酒井法子さんのこれからについて考えてみた

連日、酒井法子さんの裁判が話題になっており、テレビもネットもどこもかしこもこの話題で持ちきりでした。
わたしはほとんど興味がなかったのであまり熱心に情報を追いかけたりはしていなかったのですが、今週月曜日に弟が遊びにきたので会社を休んだのですが、誰が言い出したのか休んだのはこの裁判を見に行くためなんじゃないかと噂されていたらしく、「あの裁判の結果はどうなると思う?」ということをいろんな人から聞かれることになってしまいうんざりしてしまいました。
あまりにいろんな人から聞かれるので、いい加減答えるのが面倒になったわたしは「お前らノリピーをバカにするな!!」と目のふちにちょっぴり涙を浮かべながら怒りに肩を震わせる仕草をしてみせたらそれ以来誰もわたしにこの話題を振らなくなりました。自分でも気持ちが悪くなるくらいの熱演でしたが、ちょっとやり過ぎたのかこの話題以外の会話すら誰ともしなくなってしまいました。


さて。上にも書いたとおり、わたしは酒井さんの事件についてはまったく興味がありませんが、覚せい剤を所持して使っていただけなのにまるで300人くらい木刀で殴り殺したみたいな悪党扱いされて騒がれていることに対して心の底から同情しています。
もちろん彼女の行為は子をもつ親の行動としてはいかがなものかと思うし、人気芸能人であることを考えれば話題にされること自体はしょうがないと思うのですが、それにしたって報道も周囲の反応もひどすぎます。借りてた別荘が燃えるとか意味わかんない。
水に落ちた犬は打てとはよく言ったもので、目立つ人が少し隙を見せるとここぞとばかりによってたかってボッコボコにしようというこの風潮は本当に嫌だなーと思うわけです。
同列に語るのもアレですが、以前沢尻さんの舞台挨拶の態度が叩かれていた時と同じような不快な気分を感じます。


で、まあ、基本的には興味がない酒井さんの動向についてですが、一点興味があるとすれば彼女の今後の身の振り方についてはちょっと気になるところです。
先日の裁判では彼女が所属していたプロダクションの社長から芸能界への復帰はないとまで断言されてしまったために、彼女は芸能活動とは別の方法で日銭を稼がなければならないことが決まりました。じゃあ、一体何で生計立てるの?と思っていたらこんな記事を見つけました。

覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪で起訴された女優酒井法子被告(38)の初公判から一夜明けた27日、酒井被告が介護福祉士の資格取得に向けて年内にも通信制の専門学校に入学する準備に入ったことが分かった。法廷で「介護を学びたい」と述べていた。ただ、「情状酌量を得るための法廷対策」との指摘もある。

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/10/28/01.html


ここで指摘されているようにこれが単なるアピールでしかない可能性もありますが、介護福祉士として生計を立てる可能性も1ピコパーセントくらいはあります。ただ、率直に言ってこの仕事が彼女に向いているとは到底思えないんですよね。仕事自体の大変さもそうですが、体にしみこんだ金銭感覚に収入が見合わな過ぎてどう考えても成り立つとは思えません。
というわけで、彼女の今後の身の振り方についていろいろと考えてみたのですが、新興宗教を興すのが一番いいんじゃないかなというのがわたしなりに出した結論です。今回の事件について自分なりにいろいろと追いかけてみたのですが、ニュースや記事を見た上での結論です。


今後5年くらいはファンを中心に人を集めて信者を募り、その人々を束ねて権力を構築してから今回の件を面白おかしく報道したマスコミやそれに煽られて興味もなかったくせにバッシングを繰り返した一般人を見返したらかっこいいなと思います。彼女なら絶対に出来ると思うし、いかにも反省してます的な神妙な顔をしているよりもその方が似合っているとわたしは感じています。


とまあ、適当なことばかり書いてしまいましたが、こんなことに負けず、また彼女が表舞台に立てる日が来ることを願って彼女の行く末をふすまの陰から見守りたいと思います。