昨日の夜は最高だったわ」と迫る憧れの美女、「もう別れましょ」とキレる双子の彼女、「"多連続変形体はどこ?」と詰寄るセクシー・エイリアン等だった。挙句の果てにエイリアン・オタク集団に拉致までされて……一体、昨夜2人はナニをしでかしたの?! おバカ版メメントが今始まる!!
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わたしがアシュトン・カッチャーが大好きだということをおぼえてくれていたルシフさんが、オフ会のときにもってきくれてお借りしたのですが、これが本当におもしろくてこの一週間だけで3回も見てしまいました。
話は、前日ひどく酔っぱらってしまって自分たちが何をしたのかわからないジェシーとチェスターがあちこち歩き回ってなんとか思い出そうとするんだけど...という、まるで「ハングオーバー」をほうふつとさせる内容なんですが、「ハングオーバー」よりもずっと前に撮られた作品なのでパクリだとかオマージュだとか尻馬に乗っただけとかそういう類の作品ではありません。むしろ「ハングオーバー」が影響受けてるんじゃね?と思わずにはいられないくらいに、たくさんのネタが詰め込まれていて終始笑いっぱなしでした。
しかも前半で何気なく描かれていたものが後半になるとその真意が見えてきたりして、決してバカバカしいだけではなくてちゃんと構成も考えられているんだなという印象も受けました。別にこれだけおもしろければ話にオチなんてなくても十分だと思うのですが、それでも一つの作品としてしっかりとまとめられているという印象を残すことは決してマイナス評価にはならないし、そこらへんをきっちりと押さえてあったのは個人的にすごくポイントが高かったです。
ジェシーとチェスターの二人はそろいもそろって愛すべきバカでして、まるでドリフのバカ兄弟を観ているようなほっこりとした気分になりました。
こんな役もこなしちゃうなんて、アシュトン・カッチャーのことがもっと好きになったぜ!