仁王2

1. プレイ時間 - 200時間くらい
2. ジャンル  - アクションアドベンチャー
3. 機種    - PlayStation 4
4. 感想
 [良かった点]
 (1) ちょうどいい(ちょっと難しく感じる程度の)難易度
 (2) 操作しやすい
 (3) 上達を実感できる
 (4) ダメだったときにリトライしやすい

 [悪かった点]
 (1) 全体的に単調
 (2) どうしようもないときはほんとうにどうしようもなくなる

前作はとてもおもしろかったので続編も期待していたのですが、出たら出たで結構高かったので「安くなったら買おう」と思ってたらすっかり忘れていました。そしてPS Plus のフリープレイに出てきたところで思い出したのでプレイしてみたのですが、前作の世界観や操作性をしっかりと引き継いでいてとても良い続編でした。
難易度はやや高めだと言われることが多い本シリーズですが、大体のことは慣れとレベル上げで解決できるのでそこまでの難しさでもないかなと思います。たまにどうしようもないくらいの厳しいものも出てきて1時間以上ハマってしまうこともありましたが、最終的には慣れとごり押しで何とかできたのでとりあえずクリアまでの主要なミッションについては手も足も出ないレベルの難易度ではなくてよかったです。高難易度のゲームってたまにさじ加減の知らないものがあるのでそういうのじゃなくて安心しました。


あとは触っていていいなと思ったのは操作性の良さ。
アイテムをたくさん持てたり武器を持ち換えたりといろいろなことができる分、おぼえないといけない操作も多いのですがだいたいは何となくで思ったとおりに動いてくれます。キーの割り当てがいいのかもしれないし、組み合わせの作り方がうまいのかも知れませんがとにかく動かすことに対してストレスを感じなくてゲームを楽しめました。操作性の良さはアクションゲームを楽しむための主要な要素のひとつなのでそこがいいというのはそれだけで信頼できます。

それ以外だと死んだときにリトライするまでのロード時間が短いとか、自分がうまくなっていることを実感しやすいところとか全体的にはとてもよく作られたゲームだったなという印象を受けました。

一方でダメだったところとしてはゲームのリズムが単調だった点です。
ある程度進めていくと、ステージが変わってもやっていることがほぼ同じことを繰り返しているだけだということに気付く瞬間があって途端にやる気をなくしてしまうときがありました。少しやらないでいるとまたやりたくなるのでクリアまでは何とか遊べましたが、自分にとっては長く遊べるゲームではないのかもと思っています。30分くらい遊ぶのは楽しいんですが、それ以上は繰り返しに耐えられなくなりました。楽しめたのは一回クリアするまででした。


200時間以上遊んでおいてこの言い草もどうかと思いますが、のめりこんで遊んだ分、冷めたときのむなしさのような反動が大きいゲームでした。