ストロベリーショートケイクス



3/17に池袋の新文芸坐で15:15〜の回を見てきました。実はこの上映の前に、矢崎監督と狗飼さんがトークショーをされていました。行った時には既に立ち見も出るくらいの人ごみだったので見ることは出来ませんでした。お二人の事はあまり存じ上げないのですが、作品を見終わってからトークショーも見たかったなとちょっと後悔しました。

デリヘル店の電話番として働く里子(池脇千鶴)は、恋の訪れを待ちわびる毎日を送っていた。そんな里子が憧れるデリヘル嬢の秋代(中村優子)は、同級生の菊地(安藤政信)に思いを寄せながらも恋心を伝えられないでいた。一方、ふたりで同居するOLのちひろ中越典子)とイラストレーターの塔子(岩瀬塔子)もそれぞれ日々に悩んでいて……。

ストロベリーショートケイクス (2006) - シネマトゥデイ

痛々しい。この作品を見た感想はこの一言に尽きます。痛みの元こそ違うけど、それぞれが抱える悩みがリアル過ぎて見ていて苦しくなるくらい痛い。その伝わってくる痛さと笑いを誘うシーンのバランス感覚がとてもよかったです。リー君や里子がコメディリリーフとしての役割をしっかり果たしてくれたおかげです。リー君のキャラ好きかも。


一番好きなシーンは最後に里子の一言でエンドロールに入るとこ。あそこはすごく良かったです。「好きだ、」の終わりのように、唐突でなぜかグッとくるシーンでした。あのシーンだけもう18回くらい見たいです。終わり良ければ...という言葉ではありませんが、このシーンがあったからこそこの作品が好きになれたといってもいいくらいのインパクトがありました。


んで、見終わってからR-15だった事を初めて知りましたがたしかに納得の内容です。安藤君と中村さんがSEXしているシーンなんて本当にやってるんじゃないかと思ってしまうくらいでした。いや、別にしててもいいんですがあそこまで激しいシーンがあるとは思わなかったので思わずポカーンとしてしまいました。二人ともすごいです、ほんとに。


公開から半年が経ち、もう映画館で見れないと思ってただけに見ている2時間は夢のような時間でした。4/25にDVDが出るそうなので楽しみに待つ事にします。


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