「きみが見つける物語 -休日編-」/「きみが見つける物語 -スクール編-」読んだよ

きみが見つける物語 十代のための新名作 休日編 (角川文庫 あ 100-103)

きみが見つける物語 十代のための新名作 休日編 (角川文庫 あ 100-103)

とびっきりの解放感で校門を飛び出す。この瞬間だけは、学校のことも嫌な奴のことも、宿題のことも忘れて…。旬の作家が集結、それぞれが紡いだ休日の大冒険とは?いまどきの名作を厳選、超豪華ラインアップでおくる短編小説集『きみが見つける物語 十代のための新名作』。「休日編」には、角田光代恒川光太郎万城目学森絵都米澤穂信の傑作短編を収録。

http://www.amazon.co.jp/dp/404389404X


きみが見つける物語    十代のための新名作 スクール編 (角川文庫)

きみが見つける物語 十代のための新名作 スクール編 (角川文庫)

いまどきのフレッシュな名作だけを厳選した超豪華ラインアップ。あさのあつこ恩田陸加納朋子北村薫豊島ミホはやみねかおる村上春樹の傑作短編を収録。

http://www.amazon.co.jp/dp/4043894015


いろんな作家の本が一冊にまとめられていてお手頃な感じがしたのと、掲載している作家さんも好きな人ばかりなので楽しみに手に取りました。実は、この本を読む前は全部書下ろし作品ばかりなんだと勝手に思い込んでいたのですが、読み始めてみるとどれも既に発表されている作品の中から選ばれた作品でしたので、好きな作家の作品が入っているかどうかで選んだことが裏目に出てしまいどれも読んだことのある話ばかりでした...。
とは言え、いずれも好きな作品ばかりでしたし、今まで一度も手にしたことのない作家の作品を読むきっかけとしてはとてもよい本でした。この本を読んだことで、はやみねかおるさんと村上春樹さんの本も読んでみようという気になりました。


気軽に楽しく読めるという点においては何の不足も感じませんでしたが、未読の作品も読みたかったなというのが率直な感想です。