適当論

適当論 [ソフトバンク新書]

適当論 [ソフトバンク新書]

本当の「生き方上手」はここにある!
発言の「適当さ」「無責任さ」が魅力となり、一般視聴者はもちろん、各界の著名人にもファンの多い高田純次。なぜ人々は彼に憧れるのか? 彼のこれまでの発言とインタビューから、適当に、かつ楽しく生きる方法を学ぶ。本当の「生き方上手」。

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先日読んだ適当教典がおもしろかったのでもう一冊手を出してみました。
本書は心理学者の和田先生と高田純二の対談に始まり、和田先生が高田純二の発言を分析、そして最後は高田純二からのメッセージという3部に分けられているのですが、非常に物足りなさを感じる内容でした。
前半は対談ということもあって高田純二らしさというか彼の魅力あふれる発言があまり見られず少々残念でしたし、中盤は高田純二の発言を和田先生が分析するというものでしたので高田純二本人はそっちのけで非常にフラストレーションがたまりました。高田純二の言葉が読みたいのにーと思いながらやっとたどり着いた最後のメッセージは非常に満足感ある内容でしたが、全体としては期待していた半分程度しか高田純二エキスは感じられませんでした。
よかったのは最後の高田純二からメッセージのとこだけかな。


これだったら「適当教典」の方が値段も安いし、10倍面白いしでいいことづくめなのでお奨めです。