2014年3月に読んだ本


贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)

贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)


2014年3月に読んだ本は8冊でした。
読み出すとあっという間に読んでしまうのですが、読み始めるまでに時間がかかるというかちょっと読むのを躊躇してしまいます。走ったり映画を観たりすることを優先しようと思うと、読むのがやめられなくなる本にうかつに手を出すのが怖いんですよね。でももうちょっと本を読みたいです。


3月も先月の続きで中山七里さんの本を読み漁り、そしてその後は買い溜めていた辻村深月さんの本を読みました。いずれも著者の魅力がとても感じられる内容でして、読んだ作品はいずれもおもしろかったです。あとは映画がすごくよかったので「ニシノユキヒコの恋と冒険」も読んで観ましたが、これまたなかなかよい作品でした。映画よりも登場人物の心情が詳しく描写されていて、とても満足しました。

そういえば3月末から白石一文さんの「私という運命について」がドラマ化されていて、それを毎週観ています。観ていたら原作が読みたくなったので、これを機に白石さんの著書を復習してみようかなと思っています。いまは再読したい本がどんどんたまっているので、4月は新しい本までなかなか手が回らなそうです。(おしまい)


(関連リンク)


2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2970ページ
ナイス数:20ナイス

終末のフール (集英社文庫)終末のフール (集英社文庫)
読了日:3月31日 著者:伊坂幸太郎
光待つ場所へ (講談社文庫)光待つ場所へ (講談社文庫)
読了日:3月29日 著者:辻村深月
ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮文庫)ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮文庫)感想
映画がよかったので原作にも手を出してみましたが、映画では描かれなかった西野くんのひととなりやバックボーンが描かれていておもしろかった。 読みながら西野くんのつかみどころのなさがとてもユニークだったけど、それってたとえば「鏡がのぞき込むひとの姿を映す」ように、西野くんは「向き合っている相手(女性)の望む男性として振る舞っている」せいじゃないかと思う。 そう考えると西野くんはモテるけど、結局フラれるというのも分かる気がする。
読了日:3月25日 著者:川上弘美
本日は大安なり (角川文庫)本日は大安なり (角川文庫)
読了日:3月22日 著者:辻村深月
最近、空を見上げていない (角川文庫)最近、空を見上げていない (角川文庫)
読了日:3月9日 著者:はらだみずき
いつまでもショパン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)いつまでもショパン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
読了日:3月9日 著者:中山七里
さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)~要介護探偵の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)~要介護探偵の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
「さよならドビュッシー」の前日譚ということで楽しみにしていましたが、とてもおもしろかった。これだけ魅力的なキャラクターが本編ではあっという間に失われてしまったことがとても残念でならない。もっと読みたい。
読了日:3月3日 著者:中山七里
贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)
読了日:3月1日 著者:中山七里

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