「死語大全」読んだよ

死語大全

死語大全

ナウい、イケイケ、態度L、アベック、コギャル…。 あなたが若かった頃、どんな言葉が流行りましたか? そしてそれは、今でも使われている言葉ですか? 「10年ひと昔」とはよく言ったもので、10年・20年前に流行った言葉の多くは現在、「死語」となってしまいました。子どもや後輩に「えー、なにそれ」なんて言われてしまうと、ジェネレーションギャップを感じてしまうものです。けれども、あえてここで、今ではちょっと恥ずかしい……いや、恥ずかしい、あんな言葉やこんな言葉をちょっと振り返ってみませんか? 当時の出来事やヒット商品の話題も交えつつ、今ではすっかり使われなくなった「死語」を大紹介。

http://www.amazon.co.jp/dp/488392565X

1970年代から1990年代にかけて流行した言葉のうち、既に死語となってしまった言葉をまとめただけの本なのですが、懐かしい言葉がたくさん並んでいてとても楽しく読めました。ただし「え?これもう死語なの?」という言葉もたくさん並んでいたこともあって、ずいぶんと年をとったなあ...という寂しい気持ちもわいてきたのでした。


そんなわけでかなり大量(適当に数えただけでも150個以上)の死語が並んでいて、それが流行った当時のことを思い出すだけでもかなり楽しめる内容になっているんどえすが、そんな大量の死語の中でもとりわけ好きなのが「ドロン」という言葉です。
これはどういう意味なのかというと、この本の言葉を借りれば「立ち去ること。忍者のように消え去るイメージで使う。」という意味であり、用途としては飲み会などの最後の方で先に帰るときなどに使われていたようです。この本では1970年代に流行ったとありますので、1978年生まれのわたしはよく使われていた当時のことは知らないのですが、大学の研究室で先輩だったNさんが飲み会中に帰りたくなると「お先にドロンします」と言って周囲を笑わせながら帰っていたというとても楽しい思い出とリンクしています。
さすがにNさん以外でこの言葉を使う人はいないのでここ数年はもうドロンしますなんていう人は見かけていないのですが、今度の飲み会は途中で抜け出す予定なのでその時にわたしが使って流行らせてみようかと思っています。