福島県白河市で開催された第20回しらかわ郷里マラソンに参加してきました

福島県白河市で開催された第20回しらかわ郷里マラソンに参加してきました。


4年連続8回目の参加です。今年も10kmコースを走ってきました。

タイム

タイム種別 タイム
グロスタイム 48分52秒
ネットタイム 48分42秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.05[m] 193[歩/分]


合計:10km/00:48:52(4分52秒/km)


種目別では35人中15位、総合では213人中46位でした。スタートの時点では気付きませんでしたが例年の半分くらいです。


走ってみての感想


[コース図]


高低差図



スタートは9時20分。今回は最後方からスタートしましたがスタートロスは10秒と思ってたほど時間がかかりませんでした。人が少なかったからかな。

スタート直後はやや混みあっていたので走らずに歩いてスタートラインまでたどり着き、そこからは少しずつ走りだしてペースを上げていきました。
今回は翌日にもハーフマラソンの大会を控えていたので*1無理にペースは上げずに5'00/kmで巡行する予定でした。最近の体調であれば5'00/kmはまったく苦にならないペースだと感じていたのでとりあえずそこを目標に走ることにしました。スタート前から気になっていたのは風でしたがとりあえずスタートから2kmくらいまでは向かい風にはならないだろうと思っていたので最初はまったく気になりませんでした。

1kmを通過した時点ではペースにはとても余裕があったものの、なんとなく脚が最後までもつのか心配になっていました。もちろんこの時点では脚はまったく疲れてないのでなんでこんな心配になったのか分からないのですが、何となく走り切る自信がもてなくてもう少しペースを落とそうかどうか迷いつつ結局ペースは維持しながら走り続けました。
沿道には要所要所で応援してくれる人やスタッフの方たちがいてとても励みになりました。300mくらいの緩くて長い坂を上り切って2kmを通過。上り坂とは言え、まだ序盤+ペースもそこまで速くないということもあってここもまだまだ余裕でした。2kmを過ぎると今度は1kmくらい続く長い下り坂になりますが、ここは無理にペースを上げたり抑えたりせずに下りに身を任せて軽く走り続けます。下りきったところを左折すると3km地点ですがここからは風が向かい風へと変わるので風を意識する時間がとても増えました。

4kmを過ぎ、5kmを過ぎると向かい風はいよいよ強くなってもう笑うしかないくらいの強風になりました。
周囲のペースはがた落ちで何もしなくても順位だけはどんどん上がっていきましたがここの区間は自分もだいぶ疲れたというか、体力をもっていかれました。ペースを維持するのでさえ困難というか、あまりに風に押し戻されるので自分がどのくらいのペースで走っているのかまったく想像ができないくらいの強風でした。こんな風の中を走ったのは久しぶりです。

7km直前の坂道を上りきったらあとは向かい風も上り坂もなくなるのでそこからはペースを維持して淡々と走ってゴールへと向かいました。

この最後の区間だけではなくコースのあちこちでこの強風の中でもポツポツと沿道で応援してくれている人たちがいてとてもありがたかったし手を振ったりお礼を言ったりしながら走っていたのですが、ゴールの500mくらい手前にいたおじさんが「なんか疲れてねえんじゃねえか?余裕なんか?」みたいな声の掛けられ方をして動揺しました。あれですかね、もっと出し切って欲しいというか息を切らして駆け込んできて欲しいんでしょうか。おじさんの要望にはお答えできませんでしたがひとまずほぼ予定どおりのペースで10kmを走り切ってきました。

まとめ


# 豚汁(200円)とりんご(1000円)

例年は9月の第一土曜日に開催ということで暑くて暑くていかにその暑さに耐えるのかみたいな大会でしたが、今年は11月の第二土曜日になったことで暑いなんてことはなくてとても涼しい(むしろ寒いくらい)コンディションでの大会でした。
コースは例年と同じだし大会の雰囲気も変わらずということでとても楽しませていただいたのですが、11月になった影響として気付いた点もあってそれは(1)参加賞の梨がりんごになった、(2)参加者が大幅に減ったという2点でした。

(2)は4年ぶりということもあって日程変更だけの影響ではないのかも知れませんが、(1)については梨大好きおじさんとしてはとても残念な変更でした。りんごもね、美味しいんですがやっぱり白河の梨が食べたいのでやはり9月のほうがいいなと思っちゃいました。11月になったおかげで涼しくてめちゃくちゃ走りやすかったし運動会などのイベントと被らないので11月のほうがいろいろ都合がいいのかも知れませんが、個人的な思い入れとして9月のあの暑さの中で走れることがとても嬉しかったりするので来年はまた9月というのも検討していただけると嬉しいなと思ってます。


(過去に参加したしらかわ郷里マラソンの結果)

大会名 日付 タイム 前回差
第12回しらかわ郷里マラソン 2013/09/14 44分42秒 -
第13回しらかわ郷里マラソン 2014/09/14 46分31秒 +1分49秒
第14回しらかわ郷里マラソン 2015/09/12 43分17秒 -3分14秒
第15回しらかわ郷里マラソン 2016/09/10 43分04秒 -13秒
第16回しらかわ郷里マラソン 2017/09/09 42分36秒 -28秒
第17回しらかわ郷里マラソン 2018/09/08 43分27秒 +51秒
第18回しらかわ郷里マラソン 2019/09/07 42分33秒 -54秒
第20回しらかわ郷里マラソン 2023/11117 48分52秒 +6分19秒


(関連エントリー)

*1:結局走りませんでしたが

福島県浅川町で開催された第27回花火の里浅川ロードレース に参加してきました

福島県浅川町で開催された第27回花火の里浅川ロードレース に参加してきました。


6年ぶり2回目の参加です。今回も10kmコースを走ってきました。

タイム


タイム種別 タイム
グロスタイム 51分36秒
ネットタイム 51分35秒
平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.01[m] 190[歩/分]


合計:10km/00:51:35(5分08秒/km)


種目別では40歳代で129人中81位、総合では504人中274位でした。

コース

コースは性格ですが高低差図はちょっとずれてる気がします。

[コース図]


高低差図


スタート前

走る前にウォームアップしたかったのでスタート前に会場周辺を15分ほど走りました。

お祭り騒ぎで町全体が浮足立っているようなそんな楽しい空気がとても楽しくて走っていてめちゃくちゃ楽しかったです。

あとは会場内をうろうろしたり早めに集合場所に移動してスタート前の空気を満喫して過ごしました。

スタート~ゴール

予定どおり10時にスタート。スタートロスは1秒でした。
今回はタイムはいっさい狙ってなかったので後ろのほうからのスタートでもよかったのですが、張り切って集合場所に早く移動してしまったために比較的前の方から走りだすことになりました。

さて。今年の3月から6月までは不調でまったく走れなくてランニングを再開したのは6月に入ってからでした。走れる距離ものびず、速くも走れずといった感じでしばらく走っていたのですが、大会の一週間前にやっと10kmを走ることができました。

こんなペースですが当日は給水を入れつつなんとか走り切った感じだったので大会もこのくらいのペースで走れるか怪しいなと思っていました。
というわけでとりあえず今日は60分を超えないようにしたいなと思って走りました。ただ、下手に時計を見てペースを確認すると遅かったときに焦りそうだったので今日も時計は見ずに走ることにしました。1kmくらいまでは追い越されることが多くて「もしかしてペースめっちゃ遅い?」なんて思ったりしたのですが、1kmを過ぎたあたりから周囲とペースが変わらなくなったのであまり気にせずに走ることができました。

改めてコースについてですが、スタートから2kmくらいはスタート・ゴールのある町役場前の広場を中心とした町の中心部を走り、あとは6km地点を折り返しとするほぼ「行って来て」のコースになっていてとくに2km以降は町の中心部からは外れて田んぼの中を通るのどかな道路を走る気持ちの良いコースです。

スタートから2kmまでは沿道の応援がめちゃくちゃ多くて楽しそう応援してもらうと歓迎していただいているのが嬉しくなる区間でした。

2kmを過ぎるとだいぶ応援は減りますがそれでも民家の近くを通ったりすると家から出て応援してくれている方がたくさんいてこれまたテンションが上がります。日差しもかなりあって結構暑かったのですがみんな笑顔で応援してくれているのが嬉しくてがんばって走ろうという気持ちになりました。手を振り返したりありがとうございますと返すとさらに応援を返してくれたりしてほんとうにありがたいというか嬉しかったです。

そんなわけで沿道の応援には終始メンタル面で栄養を与え続けてもらったのですが、精神的な面での支えは十分あっても肉体的な疲れがなくなるわけではもちろんなくて走り続ければ続けただけ疲れは貯まります。スタート直後に周囲のペースに引っ張られていたようで2kmを過ぎたあたりで既に疲れてしまいペースもどんどん落ちてそうなのは感じていました。走りだす前はタイムは気にしなくてもいいと思っていたものの、いざ走り出すと最下位になったらどうしようとか時間制限に間に合わなかったら嫌だなとかそんなネガティブなことを考えてしまってどうしてもペースを落として楽なペースで走ろうと思えませんでした。もちろん速く走れないので呼吸が苦しいペースとかではないんですが、例えば給水所で立ち止まってのんびり給水するとかそういうことをしたかったけどそれもできませんでした。後ろのほうで走ることに慣れてないというかなんというか...。

というわけでペース自体は速くはないものの、最近のランニングペースよりは速いペースで走り続けました。日差しも強かったです。

それでも沿道の応援とボランティアの方々から声をかけてもらえると嬉しくてがんばっちゃうし、やっぱり公道をこうやって走るのはほんとうに楽しいなと思いながら走りました。生を実感するというのは言い過ぎかもしれませんがいま生きてるんだなということはすごく感じたし、まったく走れなかった3カ月間のことを、もう走れないんだろうなと思って過ごした日々のことを思い出すとこのつらい時間さえもすごく幸せな時間のように感じました。今回は10kmなので1km、1kmと積み重ねていけばほんとうにあっという間で気付けば残り1kmというところまで走っていました。まだ余力もあったのでラストスパートをかけようかと思ったりもしたのですが、せっかくなのでこの楽しい瞬間を長く味わおうと決めてペースは変えずにゴールまで走り切りました。

まとめ


# 黒磯PAでお昼ご飯として食べたチャーシュー麺

完走後は飲み物をもらって完走証をもらって参加賞のTシャツをもらって会場を後にしました。

そうそうこの大会は紙の完走証があってめっちゃ嬉しかったです

紙の完走証ってひさしぶりかも。

というわけで6年ぶりに浅川町で走ってきましたが6月の大会ってこんな感じだったなと思い出す瞬間がとても多かったです。真夏の大会もすごく好きなんですが6月の梅雨のさなかのじめじめとした空気の中で走る大会も悪くないというか、過去に出た6月の大会ってどれも好きな大会ばかりなので楽しかったなとかまた走りたいなという思い出ばかりです。山形の東根さくらんぼや鳥海ブルーライン登山マラソンは初夏の山形を楽しめる良い大会ですし、さくら湖マラソンやこの浅川ロードレースも地元の夏祭り的な空気が最高でたまりません。茨城の潮来でやってた4時間耐久も初夏の風物詩的な感じで毎年参加するのを楽しみにしてました。

ここ数年はコロナ禍ということも6月のマラソン大会にはまったく参加できていませんでしたが今回浅川で走って6月のマラソン大会の良さを改めて思い出しました。これから死ぬほど暑くなる夏に向けた前哨戦、夏の幕開けとしての新しい風物詩として来年もまた浅川に走りにきたいなと思っています。

茨城県結城市で開催された第23回結城シルクカップロードレース に参加してきました

茨城県結城市で開催された第23回結城シルクカップロードレース に参加してきました。



3年ぶり5回目の参加です。今年はひさしぶりの10kmコースを走ってきました。

タイム


タイム種別 タイム
グロスタイム 43分48秒
ネットタイム 43分37秒
平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.19[m] 194[歩/分]


合計:10km/00:43:48(4分22秒/km)


種目別では40歳代で133人中36位、総合では484人中106位でした。

コース

コースは前回までと変わってないので以前のものを流用します。


[コース図]


高低差図


スタート前

今日は駐車場に着いたのが9時30分前でシャトルバスで現地に向かって着いたのが10時ちょっと前でした。
すぐに検温を済ませて荷物を預けたらウォームアップ用に開放されていた野球場に行って30分ほどジョグをしました。

天気も良かったし人も少なかったしのんびりとジョグをすることができました。

スタート15分前に集合場所へと移動して「45分以上で走る人」ゾーンに並び、予定どおり10時45分にスタートしました。

スタート~ゴール

今回はだいぶ後ろの方に並んだつもりでしたが参加者自体が多くなかったためかスタートロスは10秒くらいでした。
今日は閾値走のペース(4'20/km)を想定して走りつつ、後半にペースが上げられそうなら上げてみようという感じで走りだしました。

わりと後ろの方からスタートしたのですが参加者自体が少ない+前の方の人はみんな速かったおかげですぐにランナーが分散して走りやすくなりました。

1kmを過ぎたあたりでほぼ周囲とぶつかる心配はないくらいに余裕ができたので、周囲にいるランナーを適度に避けつつ、沿道の応援に手を振りながらマイペースで走り続けます。沿道では応援してくれている人がいたのでめっちゃテンションが上がって気持ちよく走れました。2km、3kmと進んでいくと周囲のランナーはどんどん減るのでどんどん走りやすくなるのですが、ペースはそれ以上に上げられなかったのでひたすら同じペースで走り続けます。2km手前で左足の靴紐が緩んだ感覚があったので結びなおしたかったのですが緩んだだけでほどけたわけではなさそうだったのでそのまま走り続けました(ずっと緩んでいるのが気になってたけど結局最後まで大丈夫でした)。

この大会に出るのは3年ぶりでしたが、毎回10kmを走っていて今回で5回目なのでコースはすっかりおなじみでしていまどのあたりを走っているのかを把握しつつ、ここからどうなるのかを想像しながら走れたのでかなり楽でした。先の展開が分かっているというのはとても大きいです。あと道路が広くて走りやすいのは正義だなと思いました。

4.5kmを過ぎたところで6.5km地点(くらい)とすれ違う区間があるのですが、トップのランナーがそちらを走っているのが見えてもう2km近く離されていることにちょっとびっくりしました。やっぱり速い。
5km地点を過ぎてぐるっと大回りしてから戻ってきて6kmを過ぎたところで唯一の給水所(たぶん)がありました。10kmだしこういうご時世なので給水はないかなと思っていたのですが普通にありました。今回は給水はとらなかったのですがこのあたりの区間で応援している地元の方々がとても元気でめちゃくちゃ励まされました。地元の企業の方々なんだと思いますがとてもありがたかったです。そしてさっき見かけた6.5kmで左折して1kmくらいの直進往復コースへと侵入します。この区間がおそらくコースで一番長い直線なので走りやすいのですが、風が強いとその影響をもろにうけるので風次第では悲しい区間になります。が、今年は風もほとんどなかったのでとても楽に走ることができました。

直進して折り返して再度6.5km地点の交差点に戻ると8kmちょっと。そこから500mくらい走ったところを左折してあとはほぼ道なりに走って最後は会場である公園へと戻ったところでゴールでした。最後までペースはほぼ変わらず(最後の最後でちょっとだけ上げたけど)でほぼイーブンペースで走りきりました。

もしかしてコースワーストかな?と思ったのですが、怪我をしていて47分台の記録が過去にあったのでワーストではありませんでした。と言ってもその次に悪いタイムなのでほぼワーストみたいなもんですが(笑)

まとめ

というわけで3年ぶりの結城シルクカップロードレースでしたが、まだコロナ禍ということもあって人も戻らず、会場に賑わいもまばらという感じでちょっと寂しかったです。この大会ではりんごあめの屋台が出ていて子どもたちが毎年それを楽しみにしていたのですが(今年も屋台があったら買ってきて欲しいと頼まれてましたw)、今年は屋台はほぼなくてそれもまた寂しい感じでした。

ただ会場や走路にいたボランティアの方々が元気に声をかけてくれてとてもありがたかったです。マラソン大会のボランティアなんて、好きでやってる人ばかりではないと思うので多少やらされ感があるのは仕方ないと思っているのですがそういう感じがほんとうにまったく1mmも感じられなくてすごいなと感じました。

3年ぶりということでいろいろと変わっていたところもありましたが、それでもこの大会の魅力というか良さはまったく変わってなくてほんとうに楽しかったので走れる限りは足を運びたい大会だなと改めて思いました。


(過去に参加した結城シルクカップロードレース の結果)

大会名 日付 タイム 前回差
第16回結城シルクカップロードレース 2016/02/21 47分14秒 -
第17回結城シルクカップロードレース 2017/02/19 43分35秒 -3分39秒
第18回結城シルクカップロードレース 2018/02/18 39分31秒 -4分4秒
第20回結城シルクカップロードレース 2020/02/16 43分38秒 +4分7秒
第23回結城シルクカップロードレース 2023/02/19 43分48秒 +10秒

(関連エントリー)

栃木県大田原市で開催された第50回芭蕉の里くろばねマラソンに参加してきました


栃木県大田原市で開催された第50回芭蕉の里くろばねマラソンに参加してきました。


今回初参加ですが10kmコースを走ってきました。

タイム

1kmごとのタイム。


タイム種別 タイム
グロスタイム 44分14秒
ネットタイム 44分07秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.15[m] 196[歩/分]


合計:10km/00:44:07(4分26秒/km)


種目別では254人中44位でした。

走ってみての感想

[コース図]


高低差図

スタート前

スタート前にアップジョグとしてコースを軽く走ってみました。

スタート付近から走り始めて1.5km地点あたりまで走って戻ってきました。走ってみた感想としてはアップダウンしかないなという感じでした。最初の100-200mくらいは上りでしたがそこから1.5kmまではずっと下りでした。そこで折り返して帰ってきたのでつまり帰りはその逆でずっと上り。アップダウンが多いとは聞いていたのですが、アップジョブを終えた時点でかなり厳しそうな予感がしました。怖いなあ...。

走り終えたら集合場所へと移動してスタートを待ち、予定どおり9時30分スタートで走ってきました。

最初の折り返しまで(スタート~4.5km)

スタートロスは5秒弱でした。今回は参加者が300人くらいとかなり少ないと聞いていたのでそんなに張り切って前には並びませんでしたが人数が少ないおかげでそんなにスタートまで時間がかかりませんでした。
走路もそんなに広くはなかったのですが前の方に遅い人がいなかったのでスムーズに走りだすことができました。


走り出して100mほどで上り坂が始まり、200mほどで下りへと転じます。このあたりはアップジョブで走ったところだったのでアップダウンに慌てることなく走れました。
さて。今回はどのくらいのペースで走ろうか迷ったのですが、今日は4'30/kmくらいで無理なく走ることにしました。数日前に練習で10kmを走ったときに42:30(4'15/kmペース)で淡々と走ることができたので少なくともそのくらいのペースで走ろうかと思っていたのですが、何となくそのくらいのペースで走ってしまうと調子にのって4'00/kmくらいまで上げてしまいそうだったので4'30/kmくらいで走ることにしました。自分はあまりジンクスとかを気にする方ではないと思っているのですが、いままで12月の10kmレースでいいタイム(40分以内)を出したときは毎回怪我をしているので今回はちょっとペースは上げないことにしました。先日の那珂川町のハーフは4'30/kmで無理なく走れたのでだったら10kmも無理なく走れるだろうというもくろみです。

というわけで下りになっても調子にのらずに4'30/kmペース(体感)で走り続けます。案の定、下りは結構な人に追い越されました。

アップジョグで折り返した1.5km付近を過ぎてもう少し下るとT字路に差し掛かりそこを左折します。
左折したところで下りは終わり、ここからはひたすらフラットな(に見える)田舎道が続きます。普段の大会なら10kmはペースが速いので風景を楽しむ余裕がなかなか持てないのですが、今日はそこまで速くないからなのか黒羽の風景を楽しみながら走ることができてどんどんテンションが上がってきます。テンションが上がるとペースも上がりそうになるので、定期的に気持ちを静めてペースも抑えて走り続けました。沿道にはポツポツと応援してくれている地元の方々がいたので手を振ったりお礼を言ったりしながら走っていたのですが、走っているうちにちょっと困ったことが出てきました。

今回は朝からめちゃくちゃ寒かったのでウェストウォーマーを付けて走ったのですが、これとハーフパンツの素材の相性がよくなかったのかどちらもずれてしまって油断するとウェストウォーマーは上にあがってきてハーフパンツは下に下がってお腹がさらけ出されそうになってしまいました。お腹を冷やさないように着込んでるのに...。仕方ないので定期的にずれを直しながら走っていたのですが、走りながら直していたせいなのか手袋をつけたまま直したせいなのかどんどんずれるペースが上がってきて直す間隔が短くなってきていました。最終的には500mくらい間隔で直していたのでめちゃくちゃめんどくさかったし、後ろを走ってる人とからは「あいつ何してるんだ...」と思われてたんじゃないかと気が気ではありませんでした。いつも履いているハーフパンツではそんなことはないので大会用の薄手のハーフパンツがよくなかったのかも。これはちょっと参りました。

そんな悩みを抱えつつも、それでも全力で走らなくてもいいというのはほんとうに楽でよかったです。

そして4kmちょっと手前あたりで折り返してくる選手たちが見え始めました。折り返しは5kmを過ぎてからだと思っていたのですがそうではなかったようで4.5kmくらいに折り返しがありました。ここまで走ったところで「あれ?アップダウンなんてぜんぜんないぞ」ということに気付きました。

最初の折り返しから2つ目の折り返しまで(4.5km~7.5km)

折り返してしばらく走るとコースが下り基調になっていることに気付きました。
気付いていなかったのですが序盤は緩く上り基調だったようです。ぜんぜん気付かなかった...。明らかに上ったり下ったりしているときはペースの変化にも敏感でいられるのですが、こういう緩いアップダウンだとペースの変化に気付けないこともあるのでかなり危ないです。下りだからといってペースが上がらないように注意しようと気を付けることにしました(結局後半は少し上がってましたが...)。最初の折り返しまでくるとランナーもだいぶばらけてしまって前を走るランナーもだいぶ遠くて追いかける気にもならなかったので淡々と自分の好きなペースで走り続けることができました。

この大会は距離表記がまったくない(正確にはラスト1kmだけしかない)ので正確なところは分からなかったのですが、走ってる途中から「このまま来た道を帰ったら距離が足りないのでは?」ということが気になっていました。折り返しが4.5kmくらいだったのでその時点で500m足りてません。往復分だと1km足りないのでどこかで距離調整があるのでは?と思いながら走っていたのですがやはり調整がありました。1.7km付近にあったT字路を右折すればスタート方面へと戻るのですが、そこを右折せずに直進して少し走ったら折り返し戻ってきてT字路を左折してスタート方面へと戻るというコースになっていました。

この調整の部分がちょっとした坂になっていてなかなかいい刺激になりました。というかここまでほとんど上り坂がなくて事前に聞いてた話と違い過ぎました。めちゃくちゃ厳しいコースだと言ったのは誰だよ...。

2つ目の折り返しからゴールまで(7.5km~ゴール)


折り返し地点が坂の上で折り返すと下りでした。下りは気持ちよく走り、調整部分を終えてT字路を左折して少し走るとここから1kmくらいは上りになります。1kmで50mなのでそこまで厳しい坂でもないのですが、ここまでほぼフラットだったせいか急に坂を上らされているようで結構厳しかったです。ここまでずっとダラダラ走っていたので余計つらく感じました。
せっかくなのでこの坂くらいはペースを上げて負荷をかけて走ってみようということでここからゴールまではちょっとペースを上げて走ってみました。昔はこういう坂が大好きでしたがいまはもうぜんぜんですね...。坂道が憎くて仕方なかったです(笑)

坂を上り切ったらあとは下って陸上競技場へ向かうだけなのでペースはそこそこを維持してゴールへと向かいました。

まとめ


# 大田原マラソンの残骸

くろばねマラソンは今回が第50回とあるとおり、かなり昔から開催されている大会で自分も大会の存在だけはかなり前から知っていましたがいままで参加したことがありませんでした。というのもこの大会はインターネットでの申し込みができない大会で直接申し込みをしないと参加できない大会だったのです。
たしか一昨年だかそのくらいからインターネットからの申し込みができるようになったので参加したいと思いつつ、コロナ禍ということもあって参加できずにいましたが今回念願かなってやっと参加することができました。朝は死ぬほど寒かったし眠かったけど参加してよかったです。めちゃくちゃ楽しかったです。来年は大田原マラソンも再開されるはずなので、11月は大田原マラソン、12月はくろばねマラソンの大田原三昧も悪くないなという気がしています。


栃木県鹿沼市で開催された第42回鹿沼さつきマラソンに参加してきました


栃木県鹿沼市で開催された第42回鹿沼さつきマラソンに参加してきました。


3回目の参加ですが初めて10kmを走ってきました。

タイム

1kmごとのタイム。


タイム種別 タイム
グロスタイム 44分26秒
ネットタイム 44分23秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.14[m] 196[歩/分]


合計:10km/00:44:26(4分28秒/km)


種目別では256人中59位、総合では906人中153位でした。

走ってみての感想

[コース図]


高低差図


スタート時間が10時40分とかなり遅めだったので早起きしなくてよかった!と思ってたのですが、徐々に日差しが強くなるにつれ「9時くらいから走りたかったな...」と思い始めました。スタートに並んでいるとランナーではないのですがスタート脇の歩道で暑さのせいなのか倒れてしまった方もいて救急車が駆けつけていました。スタート前からなかなか厳しい戦いになりそうな予感でいっぱいでしたが、そんな不安と戦っているうちにあっという間にスタート時間になって予定どおりの時間にスタートしました。今回はウェーブスタートだったのでだいぶ人が少なかった+かなり前の方に並んでいたこともあってスタートロスは3秒でした。あっという間!

今回は10日前に走った郡山シティマラソンと同じで走りながらペースは確認せずに無理のないペースで走るつもりで走りだしたのですが、1kmを過ぎた時点で既に呼吸が苦しくなりそうな予感がしていました。自分ではだいぶ抑えて走っていたつもりでしたが、周囲の人たちのペースに引きずられたのかちょっと頑張りすぎてたか、もしくはこの暑さの影響で想定よりも体力の消耗が激しかったのかようでした。今日は最後まで気持ちよく走りたかったので少し意識的にペースを落として様子を見ることにしました。

スタートから3kmくらいまでは鹿沼市の街中を走るのでここは沿道からの応援も多くてとても励みになりました。この暑い中で応援してくれていてとても嬉しかったです。

3kmを過ぎると府中橋を渡って街中を流れる黒川を超えて中心部から外れていきます。
4km前後から細かくアップダウンが増えたのですが、でもきついアップダウンではなくて走っていて単調さを感じさせないスパイスみたいな感じのアップダウンでとてもよかったです。最近はアップダウンのあるコースをあまり走ってなかったのですが、きつすぎないアップダウンって走るテンポが良くなって楽しいし好きだなと思いながら楽しんで走れました。とくに4.5kmくらい~5.5kmくらいまでは距離調整なのかちょっとわき道らしきところを往復したのですが、ここが往路が下りで復路が上りというなかなかハートブレイクな感じですごくよかったです。

6km~7kmくらいまでは上り基調だったと思うのですが、気付いたら下りっぽく感じるところが増えていてかなり走りやすく感じました。あとはラストの坂くらいしかきついところはなさそうだったので、7kmを過ぎたところで残り3kmは少しペースを上げてみることにしました。とはいってもめっちゃ飛ばすとすぐ疲れそうだったので呼吸が乱れない程度を意識して走りました。8kmを過ぎるとまた街中に戻ってきて沿道で応援してくれている人たちも増えてきたので手を振り返したりしてテンションを上げながらゴールへと向かいます。ラストの坂は全力でのぼろうとラスト700mくらいからちょっとずつペースを上げて最後までペースを落とさずにゴールしました。ゴール直前で何気なく少しペースを落として余裕をもってゴールしようとしたところ、途中で追い越した人にすごい勢いで抜き返されて半歩差くらいで負けてめちゃくちゃ悔しかったのが今日のハイライトでした(笑)

まとめ


# 当日の受付


鹿沼市は宇都宮のお隣の市で車であれば30分とかからずに行けるくらい近いのですが、そのわりには鹿沼さつきマラソンには片手で足りるくらいしか参加したことがありません。

エントリーはしたけど怪我で走れなくなったことも何度かあるんですが、そもそも参加を検討せずにエントリーすらしないことも多いです。もともと大規模大会があまり好きではない*1というのもあるんですが、宇都宮マラソンなんかもそうなんですがどうも自宅から近すぎる大会はあまり惹かれないというかどうせいつでも走りに来れるでしょうと軽視してしまいがちです。そんなこともあってこの大会は今回が3回目の参加でしたが、天気も良かったしコースもとてもよかったし何よりも部門ごとのウェーブスタートだったおかげでかなりストレスなく走ることができてとても楽しませてもらいました。来年もこのくらい走りやすければ参加したいんですが例年どおりの開催だとなるとさすがに難しいかな。

*1:鹿沼さつきマラソンは例年12,000人くらいの参加者がいる大規模大会です

福島県郡山市で開催された第29回郡山シティマラソンに参加してきました


福島県郡山市で開催された第29回郡山シティマラソンに参加してきました。


3年ぶりの大会開催ということで張り切って参加してきましたが、今回は参加6回目にして初めて10kmコースを走ってきました。

タイム

1kmごとのタイム。


タイム種別 タイム
グロスタイム 45分08秒
ネットタイム 44分43秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.16[m] 193[歩/分]


合計:10km/00:45:08(4分28秒/km)


種目別では996人中246位、総合では1408人中287位でした。

走ってみての感想

[コース図]


高低差図


今回は例年よりも参加者が少なかったとは言え、10kmコースだけで1600人以上の人が参加しました。スタートはBブロックだったのでBに並んでいたのですが、歩いたりしているうちに気付いたら「Bブロックとは...」みたいなカオスな状態になっていました。

大会に出るのがひさしぶりすぎてスタート前に何をして暇をつぶしたらいいのか分からなかったのですが、スタート時間が近付くにつれて緊張してしまってワタワタしているうちにあっという間にスタート時間になっていました。そして予定どおりきっちり10時にスタートしました。

スタートはわりと混みあっていたのでスタートロスは手元の時計で23秒くらいありましたが、並んでいたのが比較的前の方だったということもあって周囲のペースもさほど遅くもなくストレスなく走りだすことができました。陸上競技場を出るまでは走路からはみ出さないように気を付け、公道に出たら無理のないペースを維持して前の人をどんどん抜いていくという方針で走りました。さいきんは普段のランニングだと5'00/kmより速いペースで走ることはほとんどなくて5'10-20/kmがせいぜいだったので、せめて今日は5'00/kmで走り通そうと心に決めて走りました。ただ時計を見てペースを確認しながら走るのはつらそうだったのであくまで体感ペースで走ることにしました。

スタートしてしばらくは人も多かったのでどんどん前の人を抜きながら走っていたのですが、2kmあたりを過ぎると周囲のペースもだいたい自分の走りたいペースになったし人もだいぶ減って追い越すときにいちいちコースを変えなくてもよくなりました。
そんなこんなで落ち着いて走れるようになるとやっと周囲の風景に目をやる余裕も出てきてひさしぶりの郡山の街中を楽しみながら走りました。前回の大会参加が3年前なのでそのときと比べるとコンビニがなくなったり大きなお店が増えていたりとほんとうに街の風景が変わっていて改めてほんとうにひさしぶりの大会なんだなという実感がわいてきました。そして今回は沿道で大きな声を出しての応援は控えるようにという案内が出ていた気がするのですが、沿道で応援している人は以前ほどは多くなかったもののそれでもたくさんの人たちが手を振ったりして応援してくれていました。ランナーに手を振ってくれている人たちにはなるべく手を振り返しながら走るのが楽しくていま何kmくらいなのかとかぜんぜん気にせず走ってしまいました。

4kmを過ぎて少し走ったところで折り返し、4.5kmくらいで脇道へと入って行ってしばらく狭い道を走ります。

この狭い道(わき道)はハーフマラソンでも通る道だったので前にも走ったことがあったのですが、ハーフのときはすぐに折り返しがなかったので折り返してくるランナーもおらずさほど狭いと感じることもなかったのですが今回は折り返しまでが短いのでずっとすれ違うランナーがいてめちゃくちゃ走りにくかったです。ここはちょっとテンションもペースも下がりました(笑)


わき道から大通りへと戻るとあとは来た道を戻るだけなんですが、ここまではペースを抑えて走っていてだいぶ余裕があったので残り3kmというところから少しずつペースを上げてみることにしました。体感で7kmまでは5'00/kmくらいでラスト3kmはそこから-15秒/kmずつくらいペースを上げるつもりで走りました。沿道で応援してくれてる人たちや給水、交通整理のボランティアの人たちから声をかけてもらったらめっちゃテンションが上がったのでその勢いのままゴールまでがんばって走り切りました。走り切ったと言いつつ、実はゴールの位置を少し勘違いしていて「ゴールまであと100mくらいだから全力で走ろう!」→(そこまで全力で走る)→「ゴールまでまだ300mくらいあった...」みたいな悲しいハプニングもありましたが、それはそれで楽しかったというかとてもいい思い出になりました。ラスト1kmはひさしぶりにこんなに全力で走ったなと思うくらい頑張って走ったのでとても気持ちよくゴールしました。


まとめ


# とくちゃんラーメン

ゴールする直前にゴールの横に置いてあった時計を見てタイムは45分くらいということが分かってちょっとびっくりしたというか、「え?そんなにいいペースで走ってたの?」と驚きました。走りながら「50分はなんとか切れそうだけど48分は難しいかな」と思っていたので10kmを4'30/kmペースで走り通せたことがとても意外で嬉しかったのですが、普段のランニングだと5'10-30くらいで走るのがせいぜいというペースでしか走れないうえにそのペースですらちょっとがんばらないと走れないくらい走力がなかったはずなのに大会だというだけでこんなにペースを上げても余裕で走れるというのはとても不思議な気分になりました。普段からタイムを狙えるだけの練習もしていないし、そもそもいまは全力で走ろうという気持ちもなかったので沿道で応援してくれている人たちやスタッフ・ボランティアの人たちに手を振ったりお礼を言ったりしながら2年ぶりのマラソン大会を楽しく走っただけなのに、それでもちゃんとタイムもそれなりになっていていつものランニングでは考えられないタイムで走ることができました。みんなそうなのかも知れませんが応援してもらいながら公道を走ることが、自分にとってどれだけ特別なことなのかということを思い知りました。


ゴールをして計測チップを返却したら預けた荷物を受け取ってシャトルバスに乗って駐車場に戻り、あとは車でスーパー銭湯に行ったりご飯を食べたりしてから郡山をあとにしました。


さて。そんなわけで2年ぶりのマラソン大会を走ってきましたが、いろいろと変化はあったけどやっぱりマラソン大会は楽しいなという思いを新たにしました。健康チェックだとか事前受付だとかいろいろと面倒なこともありますが、でも走りだしてしまえばやっぱりめちゃくちゃ楽しくてマラソン大会への参加を止められなかったときの自分の気持ちを思い出しちゃいました。これは止められなかったわけだ...。

ただ一方で走るために早起きしないといけないところや、走る前や走った後の長距離運転はほんとうにめんどくさくてこれはしんどいなーと心底思いました。以前もたぶん同じように早起きとか移動が嫌だなと思ってたもののそれよりも大会で走る楽しさが勝ってたのであんなに大会に出てたんでしょうが、いまとなってはさすがにあのペースで大会に出るのは厳しいなと思いました。2013-2019はだいたい年間20-30大会に出ていて月に2-3大会に出ていたのですがよくそんなに出てたな...。

茨城県結城市で開催された第20回結城シルクカップロードレース に参加してきました

茨城県結城市で開催された第20回結城シルクカップロードレース に参加してきました。


2年ぶり4回目の参加です。今年も10kmコースを走ってきました。

タイム

1kmごとのラップです。

距離 時間 合計時間 備考
1km 04:34 00:04:34 スタートロス10秒
2km 04:24 00:08:58 -
3km 04:30 00:13:29 -
4km 04:22 00:17:52 -
5km 04:24 00:22:16 -
6km 04:18 00:26:35 -
7km 04:25 00:31:00 -
8km 04:21 00:35:22 -
9km 04:07 00:39:29 -
10km 04:08 00:43:38 -
タイム種別 タイム
グロスタイム 43分38秒
ネットタイム 43分28秒
平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.23[m] 188[歩/分]


合計:10km/00:43:38(4分21秒/km)


種目別では40歳代で283人中63位、総合では1065人中190位でした。


走ってみての感想


[コース図]

f:id:itotto:20180224002236j:plain:w250


高低差図

f:id:itotto:20180224002408j:plain:h250


スタート前

今回は寝坊してしまったために現地に入ったのが遅くてスタート1時間前にやっと受付を済ませました。
本当は2時間前には入ってのんびりと長い距離をジョグして体を温める予定でしたがそんな時間もとれないので30分ほど軽くジョグをして体をほぐしました。ただ、朝から小雨がぱらついていて気温もグッと低くなっていたので思ったほど体は温まらず、ちゃんと予定どおりのペースで走れるのか心配になりました。


スタート10分前にいっしょに走る元上司といっしょにスタート地点へ向かって移動を開始。並び始めた時間が結構早かったのでわりと前のほうに陣取ることになったのですが、早い人たちがどんどん入ってくるだろうと思っていたらさほど人は割り込んでこなくて結局そのまま前方からスタートすることになりました。

雨はまったくやみませんでしたが予定どおり10時45分にスタートしました。


スタート~ゴール


スタート直後は道幅も狭いのでなかなか進まずスタートロスは10秒でした。
10kmで10秒は長いなと思うのですが、過去にこの大会で出た中では一番短いスタートロスでした。


今回は会社の元上司といっしょに4'30/kmのフラットペースで10kmを走る予定でしたが、スタートして100mほどは混み合っていたので無理をせずに走り、そこから徐々に予定のペースまで上げていきました。
4'30/kmペースについては事前に何度も練習を重ねて体にしみこませたので時計をみなくても守る自信はあったのですが、万全を期すために何度も時計を確認してペースが速過ぎないか、遅過ぎないかを確認しながら一定ペースで走り続けました。1km地点を通過したときのタイムは4'40くらいでスタートロスを除くとほぼ予定どおりだったし、真横を走っている元上司もぜんぜん苦しくなさそうで「このペースでいけそうですか?」と聞いたら「ぜんぜんいけそう」と言ったので安心して少し前に出て4'30/kmペースで引っ張ることにしました。


1kmを過ぎて少し走ると右折するのですが、曲がってすぐのあたりに軽いアップダウンがあるせいなのか少し混み合ったので前のランナーをかわしながらペースを保って走り続けます。途中で心配になって後ろを見たらすぐ後ろを元上司が走っているのが見えたのでこれなら大丈夫だろうと思ってそのままのペースで走り続けます。


2km地点を過ぎたあたりで再度後ろを振り返ると人が重なっていて元上司の姿が見えません。この区間のタイムが4'24と予定よりも6秒ほど速かったのでそのせいかなと反省して少しペースを落として後ろから追いついてくるのを待ちながら走ります。数秒おきにガーミンを見て4'30/kmで走れていることを確認しながら走ります。2km-3kmのタイムはジャスト4'30/km。これなら追いついてきただろうと後ろを振り返るもまったく見つからず、これはもしかして脱落したのか...と不安になります。

ただ、もしかしたら実は追い越されていて先に行っている可能性というのも考えられるので、ここからは後ろは気にせずにグロスで45分で走り切るペースを維持することを心がけて走ることにしました。


スタートロスもあったのでその分を取り戻すために4'30/kmよりも少し速いペースを維持して走り続けます。スタート時から降り続いていた小雨も7kmを過ぎたあたりまでいくとだいぶ小降りになって気にならなくなっていました。7kmを過ぎたあたりで折り返してここから1kmちょっとは唯一のスライド区間となります。元上司がいればすれ違うはずだと思って反対車線に目を光らせていたのですが走っても走ってもまったく見つかりません。8km地点手前まで探し続けたのですがぜんぜん見当たらないので「さすがにこんなに遅いということはなさそうだしやっぱり先に行ったのかな」と思っていたところ、8km地点あたりで反対車線を走っているのを見つけました。

自分のタイムから逆算するとゴールは50分くらいになりそうなくらいの場所だったので「え?なんで??」と思ったのですが、詳しく聞くのは走り終えてからにしようと頭を切り替えてとりあえず手を振って励ましておきました。


さて...。ここまで4'30/kmペースで走り続けてきましたが、この瞬間から4'30/kmで走る必要がまったくなくなりました。
そんなわけで残り2kmをどうやって走ろうかと考えたのですが、4'30/kmを維持するのも飽きたのでペースはもう少し好きなペースで走りたいとは思いつつ、いきなり2kmを全力で走るのはつらくて嫌だったのでちょっとずつ無理のない範囲でペースを上げてみることにしました。路面は濡れていて水たまりができていたのでそれを避けつつ、少しずつ前の人を抜きながらペースを上げてみました。


9kmまではピッチを変えずにストライドを伸ばすことを意識して走り、そこからゴールまではピッチも思いっきり上げて走ったのですが、思いのほかたくさんの人を抜けてかなり気持ちよくゴールへと駆け込むことができました。


まとめ


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走り終えてからゴール横で元上司のゴールを待っていたのですが50分を過ぎても帰ってきません。
ゴール脇で観ていたけれどもしかして見逃したのか?と思ってその先にあった給水所で飲み物を飲んでいたら元上司がゴールしているのが見えました。どうやら51分を過ぎてのゴールだったらしく、予定よりも6分以上遅れての完走となりました。普段の10kmは47分くらいで走っていたのでそれと比べるとかなり遅めのゴールとなりました。ウォームアップせずに最初から飛ばしたせいでつぶれちゃったのかなーと思ったのですが、なんか落ち込んでいるのを見たら理由を聞くこともできず、完走証を受け取って二人そろってとぼとぼと更衣室になっている体育館へと戻って着替えてから豚汁を食べて解散となりました。


自分でどうこうできる話ではないので反省すべき点もとくにないのですが何だか悔しいレースでした。


(過去に参加した結城シルクカップロードレース の結果)

大会名 日付 タイム 前回差
第16回結城シルクカップロードレース 2016/02/21 47分14秒 -
第17回結城シルクカップロードレース 2017/02/19 43分35秒 -3分39秒
第18回結城シルクカップロードレース 2018/02/18 39分31秒 -4分4秒
第20回結城シルクカップロードレース 2020/02/16 43分38秒 +4分7秒

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