![アメリカン・クライム [DVD] アメリカン・クライム [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51eufqfMUaL._SL160_.jpg)
- 出版社/メーカー: アルバトロス
- 発売日: 2008/12/26
- メディア: DVD
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『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジ主演、65年にアメリカで実際に起きた事件を元に描いた衝撃のドラマ。シングルマザーのガートルードに預けられたシルビアとジェニーの姉妹が、ガートルードやその子供たちなどに恐ろしい虐待を受ける様子を鮮烈に描く。
http://www.amazon.co.jp/dp/B001J231SQ
近くのTSUTAYAで「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」を借りようとしたら置いてなかったので、仕方なく半年振りくらいにDISCASでスポットレンタルをしたのですが、その時に偶然エレン・ペイジ主演という言葉と共に目に入ってきたので一緒に借りてみました。反省すべき点としては、借りる前に作品の内容も確認すべきだったということです。わずか100分ほどの短い作品でしたが、その時間があまりに長く感じられたし途中何度観ることを止めようかと思ったのか数え切れないほどあまりにひどい作品でした。これは過去最悪と言っても過言ではないほど気分が悪くなる部類の作品であり、見ている最中、そして鑑賞後には本当に気分が悪くなりました。
今までラストが最悪だった作品や表現が不快に感じる作品は多々観てきましたが、これはそれらとは比べ物にならないほど不愉快です。ミストのラストを観て「最悪だ...」などと口にしていましたが、あれが最悪ならこの作品を評する言葉は私の中には存在しません。
エレン・ペイジが出てなければ多分最後までは絶対に観なかったし、今思い返してみても観なければよかったということ以上の感想は出てきません。記憶が消せるのであれば、間違ってもう一度と手にすることがないようにこの作品を観たという事実以外のこの作品に関する記憶は全部消してしまいたいです。
以前観た「ハード・キャンディ」もそうでしたが、エレン・ペイジの過去の出演作はJUNOとまったく正反対のベクトルのハードな作品ばかりです。いつもJUNOみたいなキュートな作品を期待して手に取るのですがその期待は1nmも満たされません。
好きになった人が予想外に重い過去を背負っている人だったというような、そんな気分です。いや、よくわからないですけどね。