伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠

1. プレイ時間 - 4時間くらい
2. ジャンル  - ファミコン風アドベンチャー
3. 機種    - Switch
4. 感想
 [良かった点]
 (1) テンポがよい
 (2) 短くてあっさりと終わる
 (3) 安い


 [悪かった点]
 (1) ダンジョンがめんどくさい
 (2) 選択肢を総当たりしなければいけないのがめんどくさい


発売直前にネットニュースの記事を読んで存在を知って興味をもっていたのですが、積むだけになるだろうなと思ってすぐには買わずに様子見していました。遊んだ人たちの評判は上々だったのでそのうちやりたくなったら買おうとのんびり構えていましたが、先日セールで500円になっているのを見つけたらつい勢いで買ってしまいました。そして買ったら買ったでやりたくなったので、暇を見つけて1日で遊びきってしまいました。めちゃくちゃおもしろかったです。


わたしが小学生のときは家庭用ゲーム機としてはファミコンが全盛期でしたが、当時はこの手のアドベンチャーゲームはすごく多くて「オホーツクに消ゆ」や「赤川次郎の幽霊列車」、「京都龍の寺殺人事件」などなど数多くの作品で楽しみました。静止画とテキスト、そしていくつかの選択肢を選ぶだけというシンプルな構成ですが、画付きの小説を読んでいるようでとてもおもしろくて原作を知っていてもまた別物として楽しめるところがすごくよくてお気に入りのジャンルでした。


そんなわけでジャンル的にはかなりストライクなのですが、いかんせんハマっていたのが30年以上前なのでさすがに古すぎて楽しめるかどうか不安でしたがシンプルな分、始まってしまえばすぐに入り込めて楽しく遊べました。アクションやCGが売りのゲームではないので絵の古さもほとんど気にならなかったし、アイテムにスマホが出てきたりとところどころ時代の変化を取り入れたところもあって違和感もありませんでした。数時間で終わるというボリュームも自分にはちょうどよくて、物足りなさよりも最後まで遊べたという満足感のほうが上でした。他のゲームもこのくらいで終わってくれたらいいのになと思いました。


一部めんどくさいところもありましたが、トータルで見ればかなり満足できる内容でしてフルプライスで買ってもよかったなと反省しました。